お知らせ

2012年7月15日

南無妙法蓮華経でご納骨

今日は信濃境に納骨のお手伝いに行きました。
質の良い黒御影の横型墓石。
納骨堂は台となっているものの部分。
今日はおみうちだけだったので、お骨壺に最後全員触れていただきました。 
お子様も大じいじの功徳がいただけたと思います。

2012年7月5日

最新施工例紹介 「これからの人生に望みを」

ひと文字、「望」。
 
ご主人が亡くなって新盆を迎えるにあたり、完成したお墓です。
大胆に動きのある書体で「望」の字を彫ったお墓。
ご主人への強い思いと希望の心が表現されています。
 

 
アフリカ産黒御影

2012年6月30日

ご納骨はお任せください

今日は神道のお宅の納骨のお手伝いをしました。
特別に撮影許可をいただきました。
ご当家もこういう機会だからこそ、親戚一同が集まった家族の記録になると、快く撮影に協力してくださいました。
 
字彫りと墓石のクリーニングは事前に済ませ、
当日は早めに墓地に行って、式準備の最終チェック。クリーニングが済んだ日からしばらくたったので、また少し畑などからの土埃もついています。きれいなぬれぞうきんで拭いました。納骨堂の石蓋をあけて、内部に蜘蛛の巣などが残っていないかチェック。字彫りをしたときに掃除はしていますが、今一度。白布をかぶせた台を準備。お骨壺や花などの一時置きにします。

いよいよ式が始まりました。
今回はおじいちゃんの五十日祭。祀官さんが五十日祭の清め祓いをします。そして、納骨。

 僭越ながらここは石屋が仕切らせていただきます。「それでは、○○様のお骨を納めさせていただきます。」

 大好きだったおじいちゃんの、親族で行う最後の送り出しになるのです。お骨壺を、宰主様にもう一度抱いていただきます。そして骨壺に触れて感謝のお声掛けを参列の皆様全員に、時間がゆるす限り。それがむずかしければ近いご親族やお子様だけでも。おじいちゃんの力で、いい子に育ちますように。

みなさんがお骨壺に触れ、声掛けが終わったら、納骨堂に納めます。ここは膝をついたり重い石を扱ったりするので、石屋が行います。
 
蓋をしめて、首を下げて引きます。
ここからまた祀官さんが、こんどは骨納めの祓い詞を。
 
祖神(おやがみ)さまのお守りがありますように。
ご親族みなさんの心に残る納骨式になるよう、心を込めてお手伝いしています。
 

2012年6月29日

お墓コンテスト入賞作品をご紹介

第18回「全優石お墓デザインコンテスト」に入賞した
S家のお墓です。
 
Sさんは30年ほど前八ヶ岳が好きで移り住み、薪ストーブの販売と施工をするお店を経営。
 
幼くして亡くなった子供のお墓を横浜から改葬し、自らも入るお墓に特別な思いを込められました。
  
碑石のデザイン、彫刻画ともSさん自ら考案。
背の高い碑石の形は山並みをイメージ。
心静かに小さな庵(いおり)で、夫婦二人心静かに最後を迎えたい。
(実際はお店が繁盛し、まだまだ静かな余生、というわけにはいかないようですが)
道は天(あるいは浄土)へ上る道、二輪草は夫婦を表しています。
上部の「語」はこの場所が語らいの場になるように、という想い。
花立と線香立の形も夫婦をイメージ。
入口は切り返しの角度も考えたスロープにし、空きスペースも多く設定。
このスペースには今後ベンチを置いたりして、より語らいがしやすくなるものを追加していきます。
 
明るい赤の御影石の背の高い碑石が青空と八ヶ岳に包まれ、しっくりと景観になじんでいます。
 
次回ころころ通信「職人気質」コーナーで、薪ストーブ専門人としてお話をまとめる予定です。

2012年6月21日

南無釈迦牟尼佛を彫った想い

次の「ころころ通信」の取材のため、甲府のお客様のところへ行ってきました。
  
夫婦でコーヒー専門の喫茶店を営んだこともある人。
(ということで、このページのタイトル画像をイメージ画に使いました。)
甲府出身、甲府在住、お墓も甲府という、最近の当店にはめずらしいお客様ですが、「仏教墓塔研究会」のホームページから当店を探し当ててきてくれた方です。
仏教各宗派ごとの正しい教義とお墓の建て方を研究する会で、意識のある石材店は参加してます
「仏教墓塔研究会」の研修に参加してるのは、県内では当店の若だんなだけみたいですね。
 
