おかみブログ

2010年9月29日

文句なし、八ヶ岳の秋

初秋、中秋、晩秋、とニッポンの秋には大きく分けて3段階あって
今年は初秋がいつだったの?とツッコミたくなりますが、
いよいよ八ヶ岳も中秋まっただなか、というかんじです。
実りの秋。上笹尾の田園。
みのり1
みのり2
八ヶ岳の10月はイベントめじろおし。
夏の喧騒が過ぎ、気候的にも一番すごしやすい時期。
収穫が終わって、寒くなる手前、このエリアで盛り上がるイベントといえば
そう、ハロウィン!
Mooはもう一年も前からハロウィンに参加することを楽しみにしています。
今年はランプスロッジさんで主催するイベントに参加するつもり。
最もオーソドックスな企画で、夜こどもたちが仮装をして近所の家々をまわってお菓子をゲットするというもの。
10月31日、馬術競技場付近の通りにはかわいいオバケや魔女たちが出没することでしょう。
大人もついでに仮装しようともくろんでいる最中。
そろそろ衣装準備にかかります。

2010年9月27日

小淵沢エコーコーラスのコンサート

小淵沢エコーコーラスは、小淵沢を拠点に活動するアマチュア混声合唱団です。
昨年なんと50周年を迎え、歴史も古い。
来月、50周年記念コンサートが行われます。
その司会に、と声をかけていただきました。
昨年の池辺晋一郎氏を迎えての小淵沢音楽祭でのコンサートでお引き受けしたつながりです。
司会は学生時代の放送部でかじった程度ですが、そんな私でよければ、と今年もお受けしました。
で、先日リハーサルに行ってきました。
とても元気で、深みのある、美しい歌声のコーラスグループです。
池辺晋一郎氏作曲が北杜市のために作曲した混声合唱組曲や
エコーコーラス1
画家金子徳之さんの切り絵のスライドをバックに歌う童謡、
エコーコーラス2
雰囲気を変えて、なつかしのポップスでちょっとスウィングしてみたり、
エコーコーラス3
そしてこれも聴きどころ、足立舞さんによるバイオリン伴奏と独奏。
エコーコーラス4
これはいいです!やわらかくてせつなくて。
生のバイオリンだけ、ってあまり聴く機会がなかったから。
この間パンフラワー体験でバイオリンの形の小物入れを作って、ハマっているMooにも聞かせたい。
メンバーの方いわく、平均年齢65才だそうです。
「おや、やよぶさんもいよいよお母さんですか」
「ええ、まあお母さんは前からで、3人目なんです・・・」
「ほぉー、若いのに3人も。たいしたもんですねぇ」
(「・・・ぜんぜんそんなに若くないんですけど」)
その世代の方から見ればまだまだ若造に見えるんでしょうね。
創立50周年記念コンサートは
10月24日(日)14時開演
長坂コミュニティホール

入場無料。ぜひお越しください!

