お知らせ

2013年4月25日

ころころ通信14号発刊しました

石や・ころころ通信、14号を発刊しました。
ご縁のあったお客様をはじめ、北杜市内や富士見町の親しいお店にも置いていただいています。
 
今回のコンテンツは
●家族で信濃町に行ったこと。信濃町がふるさとの小林一茶についてと、俳句つながりで蔦木宿の梅並木について。
●お墓づくりの想い。今回は、叔父さんと甥御さん共同で守っていく2つの代々墓を建てたご家族を紹介します。
●その道のプロに聞く先祖祀りへの想い。今回は動物慰霊碑を建てた、動物実験会社の社員さんに聞きます。
●お墓FAQ 八ヶ岳で撒骨はできますか?
 
なるべく文字を多くしないようにがんばりましたが、
最後の「撒骨」コラムではちょっと語っちゃいました。
 
撒骨を否定はしません。
ただ、石屋としてのお墓づくりの理念を、今一度考えてみました。
 
ころころ通信送付ご希望の方はお問い合わせフォームにてお申し付けください。

2013年4月15日

連休前にお墓もきれいに

40年くらい経っているお墓のクリーニングをしました。
 
<Before>


 
当時は磨き加工ではない白御影の地上納骨堂。
今では採れない貴重な甲州御影石です。
石質がいいので、寒冷地にリスクの高いヒビなどの症状は見られません。
でも、切削加工は汚れがつきやすく、水垢がこびりついていました。
これを薬品洗浄でない手剥離作業によって汚れだけをそぎとります。
 
<After>

 
黒御影の墓石の水垢もきれいになり、また黒光りを取り戻しました。
 
今回10年祭を迎えるお宅。
回忌や祭祀の折にきれいなお石塔にしたいものですね。

2013年4月10日

観音様を納めました

南アルプスをパノラマで望む閑静な庭。
4月は梅、チューリップなどの花々が咲きみだれています。
ここは「天地和楽」と称する山本展大さんのお住まい。
 
この美しい庭の一番奥の石積みステージに、このたび岩彫りの坐像馬頭観音像を納めました。
以前より何度か当店にご来店くださっていた山本さんですが、あるとき夢に観音様が出てきて、それが当店にあった観音像とそっくりだったそうです。
これは運命的、とすぐに決められ、晴れて山本家の観音様となりました。
 
山本さんは「天地平穏、夫婦和楽」という言葉を暮らしの指針としています。
「私たちは高度経済成長の中がむしゃらに走ってきた世代ですが、ここ最近の異常気象や経済成長の弊害には心が痛みます。子供も独立しましたし、これからは穏やかに仲良く夫婦で暮らしていきたいですね」
ご自宅には観音様のほかにもいくつもの道祖神様がありました。
「これを自分の家だけでなく広く明野町に広まっていくのが私の夢です」
 
天地平穏、夫婦和楽のことばにぴったりの山本家の庭で、
あたらしい安住の地とお役目を与えられた観音様でした。