おかみブログ

2011年4月29日

彩りもきれいなベジごはん

高根町五町田のcafe pot。
もと「なかみせ」という婦人服・雑貨屋さんを改造したカフェ。
ベジタリアン仕様のランチセットや、和風スイーツ、番茶など健康的なお茶・・・、
体に優しいメニューばかりなのです。
店内内装やテーブルも木とリネンのナチュラルテイスト。
行き来の激しい県道沿いですが、中はおしゃれで静かな空間なのも、居心地よいです。
今日は自宅づくりでお世話になった設計の先生とランチをご馳走してくださいました。
ランチセットにおいなりプラス、スイーツとコーヒーまでついたフルコース。
野菜だけでも旨みがしっかり出たそぼろ丼に舌鼓。
幸せな昼食でした。
cafepot1.jpg 野菜そぼろ丼。
cafepot3.jpg 豆乳プリンにのせちゃいました
cafepot2.jpg 先生の注文したベジカレー。
八ヶ岳は人口比率の割りにこういう食事を好む人が多く、
知り合いにもよく会います。
今日はガラス作家の七尾さんとお会いしました。
4月29日から5月8日まで、ギャラリー「花のワルツ」で個展開催のご予定。
こちらも楽しみ。

2011年4月28日

回覧板日和

組の回り番役員になって、ご近所への配り物をする機会が増えました。
今日みたいな日はKuhとお散歩がてら回るのが気持ちいいです。
回覧板1
回覧板2
回覧板3
新芽が出てきた竹やぶの中にたたずむお観音様。
回覧板4

2011年4月26日

言葉のキャッチボール

言葉を誰かに届けるやり方はいろいろある。
文字を使わない、会話の場合でも千差万別。
相手の目を見て言う。
耳元でささやく。
そっぽを向いてはき捨てる。
あたまごなしにどなる。
抱きしめながら背中越しに語る。
昔、お芝居をかじっていたとき、言葉のキャッチボールを練習した。
なにかを言いながら、実際にボールを相手に渡してみる。
言い方によって、ボールの投げ方も変わる。
忙しくて、もしかしたら忙しがってるだけで、
言葉のボールをちゃんと相手の手の中に手渡すことが少ないかもしれない。
ボールを投げて、拾わせる、取りに来させる行かせる、投げておいてそのままになってる・・・。
相手のボールもちゃんと受けてあげない、拾ってあげない・・・。
メールや掲示板やつぶやきや、時間差返事がOKなツールが増えて、
自分の都合のいいときだけ受けたり発したりできる世の中になってきてるけど、
子供との会話までそんな風になっちゃいけない。
話をきいてほしいときに「今忙しいからあとで」
遊びに夢中になってるときに「今日どうだった?」
そんなんじゃグレちゃうよなぁ。
・・・と反省するのも、都合のいい時間だけだったりして・・・(汗)
ところでツイッターって、特定の相手へのつぶやきも自分のタイムラインに出るようになってるのね。
もちろんつぶやいたことは相手に通知が行くけど。
これってキャッチボールどころか、ハンカチおとしのよう。

2011年4月24日

オオイトザクラと松向の里

雨のあとのすがすがしい青空。
ちょっと早い五月晴れ。
久しぶりに富士山もくっきり見えました。
アサイチの写真を撮るにはちょっとお寝坊してしまいましたが、
娘たちと写真撮影へ。
今週は小淵沢(標高850m前後)が開花のピーク。
今日の目標地点は「神田・オオイトザクラ」です。
オオイトザクラ3
ちょうど特急が来ました。
樹齢400年。
県の天然記念物のしだれ桜は、今樹形修復中。
柵で囲われて触れられないようになっています。
その柵は全く情緒がないものですが、まあ、今後も長く楽しむためには必要な入院ベッドなのかもしれません。
この記念碑は20年ほどまえに石屋の先代が建てたものです。
桜に合わせて赤い御影石で里全体の華やかさを演出しようと提案したとのこと。
オオイトザクラ2
オオイトザクラ自体は広い田園の中にぽつんとあり
今は治療中ということもあって
遠くから見るとなんだかさびしい感じもしますが、
桜のある松向地区は孫・ひ孫の木が各家にあり
そういう民家では他にもいろいろきれいな花の木を植えていたりして
里全体がたくさんの春色に包まれています。
駐車場は離れているので、ぜひゆっくりと散策をたのしみたいところ。
ということで、以下松向の里に咲く桜たち。
部落墓地。
オオイトザクラと南アルプス、八ヶ岳も望む絶景ポイント。
オオイトザクラ4
松向集落内にある小さな祠と石仏群。
オオイトザクラ5
女の子二人だと、こういうショットも絵になる。
道行く人たちに微笑んでもらいました。
オオイトザクラ6
そして、こちらは石屋の工場前。(松向ではないですが)
トレードマークの布袋様としだれ桜。
大おかみが「Mooちゃんのランドセル持ってきて」というので、
小道具付で家族記念撮影しました。
布袋様

