お知らせ

2013年1月31日

13号 2013年1月発行

対談・職人気質 -その道のプロにきく仕事へのこだわりとご先祖祀りについて思うこと-

第6回 畳屋四代目の新たな挑戦 ~有賀俊幸さん~
 
富士見町有賀畳商会4代目。高校卒業後、京都の老舗畳店に住み込み、畳技術や簿記を学ぶ専門学校に通いながら3年間修業。その後父の店に戻り、京都仕込みの伝統技術に加え最新設備も取り入れ家業を守っている。畳製作技能士1級(国家資格)と職業訓練指導員畳科の免許を持つ。

 
― 家業の畳店を継ごうと思ったいきさつは?
祖父からも父からも畳屋になるんだ、と言われて育ちました。特に反発もなく、他のことを少しばかりしてから戻るくらいなら、最初からなろう、と自然に決心するようになりました。
 
― 修業場所に京都を選んだのはどうしてですか?
まず家を出て住み込みで働きながら学べるところ、ということ。それに京都は寺や茶室、日本家屋がたくさんあり、日本の畳文化が生きているところです。実は京都の畳は日本の世間一般のものとは違って、家に戻ってから戸惑うことも多かったのですが、そういう違いを学べたのも貴重な経験でした。
 
― 畳文化や畳店の現状は?
畳離れしてはいますが、うちには個人の方から張り替えの仕事もよくあります。代々の店という知名度と技術のおかげですね。お客様に直接説明ができる機会も多くて、材料や加工の違いをわかってもらえやすいので、やりがいも大きいですね。

 
― 家業を継いだということで、ご先祖に対してはどんな思いがありますか?
先祖を一番意識するのは、祖父の残した仕事(畳)を見たときですね。作業してる姿は見たことがないんですが、畳を見ると祖父の仕事ぶりや職人としてのクセなんかも見えてきて、感慨深いです。子供に継がせたいか、といえば複雑ですね(笑)。でもこの仕事場に来るのは好きみたいです。掃除をしたらこづかいをやったりして、いい仕事とお金が直接つながる大事なものだということを伝えたいと思います。お墓参りも盆彼岸には必ず行きます。将来どんな職業につこうと、畳屋の子供であることは変わらないですからね。
 



2012年11月26日

12号 2012年11月発行

究極のおはかまいりえほん ゆらちゃんのおはかまいり

 
ゆらちゃんのおはかまいり家族でお墓参りに行くことの楽しさを伝える幼児向け絵本。
将来はお花屋さんになりたいと言う夢を持つ少女・ゆらちゃんが、家族と一緒にお墓参りに出かけるエピソードを、楽しい物語とかわいらしい絵で仕上げています。


ゆらちゃんのおはかまいりお墓参りをこれほど正面から描いた本はなかなかありません。
お子さんやお孫さんをひざに乗せながら読み聞かせてあげたい、心温まる一冊です。

○ プレゼント
この本を毎月1名の方にプレゼントします。
住所、お名前、お電話番号、「石や・ころころ通信」の感想、
ご希望のお受け取り方法(着払い郵送またはご来店)をお書きの上、
ハガキまたはホームページよりご応募ください。
①ハガキの場合 〒408-0044山梨県北杜市小淵沢町797 有限会社伊藤石材工業 宛に郵送
②ホームページの場合 いとう石材のHP https://itosekizai.co.jp/contents/ お問い合わせフォームより送信

 
○ 推薦の言葉
~淵嶽山高福寺住職 水原康道さん~
「ノノサマ」って言うのは、古くからお月さまという赤ちゃん言葉。小さな子供のう
ちから、ご先祖さまに手を合わせることを伝えてきました。仏壇やお墓のお参りは大
切に!ご先祖さまへの感謝や家族の心の絆が自然と生まれてくると思います。
 



