訪ねてくる人への手紙

Tさん家族がお墓を建てるきっかけになったのは、妻N子さんの実家の両親と妹を迎えること。
夫Kさんが次男でまだお墓を持っていなかったので、せっかくなら両家のお墓としてそれぞれのご先祖を供養しようということになりました。

N子さんの妹T子さんは3年前まだ若い50代で世を去ることになってしまいましたが、
T家の子どもたち孫たちとも深い親交で結ばれていました。

墓石デザインや彫刻図案には長女のE子さんが積極的に考え、家族の意見のまとめ役になってくれました。
「お墓に行ったとき、まず『来てくれてありがとう』と私たちを迎えてくれる、それから石碑に手を合わせると自然に『感謝』の気持ちが湧いてきます。胡蝶蘭の花ことばは『愛情』。おばちゃんやおばあちゃんおじいちゃんのやさしい気持ちが、小さなこの子たちにも受け継がれていくと思います。お墓って、ご先祖様からの手紙みたい。」

お墓にちりばめられたキーワードが、T家のお参りストーリーとして受け継がれていくことでしょう。


施工例一覧