お知らせ

2015年2月10日

自然石の風合いを活かした記念碑

富士見町立落合小学校が140年の歴史に幕を閉じ平成23年度末をもって閉校することになりました。その閉校の記念として校庭の一角に記念碑が建てられました。八ヶ岳の地石の台座に木曽黒光真石の碑石。そこに彫刻されたのは「落合にわれら学ぶなり」の言葉でした。

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この碑文にこめられた想いを閉校記念式典実行委員会・記念碑建立委員長の五味紘一さんは「落合の校風、伝統、地域環境が凝縮されたもの」と語ります。碑文の言葉には当初様々な案がありました。初代校長岩本節次先生の教育方針「慎其獨」(独りでいるときも道にそむかぬよう)とする案、地域で慣れ親しんだ落合の町の歌の一節を入れる案などが最終的に残っていましたが、校歌の一節であるこの言葉が一番子どもたちになじみがあり、他の案の想いもこめられたものとして、決まりました。「落合には豊かな自然や、数々の文芸人を輩出した文化芸術性の高さがあります。今の在校生も『落合らしさ』という意味では昔の子どもとあまり変わっていない。家庭環境のよさ、地域社会のあたたかさ、いい先生たちに恵まれて、きちんと反応がかえってくる素直で誠実な子どもたちです。そんな社会と校風が、この言葉に表れていると思います」

落合小学校の最後の児童数は全校で31人。「少人数だからこそ一人一人の責任感が鍛えられている」と教頭矢澤善夫先生は話します。「閉校式典での発表についても、これだけの表現ができる子たちはなかなかいない、と評判でした。新しい学校へ行っても萎縮しないで、新しい友達と刺激し合いつつ、自分を磨いてもらいたい」

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学校はなくなっても、子どもたちがこの落合で学んだ、育ったということは変わりません。記念碑はそれを思い出せる場でもあり、今も学んでいることの証であり続けることでしょう。

やさしい桜色、丸いフォルム

やさしい桜色の御影石、丸みのあるフォルムの横型石塔が完成しました。

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家名のところを深く彫り込み、上下余白に桜の花を彫刻しました。

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カエデ、そらを舞う

自らの終の棲家を演出した、こだわりの寿陵(生前墓)です。

球体を斜めに切った形状。お墓としては斬新に思えるけれど、不思議に普遍的な形です。彫刻面はお施主様の最初のインスピレーション。海とも山ともとれる波打つラインに、ご主人の好きなカエデの木と奥様の好きな桜を象徴的に表現。絵画の一枚を見ているようです。
 
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注目したいのは床の部分。放射状に張られた石が、まさに八方に広がる浄土の宇宙を感じさせます。

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ここから、南アルプスと森を望みます。

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これからの人生に「望」を

ご主人が亡くなって新盆を迎えるにあたり、完成したお墓です。大胆に動きのある書体で「望」の字を彫ったお墓。ご主人への強い思いと希望の心が表現されています。

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これからの人生に望みを。ひと文字、「望」。

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八ヶ岳を望む高台に「無」の碑

富士見町に小高い山の東斜面を利用した町営墓地「丸山霊園」があります。狭い通路と急斜面で、石屋泣かせでお参りにも不評の開発ですが、とにかくよい眺めです。

その一番上の段、対面する山と渓谷の田園を望むロケーションに出来上がった、横型の墓石です。

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丸山霊園は規格が決められており、今回の石碑も横型の規格に合わせたもの。
少々の丸みや額とりは許されているので、規定内でせいいっぱい個性を出しました。

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石種はインドの黒御影、白い大きな斑が特徴の石です。お施主様のたっての希望でしたが、当店も大好きな石。ただ、そろそろ枯渇してきているようで、これからはなかなか使えないかもしれません。
 
注目してほしいのは彫刻面。草書に限りなく近い行書で「無」の字を彫りました。今年に入ってなぜか「無」が人気。今回の無は大胆にその一文字だけを黒い石碑に、太く、深く、彫りました。

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青空が映り込んできれいです。

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国産真壁石で清楚なお墓

若くして亡くなった、小さな子供たちのお母さんが眠る、清楚でありながらしっかりした意思と力強さを感じさせるお墓です。

8寸基本和型。寸法はこの地域としては小さめですが、その分石の質にこだわりました。茨城県産真壁石を使用。

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シンプルで真面目なお墓ができました

敷地内に多くのスペースを設け、子供たちも含めた大勢の家族でお参りできるようにした。

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お母さんが日当たりのよい場所に落ち着けて、お子さんもうれしそうです。

石品質と堅牢施工で生前も安心

生前に建てられたお墓です。墓石が乗る部分を全体的に地上納骨で持ち上げることで、しゃがまずに拝め、とてもお参りしやすいお墓になりました。

敷地内は総石貼しあげで、除草の苦労はありません。長く長く安心して守っていかれるよう、寒冷地でも十分耐えられ、かつ耐震免震の施工をしました。

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上質のインド黒御影の墓石です。

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黒御影の墓石と白御影石の外柵がベストマッチ。

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念願のご本尊をお迎え

代々の夫婦墓やお地蔵様が続いてきたお宅のお墓。このたびご本尊をお迎えする仏塔を新しく建て、これからの先祖代々墓として守っていくことになりました。
 
改修前の様子です。

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既存の石積みを活かし、古いお石塔もきれいに洗浄して並べ直し、新しくご本尊となる石塔を真ん中に据えました。

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 ご本尊石塔の石はインド産の黒御影。白い斑がぼたん雪のように散っているのが特徴的な美しい石です。固くて品質も良く、若だんなもイチオシの石。

「南無釈迦牟尼仏」とは曹洞宗のご本尊名。既存のお石塔の価値を活かしながら、代々家を守っていただくためのご本尊石塔にぴったりの文字です。書体も当店自慢のオリジナル特注書体を選んでいただき、品格のある仏塔が完成しました。

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八ヶ岳山麓に佇む自然石のお墓

「お墓を建てるなら、自然石で」。そんな決意で建墓にのぞまれたK家のお墓です。当店では木曽の黒光真石という石をよく使います。切断面を磨いた仕上がりの艶が黒光りしてきれいだからです。

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完成された形の伝統的三段型とちがい、自然に形作られた岩を切断したもの。でも、微妙なラインを見せるために切断面を読んだり、微妙な角とりこぶだしの加工は不可欠。自然石には彫刻文字にもこだわり、太い、少しくせを持たせた当店オリジナル楷書にしました。

この世にたった一つの形。八ヶ岳のふもとの里山墓地に、昔からあったように、そしてこれからも長く、先祖を守り続けます。

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秋の松林に黒の美

秋の松林の中、清純な和型のお墓が完成しました。まだ60代のご主人を亡くされた奥さまが中心になって、いろいろ考えて、いろいろ迷って、でもだからこそ当家の想いがぎっしりつまったお墓になりました。 

インド産黒御影石、よく使うアフリカ産より白い斑が少なく目が細かくて、より黒が光って見えます。地上納骨堂と外柵のアームの部分のデザインがやわらかみを強調し、上品な印象になっています。

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開眼式には親戚一同、小さなお孫さんも列席。故人を思いながら和やかな一周忌となりました。

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