おめでとう!を石に託して〜結婚式編〜
最近、お祝い事が重なりました。
ひとつはいとこの結婚式。
若い二人の門出を祝福します。
新居の表札か玄関やリビングなどに置いてもらえるよう、石のウェルカムボードをプレゼントしました。
初々しい二人なので、かわいらしいピンクの御影石で、アーチ型にして。
新婚時代の甘い気持ちを忘れないでいてほしいですね。
おめでとう!

最近、お祝い事が重なりました。
ひとつはいとこの結婚式。
若い二人の門出を祝福します。
新居の表札か玄関やリビングなどに置いてもらえるよう、石のウェルカムボードをプレゼントしました。
初々しい二人なので、かわいらしいピンクの御影石で、アーチ型にして。
新婚時代の甘い気持ちを忘れないでいてほしいですね。
おめでとう!

30年くらい前に当店で施工したお宅です。
まわりがみんな立派なお墓になってずいぶん見劣りする、砂利も流れてしまう、と心配されて
今回柵を回すことにしました。
5寸幅の石が一段囲ってあるお墓です。
30年前の施工ですが、全然くるいもなく、しっかりしていたので、そのまま上に玉垣を追加するだけにしました。
こういうのはお施主さんも業者としても助かりますね。
下がはずれたりしてくるっていると、へたしたら基礎からそっくりほじくりかえしてやりなおし、なんてことになりかねません。
<Before>

ついでなので、お石塔の専門クリーニングも。
高圧洗浄機で表面の汚れ落としのお見積りでしたが、冬期で余裕もあったので、いったん外して工場でもっと精密な専門クリーニングをすることにしました。
(当店のお客様でふだんよくしていただいてるので、そこはサービス♪)
水垢やサビまできれいに落ち、金箔と塗料を入れなおして、まるで新品のお墓のよう。
石塔のもともとの磨き加工がよいと、こういうクリーニングで、その艶がちゃんと戻るのです。
砂利の入れ替えとその下に防草シートを敷いて防草対策、というお約束ですが、
まだ砂利の下のほうは凍っているので、この作業は暖かくなってから。
でもお参りするには十分です。お父さんの命日に間に合いました。
<After>

前回、おかみブログにいただいたご意見について当店の考えをこのブログに載せました。
それに対してもコメントいただいたので、ご紹介します。
投稿者:墓まいらー様より
私は、このブログを偶然とおりかかったので、私の意見は、とくに やよぶ様個人や、こちらの石屋さんを個別に批判するものではありません。
ただ、最近のお墓は、個人主義におちいっているなあと墓まいら〜すると思うのです。
美しい町並みというのを世の中でみてみると、大抵は、統一感のある町並みです。これは、お墓のある風景にも言えるはずです。
いろいろな石屋さんのブログをみると、大抵「石は特別」「永遠の素材」とうたっています。そして、それは事実だと思います。
そうであるなら、それを加工する人には(依頼する人も)、大きな責任があると思ってしまいます。なぜなら特別で、半永久的に残るものだからです。
長文での返信ありがとうございました。伊藤石材さんは、とても素晴らしい石材店だと思いました。
返信:若だんなより
再度ご訪問ありがとうございます。
田舎の風景にはお墓が良く似合います。
これまでのお墓は、そこでの人間の生活の中にある環境の一部だったからでしょう。
けれど、最近の個人墓、デザイン墓がはたして山里の景色に調和しているのか?と問われれば、必ずしもそうでないこともあるでしょう。
であれば、お墓を建てること自体が景観の破壊になるのでしょうか?
でも、変わらないことが正義ではありません。
人の生活は変わります。 どんどん便利にと。
宗教感、死生観も変わります。 死者の祀り方が変わります。
お墓の形も変わります。 個人墓やデザイン墓が増えます。
自然環境も変わります。 人の生活のために。
それらが今までの価値観に合わないのだとしても変わっていくことは必然です。
ではどうするのか?
お墓石屋としては、故人を偲ぶためのものならそれが個人墓だろうと、形がどうあろうとお墓を建ててあげなければなりません。
結局、ただの田舎石屋が難しいことを考えても仕方がないので、良いお墓を建てさせていただけるよう、建てられるよう精進するだけです。
今回のマイラーさんのコメントには考えさせられました。
できましたら、今後もときどきコメントをいただけますようよろしくお願いいたします。
まいら〜なさった時の感想でもかまいません。
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これからも人の生き方の根本にかかわる「お墓」という仕事をしていくにあたって、
いろんな方のご意見を伺いながら、当店も考えていきたいと思います。

