おかみブログ

2010年7月31日

彫金と陶の小さな世界展

小淵沢のギャルリーアビアント。
フレスコ壁画の内装の、とても雰囲気のあるギャラリーです。
アビアント1
今開催している展示がこれ。
彫金×陶=∞ 〜無限に広がる小さな世界展〜
竹内 尋教  水野 里香
アビアント2
若いご夫婦の作品展です。8月30日まで。
アビアントにちょっと用事があって行ったら、ちょうどオープン初日。
2階が貸しギャラリースペースなのですが、階段を登ってまず目に入った小さなおうちに悩殺。
アビアント4
ドールハウスのような、ミニチュアサイズのおうち。
アカデミー賞をとった「つみきのいえ」の世界みたい。
陶の家に金属で小さなハシゴや自転車やイスを作って設置。
その細かさと素朴さが世界の広がりを想像させてくれます。
「素焼きっぽく見えますが、釉薬を一度洗い流してから焼いているんです。」(だったかな)などの説明を丁寧にしてくれる竹内さん。
ミニチュアハウスのほかに、昆虫を忠実に金属で再現したアクセサリーも。
その虫の体の一部に天然石をあしらっています。
ラブラドライト、翡翠、ガーネット・・・
石の自然な輝きが、ちょっとグロテスクにさえ見える昆虫に美しさを与え、気品さえ感じられる作品群。
虫はちょっと・・という人もつい見入ってしまいます。
でもペンダントやイヤリングは、実際に身に着けるのはちょっと勇気がいるかな。
インテリアでもいいかもしれません。
アビアント3
夏の日差しギラギラの、暑い八ヶ岳ですが、
フレスコ画のアビアントの中は外気の熱気も適度に遮断され、淡い自然光がここちよく、やわらかい風も入ってきて、癒される空間です。

2010年7月26日

石の図書館

石屋の事務所の奥に本棚を設置。
今までためておいた、石に関する本をそろえてみました。
本棚
ジャンルは大きく分けるとこのとおり。
●お墓について
 お墓の建て方ノウハウ、宗派による建墓、オリジナル墓石、アーティストの墓石など
石の本2.2 石の本2.3
石の本2 石の本1 石の本3
●宗教学
 仏教、神道、密教、死後の世界、瞑想
石の本3.2
石の本4 石の本
●石仏
 石仏画集、石仏をめぐる、信州の石仏
石の本5.2
石の本6
●パブリックアート
 都会で見る石造物画集
石の本7
●石を楽しむ
 石ころ図鑑、化石、あかりづくり、パワーストーンアクセサリー、造園
石の本8 石の本9
たぶん200冊くらいあると思います。
管理事務が大変なので、貸し出しはできませんが、店内で自由に読んでいただきたいです。

