木の看板つくりました
ブラストによる桧の看板。
白州の看板屋さん、ヒノ企画さんからのご依頼です。
今回は先方さん支給のフォントデータで彫りましたが、作書の提案もさせていただきました。
次回からは使っていただけそうです。
画像はゴムマスクを付けたままの状態です。
ブラストによる桧の看板。
白州の看板屋さん、ヒノ企画さんからのご依頼です。
今回は先方さん支給のフォントデータで彫りましたが、作書の提案もさせていただきました。
次回からは使っていただけそうです。
画像はゴムマスクを付けたままの状態です。
以前、当店の工場の角のところにあった石の布袋様。
ちょっとしたトレードマークになっていて、見る人の顔をほころばせてくれていましたが、
昨年、市道の拡幅工事のため一時避難していました。
社員駐車場にパレットに乗せておいてありましたが、
このたびやっと据えなおしすることができました。
1年あまりの時を経て、やっと安住の地を得ることができました。
この布袋様、不思議な力を持っています。
でっぷりとしたおなか。ここをなでると食べ物がおいしくなります。
大きく笑った頬。ここをなでると楽しい気持ちになります。
つるつるの頭。ここをなでると頭がすっきりしてやる気がでます。
幸せになれる布袋様。
あちこちなでてみてくださいね。
ムーミンプランターできました。
取っ手の欠けてしまったお気に入りのマグ。
欠けを削って、底に穴を空ければ、ほらっ、ミニプランターとして復っっ活!
ドリルでは割れてしまう陶器でも、サンドブラストなら小さな穴が空けられます。
ガラスでも可能です。
浴槽の縁石とカラン台です。
ふるさと情報館でお世話になっている松本さんの設計したお家に納めました。
大工さんは社寺建築の得意な小淵沢の虹梁建設さん。
再生古民家です。
今回はちょうど良い材がうちに無かったので、荒仕上げまでを加工屋さんに頼んで、仕上げ磨きをうちでしました。
シックな黒御影が、再生古民家にも合うと思います。
現場は身延町で、ちょっとここから遠いので、仕上がりの写真はのちほど設計士さんからいただくことにしました。
完成が楽しみです。
庭に敷き込む規格材タイルの切断を頼まれました。
普通の方が硬いものを切るのは大変です。
面倒な部分はプロにまかせて、自分らしい庭づくりに精を出してください。
でも、49枚もあると、けっこう時間かかるんですよね。
数がまとまっても切るのは1枚づつですから。
「この字がいいね。何が書いてあるかわからないのが、自分らしい(笑)」
大きく篆書で「無」と彫ったA家の代々墓が完成しました。
自らが初代となる生前墓です。
「けっこうアマノジャクなほうだよ、私は。」
自らをそう評価するご主人ですが、それをそばで聞いている奥さんの表情は柔らかいものです。
「良くいえばマイペース、子供みたいなところがありますよね」
そんなAさんが建墓づくりの当初から決めていたことは、表字に「無」の字を彫るということでした。
仏教の思想にも通じる「無」。
あらゆる煩悩や欲求から解放された静かな心の状態を連想させ、大好きな言葉なのだそうです。
当店の親戚でもある愛知県の製作所を通じて、有名な書家・安藤豊頓氏に書を依頼しました。
楷書、行書、草書など数種類の「無」の字の中にこの篆書の「無」の字がありました。
「いいね。なんか人がふたり万歳してるみたいにも、相合傘してるみたいにも見える。」
「あなたらしい、変わった字だわ」
ご夫婦でも意見が一致しました。仲が好さそうに見えるほほえましい字です。
「別に仲良くもなかったけどな(照れ笑)、これからは仲良くするか。」
「無」の表字だけを大きく刻み、家名や建主名は一切入れませんでした。
「主張するほどの家でも人間でもないしな。そこは『無』の思想のとおりにいきたい」
石碑は茨城県産白御影の横型、
シンプルな一囲いのみのデザインの外柵。
でもその明るさと解放感は、「無」の境地を表しているようです。
お父さんの歿後25年目にして建った、念願の代々墓です。
お墓といえば暗いイメージがあったというSさん。
でも八ヶ岳の墓地を見てそのイメージが払しょくされました。
親戚の紹介で、小淵沢駅から近いお寺の墓地に決めました。
八ヶ岳を背景に、甲斐駒を望む明るい墓苑です。
もともと小淵沢の出身だったお父さんをふるさとに帰してあげることができました。。
山を望む明るい雰囲気に合うようにと、横型の石碑を希望。
艶の美しいインド産の黒御影を選びました。
彫刻面は、花や言葉などを入れることも考えましたが、
最終的には飽きのこないオーソドックスな家名に落ち着きました。
書体は、美しい形が好評の弊社自作行書にて。
外柵は開放的なデザインに。
階段部分に大きくアール加工を施し、デザイン性をもたせています。
明るい家族の会話が飛び交う、お祝い色いっぱいのお開眼となりました。
「21世紀の縄文人展」今年も準備が始まりました。
