お知らせ

2012年10月23日

ころころ通信vol.12編集開始

7月にvol.11を発行して以来、夏と秋にイベントが続きさらに雑務に追われ、のびのびになっていた通信発行。
いよいよvol.12発行に向けて執筆を開始しました!
 
次号のコンテンツは
・お墓づくりの想い
   8代目の大事業、代々鉄工所の家系のA家のお墓づくり
・新シリーズ<本はこころの栄養カプセル>
   おはかまいりを描いたかわいい絵本紹介
・新シリーズお墓FAQ「名前に赤を入れる訳」
・地域のお店紹介
   石貼り風呂から星空が見える 貸別荘「やまのみえるいえ」
・いとう石材の歴史「第2弾 石工定雄の成長」
 
・・・などです。
 
11月初旬発行予定。
乞うご期待!

2012年10月8日

キムラ工房感謝祭の一日

小淵沢の工務店・キムラ工房さんの感謝祭に参加しました。
 
地域材を使った家作りをすすめるキムラ工房。
毎年この時期にお客様向けのイベントを行っています。
今年は地元の赤松材の大胆な一枚板が見所。
また、フリーマーケットや屋台も出たりして、気軽に楽しめるイベントなのです。
 
当店は、とにかく「石」という素材の幅広さを知ってもらおうと、いろんな石種を持ち込みました。
大谷石の石窯。
白御影の漬物石。
ガーデン用石灯り。
表札や鍋敷き、マウスパッドに最適な、様々な色もようの御影石板。
そして、本場八ヶ岳の岩を一から切り出した、住宅用タイル。
 
特に人気だったのはやっぱり大谷石の石窯。
八ヶ岳暮らしといえば、定番はやっぱり薪ストーブと石窯でしょう。
おうちパーティを楽しむ人が多いので、「火」は集いの中心になるのです。
展示したのは当店オリジナルデザインの3種のうちⅡ型で、材料のみのキット代で15万円のタイプ。
ネットなどで検索してもわかりますが、利益なしほぼ材料費のみの価格設定です。
モルタルなどで目地をしたりする必要がなく、ただ力技で積み上げるだけで簡単にできてしまいます。
オリジナルデザインとはいっても、なるべく価格を抑えるために規格材をうまく利用した組み合わせ方。
「いいなぁ・・・」とため息をついていかれる人、ひそかに「そのうち買おう!」と決心していかれる人・・・。
大谷石のやさしい風合いもすてきですね。
 
それから意外と石板が売れました。
石屋にはいろんな石種の見本石が問屋さんから入ってきます。
その多くは有料でしたが、今回在庫整理のため破格でお譲りすることに。
黒御影、白御影、赤御影、マルチカラー。
こんなにたくさんの種類があって、世界中から入っていることだけでも知ってもらえてよかったです。
 
午後は人の流れも落ち着いて、のんびりと店番。
おとなりのフリマブースを見に行って、子供の本や文房具をゲット。
屋台でいのししなべもゲット。甘めの味付けで、臭みもなく、おいしかったです。
 
いろんな人ともお話できて、たのしい一日でした。
また来年も出る予定です。

2012年9月20日

施工例紹介〜八ヶ岳山麓に佇む自然石のお墓

「お墓を建てるなら、自然石で」。
そんな決意で建墓にのぞまれたK家のお墓です。
 
完成された形の伝統的三段型とちがい、自然に形作られた岩を切断したもの。
でも、微妙なラインを見せるために切断面を読んだり、微妙な角とりこぶだしの加工は不可欠。
当店では木曽の黒光真石という石をよく使います。
切断面を磨いた仕上がりの艶が黒光りしてきれいだからです。




 
この自然石には彫刻文字にもこだわりを。
太い、少しくせを持たせた当店オリジナル楷書。
止めや払いの陰影を強調するために彫り込みの強弱にも細心の注意をもってします。


 
土台石は地元八ヶ岳の石を。
碑石を差し込む部分を手作業でくりぬきます。


 
こうしてできたこの世にたった一つの形。
八ヶ岳のふもとの里山墓地に、昔からあったように、そしてこれからも長く、先祖を守り続けます。

2012年9月17日

オープンアトリエ開催しました。

八ヶ岳のクラフトネットワーク「おらんうーたん」で企画している、「オープンアトリエ」に石あるくも参加しました。
 
木工作家・ビーグルの南部裕輔さんが、いろんな板材を持ってきてくれました。
販売できます。
特にヒノキの一枚板の天板はみごと。18万は安い!
また、自宅建築でもお世話になった鈴木工務店で修業する、家具作家の安崎さんは、古材を利用したちゃぶ台を持ってきてくれました。
八ヶ岳赤松材でつくったイスも。