おかみブログにデザイン墓石についてのご意見をいただきました。
せっかくいただいたご意見です。
他にも同じようなご意見を持っている方がいるかもしれないと思い、そのご意見についての返信もかねて記したいと思います。
参照:「楽しいお墓写真、撮り歩き」 (投稿日:2010-08-31)
いただいたご意見は、
1.「特殊なデザインのお墓を作るとき罪悪感はないのか?」
2.「普遍性のないデザインでは一代限りの使用となるのではないか?」
3.「一代限りのお墓が増えるのは環境破壊と使い捨て社会を加速させるのではないか?」
という内容でした。
ご意見に対して当店の考えを記します。
1.投稿者様が言う罪悪感とは、特殊なデザインのお墓が環境破壊につながるのではないかということについてだと推察しますが、
一方で伝統的な形でないお墓は文化を壊すという趣旨にもとれます。
環境破壊についての考えはあとで述べるとして、まずお墓の形についての基本的な考え方を記します。
デザインの違いによってお墓を建てる目的や意味が変わるとは思えません。
お墓は故人を追悼するための象徴物である、ということは古来より変わっていません。
しかし、お墓の形は時代により変わっています。
現在一般的と言われる三段のお墓が定着したのはわずかこの100年ぐらいのことです。
それも日本でだけのこと。
ですから、故人を偲ぶため、という目的の前にはお墓の形はどんなものでもいいと考えます
一方で、当店では仏教檀家の方には五輪塔をお勧めしています。
仏教で供養をするのなら仏教的にありがたいといわれている形で建てるのが”望ましい”と考えるからです。
そして、お墓の形は、石屋が勝手に決めて建てているのではありません。
建墓にあたって石屋側から五輪塔を含めていろいろな形を提案しますが、最終的に形を決め、建てるのは施主さんです。
その形が、”施主さん”が”故人のためになる”と考えて“お墓として“選んだものなら、デザインに良し悪しはないと考えます。
昔からある五輪塔は良い形で、最近考えられたデザイン墓は悪い形とは言えないでしょう。
2.デザインに普遍性があれば代々ずっと続くのか?と考えれば、そうとも限らないわけで、
そもそも目的が達せられれば、形に普遍性のある必要もないと思います。
代々続いてきた家、これからも続く家であっても、その家、その方の考えるその家らしいお墓を建てさせていただければうれしく思います。
ちなみに、おかみブログに載っている6軒のデザイン墓はすべて承継する子孫の方もおられる、代々墓です。
また、普遍的でない、といわれるほど突飛なものとも思えません。
特に当店で実績の多い「自然石タイプの碑石」は、日本人のお墓の原点ともいえる「千引石」を彷彿とさせるもので、ある意味最も普遍的な形と言えると思います。これは個人の感じ方によるとは思いますが。
ただし、お墓のデザインが子孫に受け入れられないといけませんし、田舎という地域柄も考慮し、あまりに具体的過ぎるデザイン(たとえば個人の趣味を特定するものの形とか)は当店としてはお勧めしていません。
故人に思い入れがあるほど、その人のために建てるお墓にも思い入れが生じるのです。
想う人のため、自分のため、子孫のためと考えた上でお墓に個性的なデザイン性を求める施主さんに、当店は喜んでデザイン墓石を提供します。
3.まず、日本ではもうしばらく死亡者数は増えていきます。しかし、世帯員数の減少、宗教感の薄れ、価値観の多様化、すでに家墓があるなどの理由から石のお墓自体は増えていくことは無いだろうというのが業界の見方です。
建墓されるお墓そのものも小型化しています。
投稿者さんの心配される採石による環境破壊は増えないと思われます。
また、世界を見渡してください。
