お知らせ

2015年2月10日

八ヶ岳を望む高台に「無」の碑

富士見町に小高い山の東斜面を利用した町営墓地「丸山霊園」があります。狭い通路と急斜面で、石屋泣かせでお参りにも不評の開発ですが、とにかくよい眺めです。

その一番上の段、対面する山と渓谷の田園を望むロケーションに出来上がった、横型の墓石です。

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丸山霊園は規格が決められており、今回の石碑も横型の規格に合わせたもの。
少々の丸みや額とりは許されているので、規定内でせいいっぱい個性を出しました。

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石種はインドの黒御影、白い大きな斑が特徴の石です。お施主様のたっての希望でしたが、当店も大好きな石。ただ、そろそろ枯渇してきているようで、これからはなかなか使えないかもしれません。
 
注目してほしいのは彫刻面。草書に限りなく近い行書で「無」の字を彫りました。今年に入ってなぜか「無」が人気。今回の無は大胆にその一文字だけを黒い石碑に、太く、深く、彫りました。

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青空が映り込んできれいです。

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国産真壁石で清楚なお墓

若くして亡くなった、小さな子供たちのお母さんが眠る、清楚でありながらしっかりした意思と力強さを感じさせるお墓です。

8寸基本和型。寸法はこの地域としては小さめですが、その分石の質にこだわりました。茨城県産真壁石を使用。

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シンプルで真面目なお墓ができました

敷地内に多くのスペースを設け、子供たちも含めた大勢の家族でお参りできるようにした。

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お母さんが日当たりのよい場所に落ち着けて、お子さんもうれしそうです。

石品質と堅牢施工で生前も安心

生前に建てられたお墓です。墓石が乗る部分を全体的に地上納骨で持ち上げることで、しゃがまずに拝め、とてもお参りしやすいお墓になりました。

敷地内は総石貼しあげで、除草の苦労はありません。長く長く安心して守っていかれるよう、寒冷地でも十分耐えられ、かつ耐震免震の施工をしました。

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上質のインド黒御影の墓石です。

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黒御影の墓石と白御影石の外柵がベストマッチ。

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念願のご本尊をお迎え

代々の夫婦墓やお地蔵様が続いてきたお宅のお墓。このたびご本尊をお迎えする仏塔を新しく建て、これからの先祖代々墓として守っていくことになりました。
 
改修前の様子です。

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既存の石積みを活かし、古いお石塔もきれいに洗浄して並べ直し、新しくご本尊となる石塔を真ん中に据えました。

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 ご本尊石塔の石はインド産の黒御影。白い斑がぼたん雪のように散っているのが特徴的な美しい石です。固くて品質も良く、若だんなもイチオシの石。

「南無釈迦牟尼仏」とは曹洞宗のご本尊名。既存のお石塔の価値を活かしながら、代々家を守っていただくためのご本尊石塔にぴったりの文字です。書体も当店自慢のオリジナル特注書体を選んでいただき、品格のある仏塔が完成しました。

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八ヶ岳山麓に佇む自然石のお墓

「お墓を建てるなら、自然石で」。そんな決意で建墓にのぞまれたK家のお墓です。当店では木曽の黒光真石という石をよく使います。切断面を磨いた仕上がりの艶が黒光りしてきれいだからです。

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完成された形の伝統的三段型とちがい、自然に形作られた岩を切断したもの。でも、微妙なラインを見せるために切断面を読んだり、微妙な角とりこぶだしの加工は不可欠。自然石には彫刻文字にもこだわり、太い、少しくせを持たせた当店オリジナル楷書にしました。

この世にたった一つの形。八ヶ岳のふもとの里山墓地に、昔からあったように、そしてこれからも長く、先祖を守り続けます。

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秋の松林に黒の美

秋の松林の中、清純な和型のお墓が完成しました。まだ60代のご主人を亡くされた奥さまが中心になって、いろいろ考えて、いろいろ迷って、でもだからこそ当家の想いがぎっしりつまったお墓になりました。 

インド産黒御影石、よく使うアフリカ産より白い斑が少なく目が細かくて、より黒が光って見えます。地上納骨堂と外柵のアームの部分のデザインがやわらかみを強調し、上品な印象になっています。

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開眼式には親戚一同、小さなお孫さんも列席。故人を思いながら和やかな一周忌となりました。

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上級品のお墓、広い間口で大勢のお参り

お石塔はインド産上級黒の国内加工製品。外柵には白ベースに黒の斑のちりかたが美しいものを使いました。通常お勧めしている白御影よりワンランク上の品質と美観。研磨とびしゃんという仕上げの違いが質感と色のコントラストに表れています。
 
たくさんの人にお参りしてもらっても圧迫感のない、開放的な入り口。一周忌には大勢親戚が集まりますが、こちらのお宅も総勢20余名が列席されました。スペース的にも十分。これだけの方を笑顔にする故人とお墓の「力」を感じました。

これからも大勢の人に見守られて、大勢の人に功徳を与えてあげてくださいね、と亡くなった奥様にお願いしたくなりました。

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定番の黒横型にカーブのアクセントを添えて

お父さんの歿後25年目にして建った、念願の代々墓です。もともと小淵沢の出身だったお父さんを、ふるさとに帰してあげることができました。

お墓といえば暗いイメージがあったというSさん。でも八ヶ岳の墓地を見てそのイメージが払しょくされました。親戚の紹介で、小淵沢駅から近いお寺の墓地を選びました。八ヶ岳を背景に、甲斐駒を望む明るい墓苑です。

山を望む明るい雰囲気に合うようにと、横型の石碑を希望。艶の美しいインド産の黒御影を選びました。彫刻面は、花や言葉などを入れることも考えましたが、最終的には飽きのこないオーソドックスな家名に落ち着きました。書体は、美しい形が好評の弊社自作行書にて。

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明るい家族の会話が飛び交う、お祝い色いっぱいのお開眼となりました。

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外柵は開放的なデザインに。階段部分に大きくアール加工を施し、デザイン性をもたせています。

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思わず手を合わせたくなる「南無」の碑

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伝統的な形と格式を子孫に

自らのために生前に建てるお墓は”寿陵”と言われ、縁起の良いお墓とされています。

このたびIさんが建てた功徳のある寿陵は、伝統と格式を感じさせる三段のお石塔と玉垣付の外柵です。

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