お知らせ

2012年1月12日

新春・石臼お餅つきをしました

1月8日、朝からスカッと冬晴れ。
今日は小淵沢商店街の福引会です。
 
おととしから福引会のにぎやかしになれば、とイベントで参加しています。
今年はおととし好評だった石臼での餅つきをやりました。
 
臼は愛知県岡崎産のみかげ石「宇寿(うす)石」。シャレじゃないですよー。
「 宇寿石」は固くて粘り気のある良質な御影石で、仏像や鳥居などの彫刻ものにも広く使われています。
 
中国産の臼が氾濫するなか、国産のいい材料でいい加工した臼は貴重なもの。
石臼は一度温めれば温度変化が少なく、よりやわらかいお餅になります。 
ぜひ商店街に来るみなさんにもその良さをわかっていただきたい!

 
もち米は小淵沢松向の五味さんちのものを使わせていただきました。
臼ともち米は本格的!…ただしやる人間はわたしたちですけど・・・
 
餅は3回蒸してつきましたが、初回は作業の様子を見るに見かねて、その場にいたいろんな人が手を貸してくれました。
「手返しはこうするだ!」
2回目くらいからはだんだん慣れてきて、手際もよくなった・・・かな?
 
運がつくように、とお客様にも ついて もらいました。
 
景気のいい年になりますように。
 

2011年12月30日

8号 2011年10月発行

8号 2011年10月発行

7号 2011年8月発行

対談・職人気質 -その道のプロにきく仕事へのこだわりとご先祖祀りについて思うこと-

第1回 「普段の暮らしの中に先祖とのつながりを」 〜大工・鈴木直彦さん〜
北杜市武川町。
祖父・父の代からの工務店を基盤に、
国産材、県産材で建てる伝統構法の家づくり
「木の香」を立ち上げる。

 
― 伝統構法の家とはどんなものですか?
簡単にいえば、昔の寺社や民家の造り。無垢の木を手刻みして、釘やボルトを使わずに柱と梁を組む方法。木は木材になってもまだ生きているから、建ててからも組んだ木同士が少しずつからんで、なじんでいく。地震にも強いんだ。

 
―素材はどんなものを使うのですか?
国産の無垢材、極力地域材を使うようにしている。他にも壁は土、土台は石というように、自然素材を集めてる。

 
-伝統構法、県産材、自然素材にこだわるのはなぜですか?
ゴミにならないからかな(笑)。家は住む人と一緒に育っていくものだから、ただ「使う」のではなく「活かす」ことを考えたい。職人の手仕事が見え、その材が育った地域が見える。それが住む人にとっても周りの環境にとっても居心地のいいものになるはずなんだ。そして何百年後か、使命を全うすれば大地に帰る。人間と同じだよ。

 
-先代からの工務店をベースに家づくり集団「木の香」をたちあげたのもそんな思いから?
そう。日本が誇る木材と建築技術をちゃんと次へつなげる仕事をしたいと思った。

 
―当店の考える<ご先祖祀り>と通じるところがありますね。
自分も父がなくなってからお墓は大事と感じるようになったけど、先祖の供養も普段の生活に自然に受け入れていけばいいと思う。今自分があるのはその前の代のおかげだし、そうなるとやっぱり無縁仏みたいにしておくのは世間に顔向けができないね。当たり前のことをきちんとすることで、人間も家もつながっていくんだと思うよ。 
 

6号 2011年4月発行

すてきな仲間紹介 

わが町の台所「まちこぶ」手作り教室
小淵沢駅前商店街の一角にある「ショップまちこぶ」。地元農家のおいしい野菜やお米、自然食品などを扱う直売所です。なるべく無農薬やオーガニックに限定した体にも環境にもやさしい食品がそろっていて、気さくなお店の人との会話も楽しく、つい立ち寄りたくなるお店です。その「まちこぶ」主催の味噌作り教室に参加しました。

 
講師はまちこぶ店長の太田さん。食品化学・栄養学のご専門で、食品関係の研究所に長年勤められたあと、無添加大豆で作った食品を製造販売するお店「だいずや(北杜市高根町清里)」を立ち上げた人です。今回の教室で使うのは清里産の大豆。大粒できれいな黄金色の極上品です。業務用の大鍋で煮てつぶして麹と赤穂の天塩を混ぜて貯蔵前の味噌だま完成。ここまではみんなで一緒に作るのですが、味噌のおもしろさはこれから。各家に持ち帰って貯蔵している間にそれぞれまったく違う味になっていくのだそうです。保管場所や密閉のしかたによるからなのですが、一番は愛情のかけかたが千差万別だからだとか。まさに「手前味噌」、こどもと同じなんですね。

 
「日本の大豆自給率は4%。すべてを国産でまかなうのはもはや無理。添加物や遺伝子組み換えの知識も知った上で受け入れていく覚悟も必要。だからこそ手作りは貴重です。これを機に食への関心を高めてほしい」食品安全モニターでもある太田さんの講義が身にしみる一日でした。まちこぶでは今後も保存食などの手作り教室を開く予定。お楽しみに!
 
