マグがプランターに変身
ムーミンプランターできました。
取っ手の欠けてしまったお気に入りのマグ。
欠けを削って、底に穴を空ければ、ほらっ、ミニプランターとして復っっ活!
ドリルでは割れてしまう陶器でも、サンドブラストなら小さな穴が空けられます。
ガラスでも可能です。
ムーミンプランターできました。
取っ手の欠けてしまったお気に入りのマグ。
欠けを削って、底に穴を空ければ、ほらっ、ミニプランターとして復っっ活!
ドリルでは割れてしまう陶器でも、サンドブラストなら小さな穴が空けられます。
ガラスでも可能です。
浴槽の縁石とカラン台です。
ふるさと情報館でお世話になっている松本さんの設計したお家に納めました。
大工さんは社寺建築の得意な小淵沢の虹梁建設さん。
再生古民家です。
今回はちょうど良い材がうちに無かったので、荒仕上げまでを加工屋さんに頼んで、仕上げ磨きをうちでしました。
シックな黒御影が、再生古民家にも合うと思います。
現場は身延町で、ちょっとここから遠いので、仕上がりの写真はのちほど設計士さんからいただくことにしました。
完成が楽しみです。
庭に敷き込む規格材タイルの切断を頼まれました。
普通の方が硬いものを切るのは大変です。
面倒な部分はプロにまかせて、自分らしい庭づくりに精を出してください。
でも、49枚もあると、けっこう時間かかるんですよね。
数がまとまっても切るのは1枚づつですから。
「この字がいいね。何が書いてあるかわからないのが、自分らしい(笑)」
大きく篆書で「無」と彫ったA家の代々墓が完成しました。
自らが初代となる生前墓です。
「けっこうアマノジャクなほうだよ、私は。」
自らをそう評価するご主人ですが、それをそばで聞いている奥さんの表情は柔らかいものです。
「良くいえばマイペース、子供みたいなところがありますよね」
そんなAさんが建墓づくりの当初から決めていたことは、表字に「無」の字を彫るということでした。
仏教の思想にも通じる「無」。
あらゆる煩悩や欲求から解放された静かな心の状態を連想させ、大好きな言葉なのだそうです。
当店の親戚でもある愛知県の製作所を通じて、有名な書家・安藤豊頓氏に書を依頼しました。
楷書、行書、草書など数種類の「無」の字の中にこの篆書の「無」の字がありました。
「いいね。なんか人がふたり万歳してるみたいにも、相合傘してるみたいにも見える。」
「あなたらしい、変わった字だわ」
ご夫婦でも意見が一致しました。仲が好さそうに見えるほほえましい字です。
「別に仲良くもなかったけどな(照れ笑)、これからは仲良くするか。」
「無」の表字だけを大きく刻み、家名や建主名は一切入れませんでした。
「主張するほどの家でも人間でもないしな。そこは『無』の思想のとおりにいきたい」
石碑は茨城県産白御影の横型、
シンプルな一囲いのみのデザインの外柵。
でもその明るさと解放感は、「無」の境地を表しているようです。
お父さんの歿後25年目にして建った、念願の代々墓です。
お墓といえば暗いイメージがあったというSさん。
でも八ヶ岳の墓地を見てそのイメージが払しょくされました。
親戚の紹介で、小淵沢駅から近いお寺の墓地に決めました。
八ヶ岳を背景に、甲斐駒を望む明るい墓苑です。
もともと小淵沢の出身だったお父さんをふるさとに帰してあげることができました。。
山を望む明るい雰囲気に合うようにと、横型の石碑を希望。
艶の美しいインド産の黒御影を選びました。
彫刻面は、花や言葉などを入れることも考えましたが、
最終的には飽きのこないオーソドックスな家名に落ち着きました。
書体は、美しい形が好評の弊社自作行書にて。
外柵は開放的なデザインに。
階段部分に大きくアール加工を施し、デザイン性をもたせています。
明るい家族の会話が飛び交う、お祝い色いっぱいのお開眼となりました。
「21世紀の縄文人展」今年も準備が始まりました。
