お知らせ

2012年5月26日

大谷石の炉、作りました

富士見の山荘にお住まいの方より大谷石の炉を頼まれました。
20年ほど前にウチの先代が作ったものを、大事に使ってくださっていたのですが、
それと同じものをご友人のお宅にもつけていただくことになりました。
 
 今まで使っていた炉。
 
ここで使っていた鉄蓋を利用するので、縁に切り込み加工を入れました。
 
 
 
  

 
 
大谷石は耐火性に優れているので、直火使いにはぴったり。
もちろん長い間には上のように、ぼろぼろと角が崩れてきますが、
その風化も色の変色も風合いのうちで、使い込むほどに味わいが出てきます。
 
 新しい炉。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちなみにこの方、石が大好き。
彫刻家として名高いイサム・ノグチの美術館(香川県牟礼)にも何度も行ったことがあって、立派な図録を見せてくれました。
いいですねぇ。
牟礼には一度は行こうと思ってましたが、いい予習になりました。
 
お知り合いの別荘のお庭にはとてもきれいな形の石ころが。
あちこちの川などで拾ってきたそうです。
 石ころを重ねただけでアート。