2010年9月25日

助産院の様子

3人目のマタニティーライフもいよいよ8ヶ月目に入りました。
今回は2人目以上にあっという間に過ぎていきます。
そしてぜんぜん特別な出来事、というかんじがしない。
昔の人はこうやって、5人も6人もフツーに産んでたんだろうなぁ、と改めて想像したりします。
まず病院との距離が上2人と決定的に違います。
北杜市には分娩できる施設がないので、諏訪か韮崎・甲府へ流れます。
なんとなく、せっかくだから今回は違う形で産もうと思いました。
上2人は諏訪のクリニックに通いました。
産婦人科専門の、ゴージャスな個人院で、日程も検査も指導も徹底的に管理され、資料も豊富、至れり尽くせりの健診でした。
8週目に入るか入らないかくらいで、もう分娩の予約をとるよう勧められます。
9ヶ月目に「お腹が張る」と訴えると、早産がいかに大変か(妊婦本人だけでなく病院側にとって)を切々と語られました。
分娩を扱っている病院が減ってきて、扱う病院にしわよせが行ってるからとのこと。
産科の現状を思い知らされる気がしました。
今回は、あまりそんな危機感を持たずに、するすると時間が過ぎていきます。
普通に産める、というヘンな自信があって、今回は助産院で産もうと決めました。
10週目頃初めて電話をすると、
「おたく何人目?いつの予定?」とややぶっきらぼうなオバチャン声。
「ああ、3人目なら別に(説明は)いいね」
「・・・健診もそちらでお願いできるんでしょうか」
「そうだね、一回N医院(産婦人科・小児科・内科/分娩は行っていない)行ってきて」
「いつ頃いけばいいですか?」
「別にいつでもいいよ、明日あたり行ってくれば?」
「えっと、いきなり明日はちょっと予定が・・・」
と、かなりアバウト〜な印象。
まあ、こちらも今のご時世ネットでいくらでも週数や予定日は自動計算できるし、正常な場合の今の週数がどういう状態かもわかってて、体調を客観的に見ることもできます。
お産って、ほんとに経験仕事だなぁ。
ただ、きちんと健診にだけは行っとこうと決めていました。
子どものためにも自分のためにも、そして医療社会のためにも定期健診は必須です。
ですが、初めに行った病院は助産師さんの指定のところではないところに行ってしまいました。
特に深い理由があったわけではないのですが、ネットで口コミ情報があったから。
Fクリニック(同じく産婦人科・小児科・内科、分娩取り扱いなし)の先生は少々硬い口調で、
てきぱき淡々と数字の説明をしてくれました。
以前の病院では検査数字の見方をこれほど詳しく教えてくれなかったので、勉強になりました。
そこに3回ほど通い(つまり3ヶ月期間)、そろそろ助産院に行こうと思ったところで、もう一度助産院にTEL。
そしたらやっぱりN医院と提携しているせいか、そちらに行ってから来るように言われたので、
今度こそN医院に行きました。
「かくかくしかじか、助産院で産むつもりなんですけど、そちらに一度行っていいですか?いつ行けばいいですか?」
「定期健診は平日の午前中です。」
予約とかしなくていいのかなぁ、と半ば不安になりながら登院。
すると、
「え?まだ助産院で診てもらってないの?こまったなぁ、先にこっちへ来るケースは初めてだからなぁ」
と、結局診察なしで帰されました。
初めて、っていっても、おたく専門家じゃないの??
要するに・・・
健診から分娩まで一貫した病院じゃないせいか、あっちこっちへふりまわされるハメになった前期だったという感想です。
別に気分を害したわけではないけど、こりゃ自分がちゃんとしなきゃ、と改めて感じたのでした。
さて。
そんなこんなで助産院に通い始めてやっと3回目が過ぎました。
この助産院の最大の魅力は、赤ちゃんを赤ちゃんとして扱ってくれることです。
つまり、妊婦の体内物質の症状を診る、のではなく、一人の人格として看てくれるのです。
エコー検査のとき、助産師先生はすごくすごく時間をかけます。
体の各部位の様子を、異常がないかだけでなく、この子がどういう気持ちでいるかを説明しながら見せてくれます。
そして赤ちゃんに話しかけ。
「あかちゃーん、先生の声覚えてる?いいかい?ちょっとお写真とってあげるからね、おててはずして30度右に向いてくれる?ほら、お母さん笑ってて、信じてないでしょう。赤ちゃんはわかるんだよ、みててごらん、ちゃんと言うこと聞くよ」
その言葉のとおりになったかどうか、いまいちエコー画像の見方がわからない私には不明ですが、赤ちゃんはほんとにちょっと体勢を変えたようでした。
「話しかけるの、とても大事だよ。赤ちゃんは全部わかってるから。話しかけてるお母さんの声はちゃんと覚えてるんだよ」
この助産院では先生の娘さんも助産師で、骨盤ケアの指導をしてくれます。
最初の子のときほど痛くはないですが、私は妊娠初期から腰痛に悩まされるほう。(既にゆるんでしまってるから?!)
現代女性は昔のように体を使う仕事をしたり、歩いたりしないので、骨盤がゆるゆるになってしまってるそうです。
臨月でもないのに骨盤がゆるいと、赤ちゃんが必要以上に下がってきてしまって、成長に悪影響を与えたり早産の原因になったりするとか。
早産もイヤだし、産後、タダでさえデカいケツをこれ以上緩ませないためにも、今からしっかりケアします。
使用するのは業界でも有名なトコちゃんベルト。
今年の夏は思い出すのもつらいほど、猛暑でした。
仕事も前のようにフルタイムでないのをいいことに、だらだらと横になったりしながら、ただひたすら暑さをしのぐことばかり考えていた夏だったように思います。
おかげで畑は荒れ放題、まったく地主さんに申し訳がたたない。
そんな夏も急に去り、足元ひんやりの秋が昨日、駆け込んできました。
それでやっと師走の出産が現実味を帯びてきました。
秋のイベント、仕事、旅行の予定もある中、いよいよマタニティーライフは輝けるラストスパートを迎えます。

