お知らせ

2012年6月29日

お墓コンテスト入賞作品をご紹介

第18回「全優石お墓デザインコンテスト」に入賞した
S家のお墓です。
 
Sさんは30年ほど前八ヶ岳が好きで移り住み、薪ストーブの販売と施工をするお店を経営。
 
幼くして亡くなった子供のお墓を横浜から改葬し、自らも入るお墓に特別な思いを込められました。
  
碑石のデザイン、彫刻画ともSさん自ら考案。
背の高い碑石の形は山並みをイメージ。
心静かに小さな庵(いおり)で、夫婦二人心静かに最後を迎えたい。
(実際はお店が繁盛し、まだまだ静かな余生、というわけにはいかないようですが)
道は天(あるいは浄土)へ上る道、二輪草は夫婦を表しています。
上部の「語」はこの場所が語らいの場になるように、という想い。
花立と線香立の形も夫婦をイメージ。
入口は切り返しの角度も考えたスロープにし、空きスペースも多く設定。
このスペースには今後ベンチを置いたりして、より語らいがしやすくなるものを追加していきます。
 
明るい赤の御影石の背の高い碑石が青空と八ヶ岳に包まれ、しっくりと景観になじんでいます。
 
次回ころころ通信「職人気質」コーナーで、薪ストーブ専門人としてお話をまとめる予定です。