2011年4月23日

北杜市の教育ファームに入りました

北杜市食と農の杜づくり課で企画している市内の小学生対象の教育ファームにMooと参加し始めました。
1年を通して10回の畑作業を体験するもの。
キャラクターが「ハラ・ペコちゃん」。
某菓子メーカーのキャラクターにこんなに類似していていいのか?!
でも子供には大人気です。
今日は初日で、開校式とジャガイモの定植の日です。
朝からあいにくの雨になりました。
が、「こういう自然とつきあいながらの作業だということを、逆に知ることができる」とスタッフさんの言葉。
親子参加ですが、完全に子供たち主体で講義や作業を進めてくれ、食育の場の提供をがんばってくれているなぁと感心しました。
ごはんが食べられるようになるまで、どれだけの人が関わっているか。
スクリーンで説明。
種イモを切り、切り口に石灰をまぶします。
一つ一つつけるやり方もありますが、今回はたくさんの種イモにいっぺんに石灰がつくよう、
ブルーシートの中でからあげのようにまぶしました。
教育ファーム1
小雨の中、畑へ移動。
すでに土壌も整備され、畝までつくっていただいてあります。
じぶんちの家庭菜園だと、この時点まで準備するのが大変で、ついつい挫折してしまうのよね…。
教育ファーム3
親は見学、子供たちだけ実際に定植作業をさせてもらいます。
真剣な表情。
教育ファーム4
今日の作業を後でおとうさんに報告するMoo。
「ブルーシートの中でみんなでぎっこんばっこんしながら灰をつけるの」
「「大人の足だと1つ分、子供の足だと2つ分(の間をあけて植える)」
「はつか大根はジャガイモの芽が出る前にできるから、同じところに植えた」
そんな説明をきちんとできました。

2011年4月22日

カエデ、植樹

県の木・カエデを植えよう、という「御下賜100周年記念事業」。
カエデの無料苗配布を以前申し込んでいましたが、3日ほど前に届きました。
3月中に配布されるはずが、地震で遅くなっていました。
なんでも、苗を生産している農家が福島県にあり、出荷が滞っていたとのこと。
あまり被害の大きな地域ではなかったのか、無事搬送できて、よかったです。
それにしても県の木なのに、福島から買ってるんだ・・・。
被災地(の近く)から来た木が、山梨県で育っていくとは、なにやらえにしを感じますね。
カエデ植樹

桃源郷は花ざかり

韮崎・新府城跡付近の桃畑。
今が花のさかりです。
新府桃畑1
新府桃畑3
新府の桃源郷は眺めを楽しめることはもちろんなのですが、
いわゆる桃畑なので、生産の場でもあります。
散策している人もいますが、今は受粉作業の時期で、農家の方が作業に出ていました。
そんな中をちょっとお邪魔します。
新府桃畑2
新府桃畑4
まだ若葉の出ていない、この時期の山。
桃の濃いピンクは大胆な山の大きさすら演出します。

2011年4月17日

春のべるがクラフトフェア

おらんうーたん主催のクラフトフェアinべるがが16,17日に行われていました。
前回、大谷石の石窯を出品してピザを出したり、石小物を並べたりしましたが、
今回は乳児もいることだし、見学に専念することにしました。
実行委員の思惑どおり!
白州武川方面の桜がピークです。
べるが自体は園内にあまり桜はないのですが、清春芸術村、神代桜、真原などなど近くに名所も多い。
加えてあちこちの雑木林の中や公民館、お墓、学校、河川敷・・・ちょっとした花見スポットがいたるところにあります。
我が家も今日はまずは花見。
サントリー白州蒸留所やシャトレーゼ工場などの近く、前原地区の河川敷に広がる桜並木の下でお弁当を食べました。
白州花見1
白州花見2 白州花見3

