お知らせ

2012年6月16日

当店のとりくみが専門誌で紹介されました

墓石や石材の専門誌「月刊石材」の巻頭特集で、当店のとりくみが紹介されました。

特集記事は「お客様の声は私たちの励み」。
お客様の声を業務に活かして売り上げをのばしたり、仕事の励みにしてモチベーションをあげている企業が数社紹介されています。
  
いとう石材のページでは、ニュースレター「石や・ころころ通信」を通じてお客様とのコミュニケーションを大切にしていることがとりあげられました。
  
八ヶ岳では地元の人は8割が既存のお墓をもっていて、後継者は都会に出てしまいお墓離れが進んでいる一方、田舎暮らし先として都会から移り住んだ方が自分たちのエンディングを考えるという新しい動きも出てきています。
「ころころ通信」最新号で移住者の人の寿陵墓の記事を載せたところ、今までにない反響があったと話したことも、「石材」の記事の中で書かれていました。
 
石屋業界の他の店が参考になるような記事に、当店もとりあげられたことは、嬉しいことです。

2012年6月12日

小学校の町たんけん きてくれました

小淵沢小学校の2年生が、社会科見学で町内の店や企業をまわる「町たんけん」で、今年も子供たちが来てくれました。

ごあいさつのあと、まず事前にもらっていた質問に答えます。
みんないい質問くれてました。
1.「だれがどんなおしごとをしていますか?」
2.「しごとをしていてうれしいことはなんですか?」
3.「石はどこからとってくるのですか?」
4.「石のしゅるいは何しゅるいぐらいありますか?」
5.「石でどんなものをつくっていますか?」

今年は、石にどうやって文字を彫るのか、ちょっと体験してもらいました。
石の端材に、あらかじめ用意しておいた名前や模様を切ったゴムを貼り付け、
工場に行ってその場で彫ってあげます。
自分だけのプレートができてよろこんでくれました。

これからも気軽に立ち寄ってくださいね。

2012年6月10日

その道のプロに聞く アップしました

ころころ通信で掲載した「その道のプロに聞く〜仕事へのこだわりとご先祖祀りについて思うこと」のコーナーをホームページにもアップしました。

「人が集まる空間としての墓地、その美とひろがり」 〜一級建築士・両角修次さん〜
  
「恨みは水に流し、恩を石に刻む」 〜やまなし環境会議会長・龍澤泰孝さん〜
  
「普段の暮らしの中に先祖とのつながりを」 〜大工・鈴木直彦さん〜
 
ある1人の人の職業と思想をクローズアップ。
毎回すごいお話をきかせていただき、身を削る思いでまとめています。
読み応えのあるコーナー!

2012年6月3日

自然石に彫りました

お客様のお庭にあった石に、そのまま字を彫りました。
自然な感じの表札になりました。

表札はそのおうちの顔。
個性的な表現を楽しみたいですね。

2012年5月30日

ペット墓サンプル入荷しました。

ペットのお墓、入荷しました。
  
本体中央部分に穴を設けています。
ワンちゃんやネコちゃんのお骨、首輪、ネームタグなどを納めることができます。
 
<サイズ>
碑石:170×170×100mm  台石:230×230×60mm
<石種>
インド産御影石 Y-1
  
参考価格、5万円(彫刻代・消費税込)
 
石種、サイズ、形状などご希望にあわせてオリジナルでお作りします。
 
室内でお祀りする小型の人間のお墓(メモリアル)としても使えます。

2012年5月27日

ワンちゃんのお墓追加彫り

ラブラドールのアレックスくんが14才でなくなりました。
アレックスくんの写真をもとに、イラストを描きおこした、ペットメモリアルです。
裏面には名前と命日を彫りました。
 
