改修前
何代もつづき、古くからのお石塔もたくさんあるお宅です。
もう土葬をすることは今後ないだろうとの判断で、敷地内をすべて砂利敷にして防草対策も兼ねます。まず石で囲う周りの部分に基礎を施します。
囲われた内部の土を持ち出し、砕石で固めます。凍み上がるのを防ぐ意味もあります。
外柵の据付。アンカーボルトと金具で留めます。地震にも強い方法です。
台座の甲ピンが少しくるっていたので、一度取り外してきれいに洗い落とした後、また据付ます。
防草対策として、厚手長耐久の防草シートを敷き、化粧砂利を敷きます。
完成
古いお石塔も簡易研磨のクリーニングを行い、見違えるようにきれいに。文字やお地蔵様の形もくっきり現れました。早世した人の個人のお墓も新設され、先祖を大切に思う気持ちのあふれたお墓となりました。
