お知らせ

2013年5月10日

14号 2013年4月発行

対談・職人気質 -その道のプロにきく仕事へのこだわりとご先祖祀りについて思うこと-

第7回 生き物の尊い命に感謝、有志で建てた慰霊碑〜
 
㈱シミックバイオリサーチセンターの皆さん
(話し手:ビジネスサポート部・正木文夫さん)


― 動物を使ってどんな試験をしているんですか?
 マウスやウサギ、イヌ、サルなどを使って、医薬品、
健康食品、食品添加物、農薬などの安全性や有効性
を研究しています。
 
― 資生堂が先日「動物実験は行わない」と発表していましたが、行わなくても済むものなんですか? 
 大手の化粧品会社では動物愛護の精神から動物実験をやめるのが主流になってきています。既に安全性が確保されていて美を求めるためということなら確かに動物実験はなくても可能でしょう。ただ、生死に関する分野では動物実験は必須です。そんな犠牲の上に私たちの文明が成り立っていることを忘れてはいけません。
 
― 御社が認証を受けているGLPとAAALACというのはどういうものですか?
 GLPは化学物質などの安全性を、動物実験や細胞実験を用いて正しく検査できる機関として国が認めているもの。AAALACは人道的な動物の管理のもとで実験を行っている機関としての国際基準です。具体的には、あらかじめ試験操作手順書と試験計画書を作成すること。それに従い正しく試験を行い、その記録を残すこと。内部監査機関を置き、データの信頼性を確認して保証すること。試験にあたっては動物数は必要最小限にすること。実験動物の飼育環境に配慮すること。苦痛は最小限にすることなど細かい取り決めがあります。データの正当性と信頼性を確保しつつ、尊い命に最大限配慮しています。
 
― そうした愛護の精神から、このたび動物慰霊碑を建立することになったんですね。
慰霊碑建立の前にも毎年慰霊祭は行っていましたが、やはり形あるものが必要だろうと。動物実験を行う企業としては当然の事業だと思います。


― 会社の経費ではなく、有志の寄付金を集めたと聞いていますが。
社員はもちろんのこと、グループ本社の代表やグループ関連会社からの有志の寄付で建立しました。入魂慰霊祭ではグループ本社の代表も出席し、盛大に執り行うことができました。個人から募ることでより自分自身の仕事との意識を高められたと思います。


GLP=Good Laboratory Practice 優良試験所基準
AAALAC=Association for Assessment and Accreditation of Laboratory Animal Care International 国際実験動物管理公認協会
 

2013年4月25日

ころころ通信14号発刊しました

石や・ころころ通信、14号を発刊しました。
ご縁のあったお客様をはじめ、北杜市内や富士見町の親しいお店にも置いていただいています。
 
今回のコンテンツは
●家族で信濃町に行ったこと。信濃町がふるさとの小林一茶についてと、俳句つながりで蔦木宿の梅並木について。
●お墓づくりの想い。今回は、叔父さんと甥御さん共同で守っていく2つの代々墓を建てたご家族を紹介します。
●その道のプロに聞く先祖祀りへの想い。今回は動物慰霊碑を建てた、動物実験会社の社員さんに聞きます。
●お墓FAQ 八ヶ岳で撒骨はできますか?
 
なるべく文字を多くしないようにがんばりましたが、
最後の「撒骨」コラムではちょっと語っちゃいました。
 
撒骨を否定はしません。
ただ、石屋としてのお墓づくりの理念を、今一度考えてみました。
 
ころころ通信送付ご希望の方はお問い合わせフォームにてお申し付けください。

2013年4月15日

連休前にお墓もきれいに

40年くらい経っているお墓のクリーニングをしました。
 
<Before>


 
当時は磨き加工ではない白御影の地上納骨堂。
今では採れない貴重な甲州御影石です。
石質がいいので、寒冷地にリスクの高いヒビなどの症状は見られません。
でも、切削加工は汚れがつきやすく、水垢がこびりついていました。
これを薬品洗浄でない手剥離作業によって汚れだけをそぎとります。
 
<After>

 
黒御影の墓石の水垢もきれいになり、また黒光りを取り戻しました。
 
今回10年祭を迎えるお宅。
回忌や祭祀の折にきれいなお石塔にしたいものですね。

2013年4月10日

観音様を納めました

南アルプスをパノラマで望む閑静な庭。
4月は梅、チューリップなどの花々が咲きみだれています。
ここは「天地和楽」と称する山本展大さんのお住まい。
 
この美しい庭の一番奥の石積みステージに、このたび岩彫りの坐像馬頭観音像を納めました。
以前より何度か当店にご来店くださっていた山本さんですが、あるとき夢に観音様が出てきて、それが当店にあった観音像とそっくりだったそうです。
これは運命的、とすぐに決められ、晴れて山本家の観音様となりました。
 
山本さんは「天地平穏、夫婦和楽」という言葉を暮らしの指針としています。
「私たちは高度経済成長の中がむしゃらに走ってきた世代ですが、ここ最近の異常気象や経済成長の弊害には心が痛みます。子供も独立しましたし、これからは穏やかに仲良く夫婦で暮らしていきたいですね」
ご自宅には観音様のほかにもいくつもの道祖神様がありました。
「これを自分の家だけでなく広く明野町に広まっていくのが私の夢です」
 