八ヶ岳で活動するクラフト・アート作家による「縄文」をテーマにした作品展です。
今日は出展参加メンバーの顔合わせで、北杜市、富士見町、原村から作家が集まりました。
北杜市主催の自主運営の展示会ですが、造形の世界で活躍する大物アーティストも「縄文」に共鳴して、参加。
作品のサイズも例年より大きなものが多く、大胆な展示になりそうです。
会場となる北杜市考古資料館は、八ヶ岳を一望する大泉の田園の中にあり、
すぐそばには谷戸城跡(甲斐源氏の山城)、さらに500mほど南へ行ったところに縄文後期の「金生遺跡」があります。
縄文から現代へ続く人類の営みを肌で感じられるところです。
今日はそれぞれの作品を館内のどのあたりに展示しようか、という下見もしました。
ホール奥の壁面を大きく使う作家さんが3名、ホールの真ん中にサークルを組む人1名、外の入り口に大きな石造形を飾る人1〜2名。
ウチは昨年八ヶ岳がバックに構えるエントランスホールに展示しました。
ここがけっこうお気に入り。
参加メンバーのご紹介です。(順不同)
・塩野谷博山 (書、古木彫刻、古布タペストリーなど)
・八木ヨシオ (石、木など)
・山本明良 (石、木、金属)
・冨田憲二 (石など)
・宇々地 (土笛)
・太田二郎 (マニ車、版画)
・塩原 (写真)
・吉野剛広 (油彩)
・伊藤桃子 (陶芸)
・伊藤和智 (石)
40年くらい経っているお墓のクリーニングをしました。
<Before>
当時は磨き加工ではない白御影の地上納骨堂。
今では採れない貴重な甲州御影石です。
石質がいいので、寒冷地にリスクの高いヒビなどの症状は見られません。
でも、切削加工は汚れがつきやすく、水垢がこびりついていました。
これを薬品洗浄でない手剥離作業によって汚れだけをそぎとります。
<After>
黒御影の墓石の水垢もきれいになり、また黒光りを取り戻しました。
今回10年祭を迎えるお宅。
回忌や祭祀の折にきれいなお石塔にしたいものですね。
南アルプスをパノラマで望む閑静な庭。
4月は梅、チューリップなどの花々が咲きみだれています。
ここは「天地和楽」と称する山本展大さんのお住まい。
この美しい庭の一番奥の石積みステージに、このたび岩彫りの坐像馬頭観音像を納めました。
以前より何度か当店にご来店くださっていた山本さんですが、あるとき夢に観音様が出てきて、それが当店にあった観音像とそっくりだったそうです。
これは運命的、とすぐに決められ、晴れて山本家の観音様となりました。
山本さんは「天地平穏、夫婦和楽」という言葉を暮らしの指針としています。
「私たちは高度経済成長の中がむしゃらに走ってきた世代ですが、ここ最近の異常気象や経済成長の弊害には心が痛みます。子供も独立しましたし、これからは穏やかに仲良く夫婦で暮らしていきたいですね」
ご自宅には観音様のほかにもいくつもの道祖神様がありました。
「これを自分の家だけでなく広く明野町に広まっていくのが私の夢です」
天地平穏、夫婦和楽のことばにぴったりの山本家の庭で、
あたらしい安住の地とお役目を与えられた観音様でした。
もうひとつのおめでたいこと。
親戚のおばあちゃんが百歳を迎えました。
百歳・・・。
百年間の人生で、どれだけの喜怒哀楽があったのだろう。
百年間の人生で、どれだけの人と出会ったのだろう。
そしてこれからの百年を生きる人たちに、何を伝えたいのだろう。
本当におめでとうございます。
これからもお元気で。
最近、お祝い事が重なりました。
ひとつはいとこの結婚式。
若い二人の門出を祝福します。
新居の表札か玄関やリビングなどに置いてもらえるよう、石のウェルカムボードをプレゼントしました。
初々しい二人なので、かわいらしいピンクの御影石で、アーチ型にして。
新婚時代の甘い気持ちを忘れないでいてほしいですね。
おめでとう!