石の採掘による環境破壊など、コンクリートを得るために削られる山、金属を得るために掘られる穴、道路や住宅を造るために埋められる谷、それらに比べたら建築に使われる石を含めてもごくわずかなものです。
量の問題ではないとしても、圧倒的に耐用年数の長いお墓の石は、材料として見ても車や家や他の製品より環境の破壊具合は低いはずです。
とはいえ、わずかでも1代限りの個人墓が増えればその分の環境破壊があるのは確かです。
しかし、人間の経済活動のすべては環境破壊の上に成り立っています。
1業種の小さな動向による影響に一人が意見するより、世界全体で進む発展による環境破壊についてみんなで意見し、行動し、意識を変えていった方が採石による破壊を含め環境破壊そのものを早く減らすことになると思います。
そして、使い捨てとはならぬようできるだけ良いものを必要とする方に引渡し、保守管理ついても助言しています。
ちまたでは10年で建て替えや大規模な補修を余儀なくするような工事をして「低価格で提供」とうたっている業者もありますが、それこそ環境破壊=「もったいない」と評価せざるを得ないことです。
なによりお墓は死者のためだけではなく、今の生者のためであり、未来人(子孫)のためであり、いつまでも家が世が栄えていってほしいとの願いを込めて建てるものです。
遺族の安寧と願いをこめたいつまでも残る仕事である建墓を生業としていることをありがたく感じます。
最後に、最も吉相のお墓とはなんでしょう?
それは、”お参りのされている”お墓です。
仏教の教義に基づいて正しく墓石を建てましょうと、啓蒙している研究会「仏教墓塔研究会」というものに、当店も参加しています。
年に1回、研修会があり、本山などのお寺で修業体験をします。
25年度は京都黄檗宗本山の研修道場で禅修行体験をしてきました。
毎回厳しい研修ですが、今回も朝4時からの作務、座禅に始まる禅修行と日中講義を詰め込んだあわただしい体験でした。
久しぶりの座禅に足は痛み、1汁1菜の食事に腹をすかせ、墓塔講義以外では暖房などありませんから、カイロが支給されておりましたが、道場のせんべい布団では寒くて寝られずというたいへん記憶に残る3日間でした。
当然2日目講義には居眠り者続出、翌夜には使い切りカイロが大量に支給されました。
江戸時代に伝わった黄檗宗には中国の影響が強く残っており、信徒さんには中華系の方も多く、研修後には万福寺近くの華僑の方の墓地の見学もしてきました。(若だんな)
14日成人の日は一日中雪が降りました。
明けて15日、朝のうちにかかっていた薄い雲も去って、まばゆいばかりの銀世界です。
石屋は、現場は一時休止ですが、工場と事務所は変わらず営業しております。
里山で雪をかぶった記念碑と、そのそばに凛として立つ桜がとても誇らしげ。
春はまだまだですが、今日の日差しはとても暖かです。
新年あけましておめでとうございます。
いとう石材は商店街の福引会参加からスタート。
石臼でお餅つきをしました。
石臼は愛知県産の白御影で作ったもの。
いったん温まると熱が逃げにくく、ふかしたてのもち米が冷めにくいのでふっくらもちもちにしあがります。
もち米は昨年からおなじみ、小淵沢松向の五味さんちの有機米を使わせていただきました。
2回ふかして、会場に来ていたお客様方についていただき、
その場でちぎりわけて、きなことおろしポン酢で召し上がっていただきました。
あっというまになくなってしまうのですが、その場がぱあっと華やかになって、楽しいひとときでした。
ペンション振興会がトン汁をお振舞。
こちらもおいしくて、最後はトン汁とお餅をあわせて、小淵沢特製「お雑煮」のできあがり。
こちらも大好評でした。
今年も皆様に運がつきますように!
ステキなお墓ができました。
黒光りするお石塔にまわりの山々が写り込んで、彫刻と一体化してます!