天地平穏、夫婦和楽のことばにぴったりの山本家の庭で、
あたらしい安住の地とお役目を与えられた観音様でした。

2013年3月12日

仏塔の知識習得に努めました

仏教墓塔研究会から楯をいただきました。
10年にわたり、研修会に参加し、仏塔の知識習得に努めたことに対してです。
 
これからもお客様に正しく必要な情報をご提供できるように、がんばります。

おめでとう!を石に託して〜長寿祝い編〜

もうひとつのおめでたいこと。
親戚のおばあちゃんが百歳を迎えました。
 
百歳・・・。
百年間の人生で、どれだけの喜怒哀楽があったのだろう。
百年間の人生で、どれだけの人と出会ったのだろう。
そしてこれからの百年を生きる人たちに、何を伝えたいのだろう。
 
本当におめでとうございます。
これからもお元気で。

2013年3月10日

おめでとう!を石に託して〜結婚式編〜

最近、お祝い事が重なりました。
ひとつはいとこの結婚式。
若い二人の門出を祝福します。
 
新居の表札か玄関やリビングなどに置いてもらえるよう、石のウェルカムボードをプレゼントしました。
初々しい二人なので、かわいらしいピンクの御影石で、アーチ型にして。
新婚時代の甘い気持ちを忘れないでいてほしいですね。
 
おめでとう!

2013年3月6日

お客様感謝フェア 始まりました。

全優石のお客様感謝フェアが始まりました。
 
期間中にお墓工事の契約をしていただいた方を対象に、豪華な賞品が当たる抽選ハガキをプレゼント。
契約金額50万円につき1枚さしあげますので、おひとり何口でもご応募いただけます。
 
新規建墓、お墓の改修を考えていらっしゃる方は今がチャンス!
全優石「お客様感謝フェア」の詳細はこちら→リンクページへ
 
看板息子もキャンペーンバッジをつけて、がんばってます。

施工例紹介〜命日を前にきれいなお墓

30年くらい前に当店で施工したお宅です。
まわりがみんな立派なお墓になってずいぶん見劣りする、砂利も流れてしまう、と心配されて
今回柵を回すことにしました。
 
5寸幅の石が一段囲ってあるお墓です。
30年前の施工ですが、全然くるいもなく、しっかりしていたので、そのまま上に玉垣を追加するだけにしました。
こういうのはお施主さんも業者としても助かりますね。
下がはずれたりしてくるっていると、へたしたら基礎からそっくりほじくりかえしてやりなおし、なんてことになりかねません。
<Before>


  
ついでなので、お石塔の専門クリーニングも。
高圧洗浄機で表面の汚れ落としのお見積りでしたが、冬期で余裕もあったので、いったん外して工場でもっと精密な専門クリーニングをすることにしました。
(当店のお客様でふだんよくしていただいてるので、そこはサービス♪)
水垢やサビまできれいに落ち、金箔と塗料を入れなおして、まるで新品のお墓のよう。
石塔のもともとの磨き加工がよいと、こういうクリーニングで、その艶がちゃんと戻るのです。
 
砂利の入れ替えとその下に防草シートを敷いて防草対策、というお約束ですが、
まだ砂利の下のほうは凍っているので、この作業は暖かくなってから。
でもお参りするには十分です。お父さんの命日に間に合いました。
<After>

2013年2月18日

おかみブログへのご意見2

前回、おかみブログにいただいたご意見について当店の考えをこのブログに載せました。
それに対してもコメントいただいたので、ご紹介します。
 
投稿者:墓まいらー様より
私は、このブログを偶然とおりかかったので、私の意見は、とくに やよぶ様個人や、こちらの石屋さんを個別に批判するものではありません。
ただ、最近のお墓は、個人主義におちいっているなあと墓まいら〜すると思うのです。
美しい町並みというのを世の中でみてみると、大抵は、統一感のある町並みです。これは、お墓のある風景にも言えるはずです。
いろいろな石屋さんのブログをみると、大抵「石は特別」「永遠の素材」とうたっています。そして、それは事実だと思います。
そうであるなら、それを加工する人には(依頼する人も)、大きな責任があると思ってしまいます。なぜなら特別で、半永久的に残るものだからです。
長文での返信ありがとうございました。伊藤石材さんは、とても素晴らしい石材店だと思いました。
 
返信:若だんなより 
再度ご訪問ありがとうございます。
田舎の風景にはお墓が良く似合います。
これまでのお墓は、そこでの人間の生活の中にある環境の一部だったからでしょう。
けれど、最近の個人墓、デザイン墓がはたして山里の景色に調和しているのか?と問われれば、必ずしもそうでないこともあるでしょう。
であれば、お墓を建てること自体が景観の破壊になるのでしょうか?
  
でも、変わらないことが正義ではありません。
人の生活は変わります。 どんどん便利にと。
宗教感、死生観も変わります。 死者の祀り方が変わります。
お墓の形も変わります。 個人墓やデザイン墓が増えます。
自然環境も変わります。 人の生活のために。
それらが今までの価値観に合わないのだとしても変わっていくことは必然です。
 
ではどうするのか?
お墓石屋としては、故人を偲ぶためのものならそれが個人墓だろうと、形がどうあろうとお墓を建ててあげなければなりません。
結局、ただの田舎石屋が難しいことを考えても仕方がないので、良いお墓を建てさせていただけるよう、建てられるよう精進するだけです。
 
今回のマイラーさんのコメントには考えさせられました。
できましたら、今後もときどきコメントをいただけますようよろしくお願いいたします。
まいら〜なさった時の感想でもかまいません。
 
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これからも人の生き方の根本にかかわる「お墓」という仕事をしていくにあたって、
いろんな方のご意見を伺いながら、当店も考えていきたいと思います。
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