 
墓石にも産地と加工がわかる値札を付けました。
まあ、こちらはクラフト工房を見学に来られた方にはあまり興味ないかもしれませんね・・・。 


 
スタンプラリーでは北杜市広域をまわって、それぞれのエリアの魅力をしっていただこうと、工房も4つのエリアに分けました。
全エリアを回って、スタンプを集めた人にはお好きな工房で記念品やサービスが受けられます。
当店でもめでたく4エリア回ってこられた方が、記念品をゲット!
当店では「十和田石の石板」をプレゼントしました。
きれいな薄青緑の石で、鍋敷きや花器台に使うと素敵です。




 
この時期、どうしてもお彼岸前の工期や供養のお手伝い、子供の行事などが重なるのですが、いろんな方との出会いを楽しみに、来年も参加できれば、と思っています。
 
展示はビーグルさんのご厚意もあり、しばらくそのままにしていますので、この3連休に来られなかった方もぜひ遊びにきてくださいね。

2012年9月15日

最新施工例紹介〜念願のご本尊をお迎え

代々の夫婦墓やお地蔵様が続いてきたお宅のお墓。
このたびご本尊をお迎えする仏塔を新しく建て、これからの先祖代々墓として守っていくことになりました。
 
改修前の様子です。


 
既存の石積みを活かし、古いお石塔もきれいに洗浄して並べ直し、
新しくご本尊となる石塔を真ん中に据えました。


 
古いお石塔もこのとおり。


 
ご本尊石塔の石はインド産の黒御影。白い斑がぼたん雪のように散っているのが特徴的な美しい石です。
固くて品質も良く、若だんなもイチオシの石。
「南無釈迦牟尼仏」とは曹洞宗のご本尊名。
既存のお石塔の価値を活かしながら、代々家を守っていただくためのご本尊石塔にぴったりの文字です。

  
書体も当店自慢のオリジナル特注書体を選んでいただき、品格のある仏塔が完成しました。

2012年8月13日

最新施工例紹介〜7代目の大事業〜

今の当主で7代目、という古くからの家柄のお墓を改修しました。

 
もともとあったすじの蓮華座付の本尊を一式再研磨、上台には「赤羽家」と家名を彫り込み、花立と香炉を新調、まったくの新品を建てたようになりました。


  
そのほかの古い石塔も特殊クリーニングをし、彫ってあった戒名がきれいにみえるようになりました。



 

2012年8月10日

最新施工例紹介 清楚な真壁石

8寸基本和型。
寸法はこの地域としては小さめですが、その分石の質にこだわりました。
茨城県産真壁石を使用。
敷地内に多くのスペースを設け、子供たちも含めた大勢の家族でお参りできるようにした。

若くして亡くなった、小さな子供たちのお母さんが眠る、
清楚でありながらしっかりした意思と力強さを感じさせるお墓です。

2012年8月2日

高福寺の新名物・福カエル

小淵沢、淵嶽山高福寺(曹洞宗)に、当店の石カエルが奉納されました。
 
参拝の帰りに頭をなでてあげたりすると、幸いを自宅まで持ち「カエル」ことができるように、という願いのこもった石彫です。
 
石の町・岡崎市の石工さんが作ったものです。
愛知県では良質な白御影石が何種類も採れ、日本の三大石産地の一つと言われています。
その岡崎の腕のいい石工さんが作ったこのカエルは、まさにお寺に来たたくさんの人を幸せにする、という大役を担うに値するすばらしい作品です。
 
百八つの鐘で有名な高福寺の、新しい名所となりそうです。

2012年7月28日

最新施工例紹介 「カエデ、そらを舞う」

球体を斜めに切った形状。
お墓としては斬新に思えるけれど、不思議に普遍的な形です。
  

彫刻面はお施主様の最初のインスピレーション。
海とも山ともとれる波打つラインに、
ご主人の好きなカエデの木と奥様の好きな桜を象徴的に表現。
絵画の一枚を見ているようです。
 
注目したいのは床の部分。
放射状に張られた石が、まさに八方に広がる浄土の宇宙を感じさせます。


  
ここから南アルプスと森を望みます。
自らの終の棲家を演出した、こだわりの寿陵(生前墓)。


 


  
平成24年7月完成。

2012年7月21日

ペトリファイドウッド、人気です

ペトリファイドウッドとは珪化木(けいかぼく)ともいい、木の化石です。
パワーストーンとしては、大自然・大地からの大きなエネルギーを持っています。
先祖から引き継がれた知識や才能を引き出します。固い意志と決断力を与え、自分で決めた道を迷わず進めるようにサポートしてくれます。
 
ここ最近、この石が当店でちょっとしたブームで、数回一気に売れていきました。

見ての通り、ひとつずつ色が大きく違うのが特徴で、白っぽいものもあれば、赤っぽいものもあり、一つずつゆっくり見たい石です。
 
石のある暮らし創造工房・石あるくではお好きなパワーストーンを選んでいただき、ブレスレットにしあげます。
少しずつ石の種類もふやしてます。