お施主さんの思いがこもった桜の花とバイオリンを半立体彫りしました。


デザイン上では「アール」にこだわりました。
墓石全体は横型で、角を大きく丸くしたり、曲線を使っています。
外柵もねじれ感のある曲線を用いました。
全体的に柔らかな印象に仕上がりました。


このお墓にはお施主様のおばあさまとご両親の遺骨を分骨していれてあります。
先代までのお墓は別のところにあり、実質このお施主が初代になる寿陵墓ですが、
「ご先祖あっての私」という思いをこめて、墓誌にもそのお3方のお名前を刻んであります。
桜は奥さんの好きな花(木)、
バイオリンはご主人のご職業にちなんだもの。
個性をさりげなく表しながらも、飽きの来ない、いつまでも穏やかな気持ちでおまいりし続けられるお墓に仕上がりました。
施主さんは車で5分程度のところにお住まいなので、犬の散歩コースに入れて毎日来たいとのこと。
お墓は亡くなった人のものだけでなく、生きている人の心のよりどころだと、あらためて感じさせてくれるお仕事でした。
9月に来店してくれた塩山にお住まいのお客様から、お便りがきました。
「おたくのお店で買ったかわいいお地蔵様を、子授地蔵のお仲間に入れてもらいました。」
子授地蔵(こさずけじぞう)とは、牧丘町(合併し現山梨市牧丘町)にあるお地蔵さま群のこと。
子どもの授からない夫婦がそこにあるお地蔵様を1体連れて帰り、めでたく授かった折には2体にしてお返しするという風習があります。
そのお客様もめでたく初孫をさずかり、借りてきたお地蔵様のご利益、と喜ばれ、当店で小さなお地蔵様をお求めいただいたのでした。
「初孫をさずかり、喜びを与えていただき、幸せな今日の自分があることを、亡き両親やご先祖様に心の中でありがとうございましたといいました。」
奉納したときの様子や子授地蔵のある小楢山の様子を写真に撮って送ってくれました。
塩山…車で行けば1時間ちょっとだから、そのうち見に行きたいなぁ。
ウチはもう十分授かったけど、感謝の心を持ち続けられるように。
子授地蔵の観光案内はコチラ
山梨市観光協会 http://www.yamanashishi-kankou.com/asobu/culture2.html
お石塔はインド産上級黒の国内加工製品。
外柵には白ベースに黒の斑のちりかたが美しいものを使いました。
通常お勧めしている白御影よりワンランク上の品質と美観。
研磨とびしゃんという仕上げの違いが質感と色のコントラストに表れています。
たくさんの人にお参りしてもらっても圧迫感のない、開放的な入り口。
一周忌には大勢親戚が集まりますが、こちらのお宅も総勢20余名が列席されました。
スペース的にも十分。
これだけの方を笑顔にする故人とお墓の「力」を感じました。
これからも大勢の人に見守られて、大勢の人に功徳を与えてあげてくださいね、と亡くなった奥様にお願いしたくなりました。
ところが、外柵は今ほとんど中国で加工してきますが、このお宅の部材が加工指図と違うもので納品されてしまいました。通常なら自店ですぐに作り直して対応するのですが、今回は普段使っていない特別な石。しかたなく中国で作り直しをしてもらうのですが、この一周忌には間に合わず。
申し訳ないことです・・・。
でもおかげで(?)外柵材をアンカーボルトで接合するための穴があけてあるのがよくわかります。
今だけ見れますよ〜。(泣笑