2011年4月14日

それぞれの新学期

4月も中旬。
世間では震災から1ヶ月、という言葉が聞かれるようになりました。
庭のトサミズキが満開。
桜もつぼみがふくらんできてます。
トサミズキ1 トサミズキ2 トサミズキ
もくれん 満開の白木蓮と甲斐駒。
梅 梅も満開。
小1のMooは毎日テンションが高いです。
苦手な早起きもがんばってます。
いつまでもつことやら。そして私も。
「どうしてもやりたい」と何度も言うので、それならとはじめた某大手の通信教育。
4月号は入学前にやってしまったので、少々もてあまし気味。
入学したてはそういう子が多いんでしょうね。
WEB版にはさらに勉強したい子のためのドリルやクイズ問題もびっしり。
いずれ飽きるだろうけど、いまのうちに利用できるものは利用しましょ。
登校
Tazは進級早々水疱瘡に。
小さい頃にかかると軽くてすむという水疱瘡。
園では登園禁止になるけど、熱が出たときにはもう感染力を発揮しているらしいから、保育園で熱が出てあわてて帰されても、その時点でもう他の子にうつっているとみていい。
それでも感染を免れた場合は、逆に「ちょうだい!」と移されたがってる親も多いのです。
Tazはかかるタイミングが微妙でちょうど進級とほぼ同時にかかってしまったのがちょっとやっかいでした。
新しい先生やお友達になれる前だったので、復帰して登園し始めた昨日今日は保育園につくとないてしまう始末。
めずらしい。いつも親なんかほったらかしでさっさと遊びはじめちゃう性格なのに。
そしてKuhは初めて立て抱きスリングだっこでお散歩に行きました。
お天気ニュースでは5月の日和とのこと。
北野天 犬の日にお参りした近くの北野天神社。
誕生のお祝いに町から紙おむつをもらえるので、取りに行くのです。
震災があってから、おむつはなるべく被災地にまわしたいと心がけて、買い足さず布おむつでがんばっていました。
そうするうち、震災前に買い置きしてあった新生児用おむつが少し小さくなってしまったよう。
そこで次の段階のSサイズをもらうことにしました。
誕生から6ヶ月が配布期限です。
保健センターにはおむつの在庫が全種類ありました。
こういう事態のときに、いつとりにくるかもわからないおむつを在庫させておくのは、大変気が引けました。
夫と私は相変わらず。
春だからそれぞれなにか新しいことを始めなきゃとお互い鼓舞しています。
とりあえず、私はそろそろ太鼓の練習を再開させたいと思ってますがね。

2011年4月12日

入学、そして政府からのおてがみ

長女Mooが小学校入学式を迎えました。
本当に、家族そろってこの日を迎えられることに、感謝の気持ちでいっぱいです。
入学式は春らしい、とてもよい日より。
私は石屋の大おかみから譲り受けたピンクの色無地を着ました。
夫のときも大おかみはこれを着て行ったそうです。
今年は特に赤ちゃんもいるし、朝は忙しいから着付けに行ってる暇はないだろうと、自分でがんばって着たので、
ちょっと(かなり)着崩れてますが、まあ半分自己満足の世界だから、今回はいいや。
・・・でもお太鼓が落ちてダラリになっていたのを先生に直していただいたのは、さすがに恥ずかしかったな。
しっかりしてるんだけど、私と同じであちこちに気が散るMoo。
先生のお話中、さっそく防犯ブザーを鳴らしてしまって、教室中にすごい音。
まったくマンガみたいな展開です。
そんなこんなで1年生が始まりました。
はじめの一週間は怒涛のようにプリントが渡されます。
行事のお知らせや宿題プリント、登下校の諸注意・・・。
そんな中に混じっていた文部科学省からの手紙。
政府が一斉にこの文書を学校に流すこと自体が異例で、びっくりしました。
大臣の音読よりプリントのほうが心に響きましたが。
(官僚のシゴトがよかったってことか?!)
しかし、とにかくこの異例の時勢に小学校にあがり、ピカピカの学用品の中、そわそわワクワクしながらテンション高く1年生がはじめられたことは、本当に幸せです。