おかみブログ

2014年3月19日

待ちに待った山里の春

あさっては春分の日、春のお彼岸です。
「国民の祝日に関する法律」によると「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日だそうです。
ちなみに秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日。
今年は2月に山梨県史上最大規模の大雪災害にみまわれ、みんな大変な思いをしました。
農家のお宅ではハウスが全壊したり、フロントガラスが落雪で大破したウチのレガシイも廃車にする方向で検討してたりして、まだまだ完全復活というわけにはいきませんが、
それでもありがたいことに、春はちゃんとやってくるものです。
ここ数日の暖かさで一気に雪もとけ、いろんな木のつぼみが膨らんできているのを目にします。
ほんとに、今年ほど春の訪れが待ち遠しかったことはありません。
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そんな中、お墓にも墓参の方がちらほら。
あたらしいお花が飾られるお墓が増えてきました。
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昨日冷たい雨が降る中、テントを張って仕上げの作業をしたお墓が無事完成。
今日は青空のもと、美しい姿をみせてくれます。
お兄さんの命日に合わせて、お彼岸までに、とお約束していたもので、
なんとか間に合ったよかった。
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中国の昔の書家・王羲之の書体による「和暢」の2文字を表に彫ったデザイン墓。
王羲之の文章「蘭亭叙」の冒頭に出てくる「恵風和暢」からとったもので、
暖かな春風が吹いて心が穏やかになる様子を表しているそうです。
まさに、今年の春彼岸に開眼するお墓にぴったり。
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このお墓をお参りするたびに、春風のような優しい気持ちになって、ご家族が穏やかに暮らせますように。