2010年7月25日

はじめてのお泊り会

森のようちえんピッコロでお泊り会がありました。
今年度に入ってから親の都合で(予算と送り迎え手間)月2回ペースでしか行ってないMoo。
「自ら考え行動する子ども」の育成をめざしできる限り手を貸さず見守る、という方針のピッコロ保育には、2回だけの参加では本当は少ないのですが、まあ自然の中で遊ぶという意味ではムダではないかな、というくらいで接してます。
ピッコロのお友だちも、そういうことでいつも行く保育園のお友だちほど親密ではないので、
今回のお泊り会も、参加させようかどうしようか、私もギリギリまで迷ってました。
とにかく、お泊り会の存在をMooが知って、自分から行きたいといえばもちろん参加させよう、と思ってました。
7月に入ると年長組の子どもに先生たちがさりげなくお泊り会のことを促し始めます。
毎日行ってる子は日程も内容も徐々に理解していくのですが、
Mooの場合は7月の初旬に1度その話を聞いて、「ふうん、そういうのがあるんだ」とその場で知ってあとは忘れてました。
ただ、最初聞いたときにお友達に行こうよと誘われたことがうれしかったらしく、最初から行きたいモードにはなっていたみたいです。
そして次の出席日がお泊り会の前々日。
「え?あさってなの?」と急にそのモードになり、はっきりと「お泊り会、行きたい」と言い出したのです。
よし、それなら、と参加を申し込みました。
お泊り会。
家族と離れ、お友達と先生たちだけで園舎に一泊。
他の参加者の多くの子同様、Mooにとっては初めての経験。
どの子も楽しみな反面、不安でさびしい、という気持ちからスタートするみたいです。
「おれ、泣くかも」と宣言している子も。
そんな周りの子の反応もあって、Mooも、参加するとは言ったもののやっぱり前日は不安な気持ちが強くなってきたみたいです。
「明日ぜんぜん楽しみじゃない」などとつぶやく場面も。
で、当日。
いつもと違って昼過ぎ3時の登園です。
その日は朝から保育園のほうを休み、私の買い物と仕事につきあわせたりしながら登園の時間を待ちました。
朝、持ってくものの準備。
Mooはしきりにふとんを気にします。ふとんは保育園に置いてあるので、出る前にとりに行くことにしていましたが、「ふとん、保育園にとりにいかなきゃ」と何度も口にしていました。たぶん保育園に一度は顔をだしたいのでしょう。
ふとんに気をとられていたせいか、下着などの着替え一式をリュックに入れるのをすっかり忘れ。
買い物に出てから二人で気がつきました。
「あーあ」。
「どうする?とりにはもどれないけど」
「このままでいい」
途中で買っていくという選択肢は出てこなかったようで、結局着替えなしで参加することにしました。
なぜかパジャマだけは用意していたのが救い。
登園。参加園児は5人。
他の子たちももう来ていて、ふとんを敷いたり、カレー用の一品持ちより野菜を集めたり、着々と準備が進んでいます。
「泣くかも」と宣言していた男の子はお約束どおりべそべそ泣いています。
それにつられてMooもウルウル。
先生が、親子の別れがしづらくなると察したのか、
「おかあさん、もう帰ったほうがいいかも」と、促してくれました。
それでMooがリュックを置きに行っているすきにこっそり園舎を出ました。
でも。
なんだか私自身納得いきません。
最近のMooはちょっとくらいイヤだと思っても、するべきこと、自分が決めたことは最終的には守る、ということができてきていて、「やっぱり行かない」のドタキャンはないのです。
というより、もともとそういう決心をする子ではない。
それなら、「がんばってね、いってらっしゃい」などの言葉をきちんとを交わしてから別れたほうが、本人も気がすむんじゃないか。
なにより私が、すごーく後味わるい。
車で帰路について3kmほど来ていましたが、「やっぱり戻ろう」と思い返しました。
でもただ戻るのもなんだかバツが悪いなー。もうお泊り会のプログラムは始まっているだろうし、他の子を刺激してもかわいそうだし。
結局、もうひとつ小さな忘れ物(歯ブラシ)をしていたことを思い出し、それを持っていくついでに、様子を見ながら会おうと計画を立てました。
園舎に戻って車道から様子をうかがってみると、もう始まりの会が始まっていて、Mooもとりあえずおとなしく座っている様子。
「こりゃー、出て行かないほうがいいかな、間が悪いな」と思っていると、
ちょうど例のベソかき少年のお母さんがまだいました。
他のお母さんがまだいるならちょっとくらいいいか、と始まり会が終わったあたりでひかえめに顔を出すと
Moo、「なんでもどってきたの?」と不思議そうな顔。
怒るでもなく、うれしがるでもなく、微妙な表情。
「いや、ほら、歯ブラシ。」
「・・・・」
「あと、ぎゅーくらいしよか。」
まあこういう間の悪いことをしたのがよかったかどうかはわかりませんが、
少なくともこの2回目の別れは特に乱れることもなく、淡々と終わったのでした。
そしてあとは次の日の迎えの時間を待つばかり。
予定では歩いて2km離れた店までパンを買いに行き、戻って子どもたちだけでカレーをつくり、花火をしたりして夜をすごし、自分たちから寝ると言い出すまで就寝は促さない。
朝は目玉焼きを作って残りのカレーとパンを食べ、スイカ割りをしたり、ウサギの世話をしたりして、9時過ぎ降園。
ただ、予定は未定で、子どもたちの様子や意思によって変わることもあるそうです。
私の心配ごとはやっぱり着替えを持っていかなかったこと。
水浸し汗まみれになったりしないかな、おねしょしないかな。
とにかくピッコロ園舎は電気はつかないし、トイレは外だし、ほとんど野外キャンプのような環境なのです。
夜おしっこに行きたくなっても、一人じゃ行けないだろうし、Mooの性格上誰かについていってほしいと言い出せるかどうか。
迎えの時間。
ごほうびに帰りに大好きな温泉に連れて行ってあげよう、と下着とワンピースの準備をして迎えにいきました。
着くといつもとかわらないすがすがしそうな顔。
とりあえずおねしょもなく無事一夜を過ごせた様子。
先生からの報告会が1時間ほどある間も、他の子と木登りしたり草をとったり、いつもと変わらないテンションで普通に遊んでいるのが、Mooらしいな、と思いました。
全体としての行事もほぼ予定通りに進んだとの報告でした。
ピッコロらしいMooにまつわる話。
夜の散歩に行こう、と子どもたちが言い出し、行き先も子どもたちが決める。
街灯もない、月明かりも半分しかない、しかも少し曇り空。
まったくの闇の中、懐中電灯だけが頼り。
勇気ある男の子を先頭に5人の子どもたちと先生たちあわせて8人が夜の散歩に出かけました。
Mooはたまたま先生と手をつないでもらっていたのですが、ふいにすっと手を離し、少し前を進んでいた男の子のところへ行って、「ねえ、Gちゃん、こっちでいいの?」と道を確認したということです。
いいとわかるとまた先生のところへもどり、手をつないでもらったとのこと。
「私に聞かないんだよね、子ども同士で確認しあうの」と先生はおもしろそうに話してくれました。
あとで感想をきくと「ちょっとこわかった」と話したそう。
意地をはって「こわくないやい」という子もいたそうですが、そのあたりMooは正直です。
みんなが眠りについたのは12時をまわっていたそうで、これも先生はびっくり。
とにかく無事におわったお泊り会。
小学校へ入る前の年のこの時期、よくお泊り保育というものが取り入れられますが、
「やっぱりこの時期なんだね」と先生は言います。
超えられそうだけど、ちょっと高いハードル。
超えた瞬間喜びを感じることもあるし、あっけなかったと感じることもあるし。
Mooの場合は一見ソツなく超えたように見えますが、誰も気づかない何かをつかんでいるかもしれません。
この一夜で劇的に変わったわけではないけど、
最近ぐっと落ち着いて、すっかり小学生と間違えられるようになりました。
何度か脱皮を繰り返す虫のように、5才半のこの時期、明らかに何かが変わったきたMooです。
お泊り会 ←一夜あけた様子。