2012年7月30日

11号 2012年7月発行

机 デイサービス 恵福の家

恵福の家昔から親しんでいた我が家のような場所。それが、富士見町机集落にあるデイサービス施設「恵福の家」です。地元野菜を使った手作りの食事、ヤギ乳のケーキなどでおもてなし。庭には涼しげなせせらぎ、バラやハーブ、自然農で栽培する自家菜園が広がっていています。

恵福の家農地付の一般住宅を介護サービス用に改造。車いす対応トイレや介護機能付き浴槽を新設しました。一軒家の小規模体制ならではのきめ細かさが魅力です。

恵福の家地域のお年寄りが元気に笑える場を作りたいという夢をかなえるためケアマネージャー、介護福祉士の資格をとった小笠原耐子さん(右下)とオーナーの紘二さん(左)、スタッフの橋本さん(右上)。


 

対談・職人気質 -その道のプロにきく仕事へのこだわりとご先祖祀りについて思うこと-

第5回 「語りあう」で共通、ストーブとお墓 ~椎名武志さん~
薪ストーブ専門店を経営。輸入商品を中心に販売し、設置設計と施工を行う。30年前に横浜から移住。薪ストーブは山暮らしのあこがれ的存在としての時代を経て、現在はバイオマス燃料活用の暖房器具として必要とされる時代へ突入した。普及に伴い法的規制も厳しくなり、専門家としての役割がますます重要になっている。
 
八ヶ岳の住宅で、薪ストーブを設置する家は増えているんですか?
増えてますね。昔は別荘が多かったから、暖炉とかスタイルのおしゃれなものが流行っていたけど、今は調理のできるもの、熱効率のいいものが圧倒的に多い。生活に必要な火力源なんです。雰囲気重視から実用重視になって、いいものを使う人が増えたのは私にとってもうれしいことです。
 
薪の確保が大変、というイメージがありますが。
手はそれなりにかかりますよ。でもカーボンニュートラルの考え方からすると、もう化石燃料に頼る時代じゃない。果樹や雑木林の間伐材、しいたけ原木の不要部分などが、八ヶ岳では比較的手に入りやすいところです。長野県側は特に整備が進んでいますね。
 
八ヶ岳の設置専門業者としては、椎名さんは経験が長いですよね。
旧大泉村の油川で23年前に始めて、高原道路ができる15年前に今の店を構えました。最近は設置業者も増えましたけど、気をつけてほしいのは安全面。壁からの距離や遮熱素材の使い方は、製品一つ一つで違うんです。緻密な計算と性格な施工が必要。知らないで設置して火災が出た例も多いんですよ。建築基準法でも年々厳しくなっています。やっぱり専門家に頼んでほしいです。
 
設計といえば、椎名家のお墓はご自身で原案を設計なさいましたよね。
今すでに幼い時に亡くなった子供が入っていますが、このお墓がみんなの「語らいの場」になればと。車いすでも来られるように、入口のカーブやスロープを計算して、CADで設計図案を書いてみました。敷地内のスペースはゆとりをたっぷりもたせてあるので、いずれベンチを置いたりしていきたいです。夫婦二人、この場所でゆっくりできることを願って建てたのですが、まだまだ忙しくてね。静かな余生には程遠いですよ。でも集まって語り合う場、という意味ではストーブもお墓も同じですね。




2012年4月28日

10号 2012年4月発行

対談・職人気質 -その道のプロにきく仕事へのこだわりとご先祖祀りについて思うこと-

第4回 「人が集まる空間としての墓地、その美とひろがり」 ~両角修次さん~
一級建築士。伝統道具や家具の店「もろずみ鉄木堂」を営み、書もたしなむ。富士見の名所を歩いて回る「おらが山里ネットワーク」の運営や、諏訪の新しい名産を販売するイベント「スワいち」富士見エリアの会場設計など、町おこしに貢献。富士見町の建築物や歴史、墨客についての研究もライフワークとして行っている。

