あまねく幸せの場

父の逝去をきっかけにお墓づくりを考えるようになったYさんご家族。
主として守っていく長男Iさんの居住地の共同墓地に墓所を得ることができました。
家族みんなで集うのに十分な広さがある墓地です。

外周にを自然石をまわし、メインとなる碑石も自宅の庭にあった八ヶ岳の地石の中から形の良い一つを選びました。
そして、表には長女Kさんの提案により、故人の名前の一文字から「周」の字を。 
「周の字は田を囲んで食べ物がみんなの口にいきわたり、周く(あまねく)幸せになる、という意味をもつのだそうです。
家族への愛情がここに来ると実感できる気がします」。
家族みんなで周く幸せを分かち合う場ができました。

造り込みすぎない自然石のお墓は八ヶ岳ならでは。
劇的なデザインが神聖な空間をつくりだします。
 
 
「周」を古代文字で表現。田の下の口が笑っているよう。

 
「おじいちゃんにお礼を言ってから、お墓に納めようね」
納骨前の大切な時間です。


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