2010年7月24日

ブルーベリー最盛期

果物王国やまなしの時期到来!
あちこちの農園でいろんな果実の摘み取りがおこなわれている中、我が家の定番はやっぱりブルーべリーです。
今年も八ヶ岳ベリーの農場に行ってきました。
ブルーベリー農園は数ある八ヶ岳ですが、一度この農場を知ってしまうと、他には目移りできない魅力があります。
とにかく粒が大きい、甘い。
ウチの庭にも3本のブルーベリーがあって、4年目の今年はずいぶん育って実をつけてくれましたが、
なんせ粒が小さくてすっぱい。
ある意味それが野生のブルーベリーらしさなのかもしれませんが、ジャムにしないとちょっと抵抗があります。
その点、「八ヶ岳ベリー」さんのブルーベリーはジャムにするのはもったいない。
ぜひ生食で、摘み取りながらその場で食べたいものです。
網をかけ、鳥の侵入をふせいだ農園。無農薬。
ブルーベリー3
数種類の木が次々と熟して、木によっての味の違いも楽しみのひとつ。
ブルーベリー
ブルーベリーは低木で、小さな子でも手が届く高さに実がなっているので、1才半のTazも大喜び。
ブルーベリー2
30分食べ放題で大人800円、子ども500円。
土日開園。

2010年7月20日

べるがで水浴び!

3連休最終日、八ヶ岳も猛暑になりました。
石屋の事務所は鉄筋造の上直射日光が当たらないせいか、この外気温でも中は冷房をかけたようにひんやり涼しくて快適なのですが(その分冬は底冷えする・・・)、
いくら涼しいからって、こんなに日和がいいのに中でパソコンばかり向いてちゃ、もったいない。
子どもたちも保育園が休みでヒマをもてあましている様子。
よし!外出だ。
近場で気軽にダイナミックな水遊びができるところといえば、白州べるがの親水池。
南アルプスの地形をイメージした石造りの人工池と噴水があって、夏はプールのようになっています。
でもプールほど深さがないので泳ぐ、というより水浴びをするという感じ。
必ず水着になる必要もないので、お手軽。
べるが親水公園3
Tazのような小さな子でも安心して遊ばせられるのもいい。(今回Tazは出かける直前に寝ちゃったのでお父さんとお留守番してもらいましたが)
子どもは水着ですが、親はたいてい足だけまくって一緒に遊んでます。
四方に山と森があって、開放的なことこの上ない。
べるが親水公園1 南アルプス方向を見る。
べるが親水公園2 八ヶ岳方向を見る。
今、白州は首都圏からの観光客の間でも人気とか。
ここでひとつ宣伝。
その人気の白州で、10月9、10、11日の3連休、おらんうーたんのクラフトフェアを初めて開催することになりました。
ウチの石屋も10日に出店します。
今回はべるが主催のオータムフェスティバルに参加するという形。
秋風さわやかな10月。温泉あり、森あり、名水あり、ライブあり、そしてクラフトあり。
詳細はこれから広報されますが、ぜひぜひ予定にいれといてください。