 
― 建築の立場から、どんな町づくりを考えますか?
「この高原の町はいろんな魅力がありますね。まず豊かな自然資源。そしてその中で生活する人々が生んだ里山風景や古い建築物。建築だけ見ても宿場町らしく旅館、農業や養蚕を行う民家、空気がよいことから療養所・・・といろんなタイプがあります。建築も含めた町並み空間全体をプランニングしてみたら面白いんじゃないかと思うんです。」
 
― 参考にする建築はありますか?
「僕はイタリアの建築が好きで、町づくりにもとても参考になると思っています。特にヴェネツィアは町全体がひとつの建築物といわれますが、人が集まる空間づくり、誘導するストーリーづくりがとても上手なんですよ。著名な建築家の一人カルロ・スカルパはおもしろい。彼の作品でブリオン・ヴェガという墓地の設計があります。富豪ブリオン家の墓なのですが、既存の共同墓地に隣接した広大な土地に、夫婦の埋葬地と墓碑、礼拝堂まで備えた墓を展開した見事な作品です。墓を空間アートとして表現し大勢の人の鑑賞の対象にもなったんです。人が集まるということが、町でも公園でもお墓でも大切な目的ですね。」
 


― 建築でも石を使うことも多いと思いますが、石という素材はどんな魅力がありますか?
「スカルパと同じくらい私が敬愛する建築家・白井晟一は石の建築家でもあり実存主義の哲学者でもありました。実存主義を敢えて一言で言うと「実存は空想を超える」ということだと思うのですが、石はもっとも風化しにくく、白井も実存の比ゆとしてよく用いた素材です。自然そのものだから表現も無限なのが一番の魅力ですね」
 
― 建築家・両角さんの考える「お墓」とは?
「お墓はご先祖の空間を共有する場所だと思います。お墓に行くとご先祖のことを考える。一人一人にそれぞれの世界・空間があったわけで、その集大成が自分なんです。人間のつながり、歴史のつながりを痛感しますね」
 
ブリオン・ヴェガ。エントランスから見た二つの円の重なりはスカルパ生涯のモチーフ。参考文献:「建築と都市」1985年10月臨時増刊号「カルロ・スカルパ作品集」

 




2012年1月31日

9号 2012年1月発行

対談・職人気質 -その道のプロにきく仕事へのこだわりとご先祖祀りについて思うこと-

第3回 「恨みは水に流し、恩を石に刻む」 ~龍澤泰孝さん~
世界的にもユニークな公害問題に取り組んできた学識者が中心となって発足した、環境を考える会「日本環境会議」の会員でもあり、「やまなし環境会議」の会長。本職は日蓮宗法光寺(甲府市)の住職。他、里親会「きずな会」会長や甲府市国母地区子どもクラブ指導者協議会会長、保護司など多方面で活躍。

 
― 様々な場でご活躍の龍澤先生ですが、今回は「やまなし環境会議」の会長であるお立場にちなんで、現代社会で何かと耳にすることが多い「環境」をテーマに伺えますか?
私たち人間が幸せに平和に暮らすために欠かせない、「四つの環境」について考えてみましょう。一つめは「自然環境」。大地、空気、水に守られて私たちは生きている。さらに地球、太陽、宇宙。とてつもない数のことを昔の人が「有難い」と表現したように、この無数の星々がある大宇宙の中で私たちが存在するというのは表現しがたいほどありがたいことですよね。二つめは「社会環境」。ご近所、地域、学校、職場などの人間社会。お世話になりあって、共に生かしあって暮らす社会です。三つめは「家庭環境」。両親あっての自分、親の姿を見て育つ、人格形成の大事な原点です。四つめが「教育環境」。信仰も含む言葉や知識、教養を身につける場です。残念ながら、最近はこの四つの環境を破壊する出来事が続いている。福島原発事故は自然環境破壊の最たるものですし、通り魔事件の多発、親殺し子殺し…。「お金さえあればいい」「自分さえよければいい」という考え方の表れだと思います。
 