取材裏話は「石屋のおかみの八ヶ岳絵日記」で。
http://isiark.blog59.fc2.com/blog-entry-700.html

2012年6月17日

お墓クリーニング

お墓のクリーニングをしました。
 
昭和40年代に建てたお墓。
木曽の黒光真石(こっこうまいし)という石で建てたお石塔と白河石の地上納骨堂です。
石材同士のズレなどの狂いは全くでていませんが、長い年月の水垢がついています。
今回は薬品を使わず、特殊ブラシと手道具だけで水垢やコケなどの汚れをおとします。
 
まず大まかに全体を洗浄しますが、そのあと大部分は端から少しずつ削ったりこすったりする細かい作業。
意外に動きが小さくて神経質な作業なのです。
 
ほぼ汚れを落とし終わったお石塔は、まるで磨きなおしたように往時の美しい艶が戻ってきました。
(下の画像が作業終了間近のもの。鏡みたいにピカピカです)
これというのも、40年前のもとの磨きが丁寧でいい艶を出していたから。
はじめがきちんとしていると、年月がたって整備したときに、ちゃんと元の艶が現れます。
磨き加工があまいとこうはなりません。
かつて、うち中総出で工場でせっせと磨いた苦労は、こうして次の代に引き継がれるのです。
 
磨きの艶持ちについて、女性によくわかってもらうために、爪磨きを時々例にだします。
爪磨きの道具は1段階から7,8段階くらいまであって、全部使って丁寧にみがくと、
爪のつやもいいし、滑らかになってマニキュアもぬりやすい。
いいかげんにしたものはマニキュアを塗った直後はそれなりのしあがりで、
ぱっと見にはわかりませんが
おしゃれな人には良し悪しがわかるし、少し時間がたつとすぐはげてしまいます。
石も全くそれと同じです。

2012年6月12日

小学校の町たんけん きてくれました

小淵沢小学校の2年生が、社会科見学で町内の店や企業をまわる「町たんけん」で、今年も子供たちが来てくれました。

ごあいさつのあと、まず事前にもらっていた質問に答えます。
みんないい質問くれてました。
1.「だれがどんなおしごとをしていますか?」
2.「しごとをしていてうれしいことはなんですか?」
3.「石はどこからとってくるのですか?」
4.「石のしゅるいは何しゅるいぐらいありますか?」
5.「石でどんなものをつくっていますか?」

今年は、石にどうやって文字を彫るのか、ちょっと体験してもらいました。
石の端材に、あらかじめ用意しておいた名前や模様を切ったゴムを貼り付け、
工場に行ってその場で彫ってあげます。
自分だけのプレートができてよろこんでくれました。

これからも気軽に立ち寄ってくださいね。

2012年6月3日

自然石に彫りました

お客様のお庭にあった石に、そのまま字を彫りました。
自然な感じの表札になりました。

表札はそのおうちの顔。
個性的な表現を楽しみたいですね。

2012年5月30日

ペット墓サンプル入荷しました。

ペットのお墓、入荷しました。
  
本体中央部分に穴を設けています。
ワンちゃんやネコちゃんのお骨、首輪、ネームタグなどを納めることができます。
 
<サイズ>
碑石:170×170×100mm  台石:230×230×60mm
<石種>
インド産御影石 Y-1
  
参考価格、5万円(彫刻代・消費税込)
 
石種、サイズ、形状などご希望にあわせてオリジナルでお作りします。
 
室内でお祀りする小型の人間のお墓(メモリアル)としても使えます。

2012年5月27日

ワンちゃんのお墓追加彫り

ラブラドールのアレックスくんが14才でなくなりました。
アレックスくんの写真をもとに、イラストを描きおこした、ペットメモリアルです。
裏面には名前と命日を彫りました。
 
その後妹分のプリンちゃんが12才でなくなり、いわゆる「追加彫り」をしました。
 
石は赤茶系マルチカラーの御影石。
素敵なお庭の草花に囲まれて、いつまでも愛らしい姿で、優しい気持ちを伝えてくれる碑でありますように。