2010年7月18日

ツバメの子

ツバメは5月ごろと7月ごろの2回、卵を産むようで、今はその2期目。
産卵は通常5つ。
今年もウチの軒下にツバメが巣を作りました。
南側の縁側の上に作っていたのが、去年くらいから北側を好むようなっています。
縁側の上では私たち人間の出入りが必要以上にうるさかったみたい。
北側では適度に人間の気配を外敵に感じさせながら、直接自分たちには影響しないのがよかったのでしょうか。
商店街のお店出入り口に堂々と作っているツバメもいるというのに、ウチを選んだツバメはぜいたくなもんです。
でも実は、今年の巣は意外なところから巣の中をのぞくことができるんです。
その巣は去年のツバメが作った中古物件で、新しい巣をつくる手間が省けた、といわんばかりにちゃっかり入居。
その様子は家の階段なかほどにある小さな小窓から丸見えです。
人間に、高い位置から見下ろすように覗かれていることを、このツバメはあらかじめ知ってたのかどうか。
階段を登ってきた内部の人間の気配を感じるとすぐ、抱卵していた親鳥はそそくさと逃げていってしまいます。
「なんにもしないよー」と言ってみるのですが、当然通じない。
うずらの卵のようなまだら模様の小さな卵たちを置き去りにして逃げて、巣の周りを旋回しながらピーピー騒いでるんですから、「しっかりしてよ」といいたくなります。
まあ、そんな風にして、今回ツバメの子育ての様子は毎日つぶさに観察することができます。
昨日、5つの卵が孵っていてふわふわのうぶ毛がついた小さな雛が巣の中でうごめいていました。
ツバメの子1 ツバメの子2
ツバメの子3 ツバメの子4
相変わらず親鳥は用心深く、人が家の中から覗いているという気配を感じて、私たちが見てる間は近寄ってきません。
ほんの一瞬、1秒足らずの時間で、えさを雛の口のなかに押し込んでいるようですが、
決定的なシャッターチャンスはなかなか訪れず。
せめて子どもたちが日々成長していく姿を、2階にあがるついでにそっと見守る程度です。

2010年7月15日

黄色い野花にご用心

いつものように回覧板がまわってきて、今回は強く目を引いたお知らせがありました。
「オオキンケイギクは特定外来生物です。栽培や運搬は法律によって禁止されています」
オオキンケイギク紹介サイト
きれいなんだけど、繁殖力がすごくて他の野花を駆逐してしまう。
そんなやっかいな花なんだ。
でもこの黄色い花、よく見かける気がします。
もし本当にオオキンケイギクなら、「きれい♪」などと愛でてばかりはいられない。
回覧板によると、ただちに刈って枯れるまで天日干しの上、静かに燃えるゴミ袋に入れて捨てること、とあります。
説明には、九州地方の河原に多い、とあるけど、この辺でも繁殖しているのでしょうか。
それ以来黄色い野花を見ると過剰に反応してしまいます。
勤め先の事務所の庭に咲いているもの。
黄色野花2
黄色野花1
似ているけど、葉がぜんぜん違う。
この花ならよく咲いているけど、いわゆる図鑑サイトで見るオオキンケイギクの葉に似た黄色い花は、よく探してみると意外とみつけられませんでした。
ではこの花はなんと言うのでしょう・・・。
ウチの庭にもし咲いたらほっといてもいいのでしょうか。
植物にはトンとうとい私。
黄色い野花といえばどんな砂利地でもしぶとく生えてくるセイヨウタンポポ。
このあたりでは草丈がひざあたりまでくるものもあれば、地面ギリギリで「刈り取られてなるものか」と根を張っているものもあります。
いつか石貼りをしようと砂利のままおいてある駐車場は、ほっとくとタンポポだらけ。
「どんどん摘んでいいよ」とMooに言うのですが、こんなときに限って
「まだ咲いてるからかわいそう」などともっともらしいことを言う。
結局美しいフラワーガーデンにはほど遠く、草花がのびほうだいの、相変わらずの我が家です。
黄色野花3