2010年9月20日

石あるくのオープンアトリエ

オープンアトリエ中日。
昨日はお休みとフリーペーパーに載せてあった石あるくにとっては、実質初日です。
お天気も上々。さわやかな秋晴れの日となりました。
オープンアトリエ-1
午前10時開店。と、ほぼ同時にさっそくご夫婦のお客様が来てくださいました。
富士見に別荘をお持ちで、富士見から一番近く、石にも興味があったということ。
確かに、オープンアトリエに参加している工房で「石」は他にないし、小淵沢エリアの工房も少ないので、
マイナーではあるけれどおもしろいかもしれません。
(おらんうーたん全体でも「石」はウチ1軒しかないです)
展示コーナーには自然の石の持ち味をそのまま活かした花器や
オープンアトリエ-6
いろんな文字彫刻ものを並べてみました。
オープンアトリエ-4 オープンアトリエ-2
表札サンプルは八ヶ岳オリジナルバージョン。市の鳥・ふくろうです。
オープンアトリエ-5
そして、午後イチ。続々と家族連れのお客様が来てくださいました。
そろって、表札づくりを体験。
体験コーナー-1
石板にマスキング用のゴムシートを貼って、好きな絵や字を書いていただきます。
そして、それをカッターで切って、抜く。
体験コーナー-8 体験コーナー-3 体験コーナー-7
けっこう時間がかかって根気のいる作業ですが、皆さん真剣!
小学生未満のお子様は絵を描くところまで、あとはお母さんが一生懸命切ってくれました。
小3の女の子は全部自分でできました!
「僕らもやりますか、Iさん。」とお互いを励ましあいながらお父さんたちも立体彫刻に挑戦。
ノミとツチを使っての、本格石工体験です。
ノリのいいお父さんたちでありがたい!
体験コーナー-9 体験コーナー-10
使ったのは抗火石(こうかせき)というとてもやわらかい石。
すごくボロボロするので、カッターやドライバーみたいなものでちょっとした衝撃でも崩れます。
だから緻密な彫刻には向かないけれど、素朴なお地蔵様や粗い文字彫刻を初心者がやってみるにはいい。
抗火石の説明はまた今度。
個性あふれる、いろんな作品が仕上がりました!
体験コーナー-2 体験コーナー-6
体験コーナー-11 体験コーナー-4
いろんな人と出会えて、石の楽しさを知っていただけてよかったです。
明日もやります。どうぞお越しください。

2010年9月15日

石のイベント開催!

おらんうーたん(八ヶ岳アート&クラフトネットワーク)参加イベントです。
9月18日(土)から20日(月)にあちこちの工房を見て歩く「オープンアトリエ」。
作品展示、作業見学のほかにクラフト作りの体験ができたり、お茶を出してくれるアトリエもあります。
さて、当店「石あるく」は。
18日・・・作品展示。ウェルカムプレートなどの文字彫刻品、自然石で作った花器など。
19日・・・上記のほかにイベントやります。
      <体験コーナー・表札をつくってみよう>
       石板にカッティングシートを貼って、絵や字を書いて、カッターで切って、ブラスト彫刻。
       オリジナル表札のできあがり!1回500円。
       表札
      <見学コーナー・石彫り作業を見てみよう>
       職人がつけもの石を作っている作業場をごらんいただけます。
20日・・・チラシには載せてませんが、ご希望があれば、19日と同じように表札づくり体験ができます。
↓オープンアトリエのお知らせはこちら
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石あるく

2010年9月14日

秋の味覚!今年の第一弾<栗>

今日は月に2回の野外保育、ピッコロの日。
森の栗の木の下には既にたくさんの栗が落ちていました。
ほとんどが虫に食われているのですが、一個だけ、とびきり大きなきれいな実を見つけました。
「一個だけだけど、茹でるか」
「うん!」
楽しみにしながら帰る途中、用事があって行きつけの美容院に寄りました。
Mooもちょっとだけカットしてもらい、きれいになったところ、美容院のお母さんが
「栗あるんだけど、いる?」
なんとタイムリー!
一個だけだとやっぱりさびしいですもんねぇ。
買い物袋いっぱいにいただいた栗、2回に分けて鍋と圧力釜の両方で茹でてみました。
栗1
栗2
栗3←左がMooの拾った栗。大きい!
圧力釜のほうはちょっとエグミが残りましたが、両方ともホクホク!
おいしくいただきました〜。
明日は栗ご飯にしてみよう。

2010年9月7日

秋空

100907.jpg
朝晩涼しいです。
日中は相変わらず酷暑ですが。