その後妹分のプリンちゃんが12才でなくなり、いわゆる「追加彫り」をしました。
 
石は赤茶系マルチカラーの御影石。
素敵なお庭の草花に囲まれて、いつまでも愛らしい姿で、優しい気持ちを伝えてくれる碑でありますように。

2012年5月26日

大谷石の炉、作りました

富士見の山荘にお住まいの方より大谷石の炉を頼まれました。
20年ほど前にウチの先代が作ったものを、大事に使ってくださっていたのですが、
それと同じものをご友人のお宅にもつけていただくことになりました。
 
 今まで使っていた炉。
 
ここで使っていた鉄蓋を利用するので、縁に切り込み加工を入れました。
 
 
 
  

 
 
大谷石は耐火性に優れているので、直火使いにはぴったり。
もちろん長い間には上のように、ぼろぼろと角が崩れてきますが、
その風化も色の変色も風合いのうちで、使い込むほどに味わいが出てきます。
 
 新しい炉。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちなみにこの方、石が大好き。
彫刻家として名高いイサム・ノグチの美術館(香川県牟礼)にも何度も行ったことがあって、立派な図録を見せてくれました。
いいですねぇ。
牟礼には一度は行こうと思ってましたが、いい予習になりました。
 
お知り合いの別荘のお庭にはとてもきれいな形の石ころが。
あちこちの川などで拾ってきたそうです。
 石ころを重ねただけでアート。

2012年5月12日

復興支援、耐震ボンド

全優石から「復興支援・墓石用ボンド」納品されました。
地震にも強い墓石専用ボンドです。
石材店が購入し、施工に使います。
この売上の一部が東日本大震災の復興支援に回されます。
当店もこういう形で少しでも支援に協力できれば、と仕入れました。
 
当店は標準で、これと同等またはさらに強力な墓石専用ボンドを使っています。
これを使うと、石材同士の接着面は非常に強固になり、何百kg〜何tまである墓石組を上からクレーンで吊っても離れることはありません。
さらに、目地部分も丁寧にマスキングテープを貼った上でこのボンドを使って留めています。
「なんでそこまで?」って、そりゃやっぱり、ウチで建ててくれたお客さまには、お墓倒壊やくるいの切なさを味わってほしくないからです。
 
安売り屋さんの目地を見ると気の毒な施工がほとんど。
ホームセンターで売ってるような安いシリコン剤で留めてあるものは、数年のうちに劣化してブヨブヨになり、簡単にはがれてしまいます。
すごいものになると、マスキングテープすら使わず、モルタルで閉じてあったり。
もっとすごいものは、基礎工事や接着すらしてなかったりします。
燈篭、墓誌、塔婆立などを試しに手でゆすってみれば、意外と簡単に動いたりします。
女性や子どもでも動かせるようなものも多々あり、地震どころか、普段のお参りでもちょっとぶつかったら・・・なんて考えると恐くて心配になってしまいます。
どうかケガをなさらないでくださいね、とそっと祈ってきたりして。
 
当店では墓石と外柵全体ともなると目地作業だけで1日以上かかったりするのですが、
安い施工では重ねるだけですからあっというまに立ち上がってしまいますね。
もちろん、どこまでの品質で満足するかはお客さんの判断なのですが、
そういうことを説明している石屋はまずありません。
当店は施工方法を金額も含めてきちんと説明した上で、最終的にはお客さまに選んでもらっています。
 
東日本大震災では、近年の施工でしっかりしたボンドの使い方をしている墓石は、倒れているのが少ないことがわかりました。
建築の世界では、過去の震災を教訓に基準が厳しくなったり(現場主義の大工職人さんに言わせるととんちんかんな基準だったりするようですが)、免震工事耐震工事などの重要性が見直され、業界全体で地震に強い家づくりを模索する動きが活発になって、産業として発展していることを感じます。
それに対して墓石業界では、人命に直結することでないせいか、国が基準を設けたりすることはありません。
施工する側が、よりお客様のことを考えて、今回のように接着剤あっせんの動きがあることは、業界として歓迎すべきことだと思います。

2012年5月11日

お客様感謝フェア締め切りました

5月10日をもって、「全優石お客様感謝フェア」しめきりました。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
発表は7月12日です。
当選しているといいですね。