2010年7月10日

個人情報取り扱いの進化

Tazの1才半健診に行ったあと、母子手帳を会場に忘れてきてしまいました。
合併前は小淵沢町内の、徒歩でも行ける保健センターで行っていた健診ですが、
北杜市に合併してからは市内とはいっても東の端、高根の保健センターで行っています。
往復1時間弱。もし会場から市役所のほうに移管されていたとしたら、さらに南の端の須玉まで行かなくてはいけません。
めんどうだなぁ、でも悪いのは自分か。
ところが。
たまたま同じ保育園児のお母さんがいて、渡しましょうかと言ってくれ、預けたとのこと。
担当の保健師さん、
「母子手帳は個人情報ですからどうしようかとは思ったんですが、またこちらまで出かけていただくのもご面倒だと思って、そのお母さんのご好意に甘えてしまったんです。一応ちゃんと封筒に入れてテープで止めておきましたので、大丈夫かと思います。こちらも気がつかなくてすみませんでした。」
なんと。助かる上、安心丁寧な対応で、ありがたいです。
かつてMooの母子手帳交付のために小淵沢の保健センターへ行ったのは、6年ほど前のこと。
そのときは玄関先のカウンターで、事務所内にいる職員さんから
「ではこれに記入してください」
と、大学ノートとペンを渡されました。
記載事項は「名前」「住所」「電話番号」「初産婦か経産婦か」などだったと思います。
項目名がノートの1行目にかかれ、手書きで縦線を入れたところに順番に記入していきます。
つまり、前の人の記述をすべて見ることができるというわけ。
私の妊娠はそこで後の記載の人にばれ、その人がたまたまよく知ってる人だったため、井戸端会議のネタとなったのでした。
まあ狭い町内ですから記載される人は遠かれ近かれたいてい知ってる人ですし、それがなくても噂になるのは時間の問題だったと思います。
何にしてもおめでたいことだからいいじゃない、という考えも。
しかし、今ではちょっと考えられない行政処理なんじゃないでしょうか。
その後、北杜市の処理も改善(?)され、母子手帳をもらうときは、申請用紙を市健康増進課に直接提出する方法になりました。
その分、用紙には家族構成、勤め先、子育て環境や心配事など、事細かな記載事項があり、市が各家庭の把握をしっかりできるようになっています。
同時に保健師さんからたくさんのパンフレットと妊婦の心得や子育て環境へのアドバイスを受けます。
ノートに書いて袋一式渡されておわり、とはずいぶん変わったなぁ、と思ったものです。
ところで、今回Taz母子手帳の受け渡し役を買って出てくれたお母さんは、
Mooのとき、私の直後に母子手帳交付の受付をしてノートで私の名前を見た人の、身内の人でした。
なんだかこっ恥ずかしいけど、そんなことがきっかけでちょっと親しみを感じる妙なご縁です。

2010年7月6日

夏服!

小淵沢でかわいい服をゲットしようと思ったら。
やっぱりジーン・ナッソーズ。
馬術競技場隣のサンディアカフェの一角にある小さなログハウスが店舗です。
1007ジーン1
7月15日からサマーセール。
今日はメンバーズセールということで、一足早く遊びに行ってみました。
1007ジーン2
あ、かわいいスカート。
今年の流行、サンドレスにもなるタイプです。
1007ジーン3
小淵沢でジーンの服を見ていると、たぶん都会のビル街で売ってるのとはまったく違う印象を持つはず。
自然界もやっぱりおんなじようにいろんな色や柄にあふれてるって、周りの風景にも目がいくようになるのです。
決してジーンの服が、いわゆる生成り色とかベージュ、茶、草木染め色のようなアースカラーばかりではないのだけど、
むしろすごくビビットな色をコラージュしてるんだけど、
それでも今だったら、たとえば梅雨の晴れ間に見える青空だとか、濃い緑の葉だとか、テントウムシの羽の色だとか、そんなのに目がいく。
日本の風景色彩って、なんてきれいなんだろう。

2010年7月1日

高原の中の母子像

マリア像と八ヶ岳1
マリア像と八ヶ岳2
マリア像と八ヶ岳3
毎日雨の予報なのに、意外と半日以上晴れたりしている今年の梅雨です。
久しぶりに八ヶ岳の全景が見えた日の正午。
母子像を連れて撮影の旅に。
おともだちになった、宮城の石アーティスト・石神彫刻工房さんの「石んこ」のひとつです。
勝手にマリア像と言ってるのですが、
こんな日はマリアさまじゃなくても思わずわが子を草むらでぎゅーっとしたくなります。