― 難しい問題ですね。破壊をなくす、減らす策はあるのでしょうか。
「自分さえよければいい」から「自他ともに栄える」という気持ちになることだと思います。そのために教育があるんです。学ぶこと。教育の目的はなんだと思いますか?教育基本法の冒頭、教育の目的の項に「人格の完成をめざし…」とあります。完成された人格を持った人って、仏教でいえばおシャカさまのことですよね。学ぶことによって相手を知ってその立場になって考えられるようになれば、おシャカさまに少しでも近づくことができる。「思いやり」の心を育てることが、学ぶことなのです。日本人はもともと「恨みは水に流し、恩は石に刻む」という思いやりの精神を持っているんですよ。
 
― 感謝の心が変わらないように石に刻むんですね。
時間と空間を越えて大切な人の魂を尊重するために石を使うというのは、古今東西共通しています。石はすごいですね。デジタル化が進んで、少し前のレコードやカセットなどの媒体は使えなくなってきているのに、石は何百年何千年も残るでしょう。こんなハードはどこにもないですよ。私が住職を勤める寺にも小さないしぶみがありましてね。法華経の教えにも通じる「学ぶときの心得・3原則」を言葉にして石に刻んであるんです。
 
― 「素直に聞く」「まじめに考える」「真剣に行う」3つの言葉が刻まれていますね。
仏教は理論的な教えで、それをかみくだいて理解し実践することが大切です。今の時代風に解説すると、「素直に聞く=情報を収集する」「まじめに考える=情報を整理分析する」「真剣に行う=情報を取捨選択し行動にうつす」この3原則が学ぶ上でもっとも基本となることで、生きる知恵でもあるんです。
人間は学びながら育ちます。そして子供を育てる、ということは人間がするべき行動の中で一番大切なこと。愛情をもって自分の子を育てる、地域の子を見守る、それが次世代を育てることでもあり、教育環境、ひいては4つの環境すべてを守ることでもあるんです。

 
法華経に学ぶ龍澤語録より
いしぶみ
甲府市法光寺にあるいしぶみ。「生きる知恵(=学ぶ時の心得)」を石に刻んである。

 
富士山
富士山は大地から天に向かって拝む姿。また、四方に向かって拝んでいる姿にも見える。富士山の標高は3776m。ゴロあわせ「皆、南無」「(ああいう姿に)皆、なろう」。お互いに尊敬しあう思いやりの姿の象徴だという。




2011年10月30日

8号 2011年10月発行

8号 2011年10月発行




2011年8月31日

7号 2011年8月発行

対談・職人気質 -その道のプロにきく仕事へのこだわりとご先祖祀りについて思うこと-

第1回 「普段の暮らしの中に先祖とのつながりを」 ~大工・鈴木直彦さん~
北杜市武川町。
祖父・父の代からの工務店を基盤に、
国産材、県産材で建てる伝統構法の家づくり
「木の香」を立ち上げる。

 
― 伝統構法の家とはどんなものですか?
簡単にいえば、昔の寺社や民家の造り。無垢の木を手刻みして、釘やボルトを使わずに柱と梁を組む方法。木は木材になってもまだ生きているから、建ててからも組んだ木同士が少しずつからんで、なじんでいく。地震にも強いんだ。

 
―素材はどんなものを使うのですか?
国産の無垢材、極力地域材を使うようにしている。他にも壁は土、土台は石というように、自然素材を集めてる。

 
-伝統構法、県産材、自然素材にこだわるのはなぜですか?
ゴミにならないからかな(笑)。家は住む人と一緒に育っていくものだから、ただ「使う」のではなく「活かす」ことを考えたい。職人の手仕事が見え、その材が育った地域が見える。それが住む人にとっても周りの環境にとっても居心地のいいものになるはずなんだ。そして何百年後か、使命を全うすれば大地に帰る。人間と同じだよ。