(*)ショップまちこぶ店内は、おいしくて安全な食品がずらり。高根・浅川さんちの無農薬コシヒカリ。出産内祝にも喜ばれます。

 

 

5号 2011年1月発行

5号 2011年1月発行

4号 2010年10月発行

すてきな仲間紹介 

「創立50周年を迎えた小淵沢エコーコーラス」
 
周囲の山々に美しい歌声がこだまするように、という思いから名づけられた「エコーコーラス」は小淵沢を拠点に活動する混声合唱サークルです。平成21年に創立50周年を迎え、ますます充実。それを記念して平成22年の10月に50周年記念コンサートが行われます。

 
昭和34年、篠原の分校の女性教員有志の皆さんが中心になって、ママさんコーラスとして誕生したエコーコーラス。初代指揮者でもある進藤純世先生は、50年を振り返ってこう語ります。「仲間に恵まれました。子育てや仕事、病気で大変だったこともあるけれど、みんなで乗り越えてきた気がします」その言葉どおり、チームワークのよさが歌声に現れています。「年を経ても出し続けていれば声は出ます。生きている限り歌い続けたい」。

 
記念コンサートでは北杜市のために作曲家池辺晋一郎氏が書き下ろした壮大な合唱組曲「Yatsugatake(やつがたけ)」のテーマソングをはじめ、クラッシック、ポップス、童謡など世代を超えた幅広い曲目が演奏されました。時にすがすがしく、時にせつなく、また熱情的に。「平均年齢65才(メンバー談)」だからこそ表現できる様々な表情と深み。これからもますますの活躍が期待されます。

 

年末年始の営業のお知らせ

年末年始の営業のお知らせ
12月30日から1月3日までお休みをいただきます。

年末年始の営業のお知らせ

12月30日から1月3日までお休みをいただきます。

2011年10月18日

3号 2010年7月発行

すてきな仲間紹介 

「ラフターヨガってすごい!」
 
ラフターヨガって知ってますか?
ラフターヨガとは笑い(laughterラフター)のエクササイズとヨガの呼吸法を組み合わせた健康法。小淵沢にそのサークルがあるというので、見学に行ってきました。

 
この日の参加者はティーチャー(ラフターヨガのインストラクター)のしばかわさん含め10人。「あいさつしましょう」などのちょっとした言葉をきっかけに、とにかくおなかの底から全身で笑うんです。手拍子や足踏みなどの簡単な動作も入ります。はじめはちょっと照れくさくて「何もないのに笑えない」と思ったとしても、ちょっとがんばって大きな声を出していると、ほんとに楽しくなって笑い出したくなるから不思議。生涯学習センターの和室から大きな笑い声がほとんど館内全体に響きわたります。
 
深い呼吸をすることだけでも体の新陳代謝を高めたりいろいろ効能があるのはしられていますが、それに「笑い」を組み合わせるんです。いっぱい笑うと喉が乾く、お腹がすく、あたたまる。気分も楽しくなって、体も心も悪いものがぜんぶとんでいきそうな勢いです。実際うつ状態が軽くなったり、様々な痛みが軽減されたりもするそうです。参加者の皆さんがほんとにいい表情で、若いこと!
 
「ひゃーくにんでわらいたい、せかいじゅうをふるわせて、わっははわっははわっはっは」の歌みたい。
年齢や障害に関係なく、誰でもすぐ始めることができる、ラフターヨガ。
一緒に大笑いしませんか?

 
<八ヶ岳ラフターヨガクラブ>
毎週水曜日10:00〜12:00、小淵沢生涯学習センター
お問い合わせは 主宰のしばかわさんまで。
yatsugatakelaughterclub★gmail.com(★は、@マークに変えてください)
090-2337-4866

2号 2010年5月発行

2号 2010年5月発行