八ヶ岳で活動するクラフト・アート作家による「縄文」をテーマにした作品展です。
今日は出展参加メンバーの顔合わせで、北杜市、富士見町、原村から作家が集まりました。
北杜市主催の自主運営の展示会ですが、造形の世界で活躍する大物アーティストも「縄文」に共鳴して、参加。
作品のサイズも例年より大きなものが多く、大胆な展示になりそうです。
会場となる北杜市考古資料館は、八ヶ岳を一望する大泉の田園の中にあり、
すぐそばには谷戸城跡(甲斐源氏の山城)、さらに500mほど南へ行ったところに縄文後期の「金生遺跡」があります。
縄文から現代へ続く人類の営みを肌で感じられるところです。
今日はそれぞれの作品を館内のどのあたりに展示しようか、という下見もしました。
ホール奥の壁面を大きく使う作家さんが3名、ホールの真ん中にサークルを組む人1名、外の入り口に大きな石造形を飾る人1〜2名。
ウチは昨年八ヶ岳がバックに構えるエントランスホールに展示しました。
ここがけっこうお気に入り。
参加メンバーのご紹介です。(順不同)
・塩野谷博山 (書、古木彫刻、古布タペストリーなど)
・八木ヨシオ (石、木など)
・山本明良 (石、木、金属)
・冨田憲二 (石など)
・宇々地 (土笛)
・太田二郎 (マニ車、版画)
・塩原 (写真)
・吉野剛広 (油彩)
・伊藤桃子 (陶芸)
・伊藤和智 (石)
第7回 生き物の尊い命に感謝、有志で建てた慰霊碑〜
㈱シミックバイオリサーチセンターの皆さん
(話し手:ビジネスサポート部・正木文夫さん)
― 動物を使ってどんな試験をしているんですか?
マウスやウサギ、イヌ、サルなどを使って、医薬品、
健康食品、食品添加物、農薬などの安全性や有効性
を研究しています。
― 資生堂が先日「動物実験は行わない」と発表していましたが、行わなくても済むものなんですか?
大手の化粧品会社では動物愛護の精神から動物実験をやめるのが主流になってきています。既に安全性が確保されていて美を求めるためということなら確かに動物実験はなくても可能でしょう。ただ、生死に関する分野では動物実験は必須です。そんな犠牲の上に私たちの文明が成り立っていることを忘れてはいけません。
― 御社が認証を受けているGLPとAAALACというのはどういうものですか?
GLPは化学物質などの安全性を、動物実験や細胞実験を用いて正しく検査できる機関として国が認めているもの。AAALACは人道的な動物の管理のもとで実験を行っている機関としての国際基準です。具体的には、あらかじめ試験操作手順書と試験計画書を作成すること。それに従い正しく試験を行い、その記録を残すこと。内部監査機関を置き、データの信頼性を確認して保証すること。試験にあたっては動物数は必要最小限にすること。実験動物の飼育環境に配慮すること。苦痛は最小限にすることなど細かい取り決めがあります。データの正当性と信頼性を確保しつつ、尊い命に最大限配慮しています。
― そうした愛護の精神から、このたび動物慰霊碑を建立することになったんですね。
慰霊碑建立の前にも毎年慰霊祭は行っていましたが、やはり形あるものが必要だろうと。動物実験を行う企業としては当然の事業だと思います。
― 会社の経費ではなく、有志の寄付金を集めたと聞いていますが。
社員はもちろんのこと、グループ本社の代表やグループ関連会社からの有志の寄付で建立しました。入魂慰霊祭ではグループ本社の代表も出席し、盛大に執り行うことができました。個人から募ることでより自分自身の仕事との意識を高められたと思います。
GLP=Good Laboratory Practice 優良試験所基準
AAALAC=Association for Assessment and Accreditation of Laboratory Animal Care International 国際実験動物管理公認協会
石や・ころころ通信、14号を発刊しました。
ご縁のあったお客様をはじめ、北杜市内や富士見町の親しいお店にも置いていただいています。
今回のコンテンツは
●家族で信濃町に行ったこと。信濃町がふるさとの小林一茶についてと、俳句つながりで蔦木宿の梅並木について。
●お墓づくりの想い。今回は、叔父さんと甥御さん共同で守っていく2つの代々墓を建てたご家族を紹介します。
●その道のプロに聞く先祖祀りへの想い。今回は動物慰霊碑を建てた、動物実験会社の社員さんに聞きます。
●お墓FAQ 八ヶ岳で撒骨はできますか?
なるべく文字を多くしないようにがんばりましたが、
最後の「撒骨」コラムではちょっと語っちゃいました。
撒骨を否定はしません。
ただ、石屋としてのお墓づくりの理念を、今一度考えてみました。
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