 
-先代からの工務店をベースに家づくり集団「木の香」をたちあげたのもそんな思いから?
そう。日本が誇る木材と建築技術をちゃんと次へつなげる仕事をしたいと思った。

 
―当店の考える<ご先祖祀り>と通じるところがありますね。
自分も父がなくなってからお墓は大事と感じるようになったけど、先祖の供養も普段の生活に自然に受け入れていけばいいと思う。今自分があるのはその前の代のおかげだし、そうなるとやっぱり無縁仏みたいにしておくのは世間に顔向けができないね。当たり前のことをきちんとすることで、人間も家もつながっていくんだと思うよ。 
 



2011年4月30日

6号 2011年4月発行

すてきな仲間紹介 

わが町の台所「まちこぶ」手作り教室
小淵沢駅前商店街の一角にある「ショップまちこぶ」。地元農家のおいしい野菜やお米、自然食品などを扱う直売所です。なるべく無農薬やオーガニックに限定した体にも環境にもやさしい食品がそろっていて、気さくなお店の人との会話も楽しく、つい立ち寄りたくなるお店です。その「まちこぶ」主催の味噌作り教室に参加しました。

 
講師はまちこぶ店長の太田さん。食品化学・栄養学のご専門で、食品関係の研究所に長年勤められたあと、無添加大豆で作った食品を製造販売するお店「だいずや(北杜市高根町清里)」を立ち上げた人です。今回の教室で使うのは清里産の大豆。大粒できれいな黄金色の極上品です。業務用の大鍋で煮てつぶして麹と赤穂の天塩を混ぜて貯蔵前の味噌だま完成。ここまではみんなで一緒に作るのですが、味噌のおもしろさはこれから。各家に持ち帰って貯蔵している間にそれぞれまったく違う味になっていくのだそうです。保管場所や密閉のしかたによるからなのですが、一番は愛情のかけかたが千差万別だからだとか。まさに「手前味噌」、こどもと同じなんですね。

 
「日本の大豆自給率は4%。すべてを国産でまかなうのはもはや無理。添加物や遺伝子組み換えの知識も知った上で受け入れていく覚悟も必要。だからこそ手作りは貴重です。これを機に食への関心を高めてほしい」食品安全モニターでもある太田さんの講義が身にしみる一日でした。まちこぶでは今後も保存食などの手作り教室を開く予定。お楽しみに!
 
(*)ショップまちこぶ店内は、おいしくて安全な食品がずらり。高根・浅川さんちの無農薬コシヒカリ。出産内祝にも喜ばれます。

 



2011年1月31日

5号 2011年1月発行

5号 2011年1月発行




2010年10月30日

4号 2010年10月発行

すてきな仲間紹介 

「創立50周年を迎えた小淵沢エコーコーラス」
 
周囲の山々に美しい歌声がこだまするように、という思いから名づけられた「エコーコーラス」は小淵沢を拠点に活動する混声合唱サークルです。平成21年に創立50周年を迎え、ますます充実。それを記念して平成22年の10月に50周年記念コンサートが行われます。

 
昭和34年、篠原の分校の女性教員有志の皆さんが中心になって、ママさんコーラスとして誕生したエコーコーラス。初代指揮者でもある進藤純世先生は、50年を振り返ってこう語ります。「仲間に恵まれました。子育てや仕事、病気で大変だったこともあるけれど、みんなで乗り越えてきた気がします」その言葉どおり、チームワークのよさが歌声に現れています。「年を経ても出し続けていれば声は出ます。生きている限り歌い続けたい」。

 
記念コンサートでは北杜市のために作曲家池辺晋一郎氏が書き下ろした壮大な合唱組曲「Yatsugatake(やつがたけ)」のテーマソングをはじめ、クラッシック、ポップス、童謡など世代を超えた幅広い曲目が演奏されました。時にすがすがしく、時にせつなく、また熱情的に。「平均年齢65才(メンバー談)」だからこそ表現できる様々な表情と深み。これからもますますの活躍が期待されます。