おかみブログ

2008年11月24日

撃退!アレルギー体質

赤ちゃんの名前が決まりました。
ブログ上では仮に「Taz」としておきましょう。
昨日のNHKスペシャル、授乳しながらうとうとする子供を抱きながら、見ていました。
赤ちゃんを見ているとこっちも眠くなるもので、テレビを見ながら私もうとうと。
でもとっても興味ある内容だったので、真剣に見ていた夫からあとで概要を聞きました。
アレルギー。
現代病のひとつ、日本国民の3人に1人が何らかのアレルギー体質を抱えるという国民病。
詳しくはNHKスペシャルのホームページ→http://www.nhk.or.jp/special/onair/081123.html
つまり、清潔すぎる現代社会から出た副作用、というわけ。
家畜と触れる機会がなくなった頃から急速に増えているとか。
(家畜とは牛、馬、山羊、ブタなど。犬猫は入らない)
我が家でも夫が、数年前から花粉症にかかりました。
私はハウスダストやネコのアレルギー。
いずれも深刻ではないにせよ、その季節や場にくると少々不快な思いをしています。
私たちの子どもの世代はさらに清潔な生活習慣だから、将来アレルギーになる可能性も大いにあります。
Nスペによると、乳児期が大事とか!
家畜に乳児期に触れられるかどうかで、免疫体質ができるかが決まるそうです。
だとしたら、せめてTazだけでも家畜に触れさせることはできないかな??
「町内に馬の牧場がいっぱいあるけどね」
「でも、遠くから見てるだけじゃだめだよ。触ったりしなきゃ。一番いいのは家畜小屋に入るのがいいらしいよ。糞から出る細菌成分が風にとばされることなく、いい具合にこもってるから」
「だけど、いきなり赤ん坊連れて『厩に入れてください』とかいえないよねぇ」
「そうだね・・・」
八ケ岳ベリーさんは?山羊飼ってるよ。時々触らせてもらおうか」
「おお、それいいね」
「でも私の方がくしゃみでそうだなぁ」
「じゃあ、さっそく明日にでも」
「そんな。いくらなんでも首もすわらないうちから連れ出さなくても。やっぱりウチもブタ飼うか!(昔、ミニブタが欲しいと言っていたことがあるのです)
「いいよ、もう3匹もいるから」
「3匹って??」

我が家の解決策は、まだまだ模索中です。

2008年11月19日

ご報告〜♪

ルナパワーにほんとにひきよせられるようにして、第二子、生まれました!
女の子でした。
2640gの小柄な子です。
やっぱり華奢な印象です。
さあ、困った。
実は男の子の名前しか考えていなかったのです。
というか、上の子は男でも女でもいい名前だったので、
妊娠初期から考えていた夫の意見がすんなり通ったのですが
今回夫が考えていたのは、あまりにも男の子っぽい名前でした。
「大道(たいと)」。
これはちょっとこの子に合わない気がして、残念ながら却下。
そこで一から悩むハメにおちいっています。
満月の夜に産気づき、ちょうど丑三つ時に家を出ました。
そのときの月の光に照らされた、雲ひとつない冬空。
山の稜線がくっきりと月明かりにうつしだされて、
田んぼにはススキの影がそよそよと。
神々しいまでにきれいな情景でした。
そんな世界にまいおりた鶴のように、(親から見れば)きれいな女の子を授かりました。
うっとりするのもつかのま。
昨日退院して、さっそく寝不足の日が始まります。

2008年11月13日

予定説に思う

今夜は満月です。
ルナパワーが炸裂するんだとか。
出産率も高くなるそうで。
プロテスタントの概念に「予定説」というがある。
自分が天国に行けるかどうかは、既に決められていることで、
生前の善行如何で左右されるものではない。
そんなこといったら、みんな虚無に陥るのではと思うけど、実はその逆で、
こんなにカミサマをしたって、善行をしている自分はきっと救われているはずだという解釈になるんだとか。
それで、その恩に報いるため、さらに善行に励む。
その善行の結果、お金がたまり、生活が豊かになるのは正しいこと。
・・というところから資本主義が発達したんだと。
有名な社会学者、マックス・ウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」って
そういうイミだったと思う。
大学に入って最初のゼミでたたきこまれた。
なんで今そんなことを思い出したのかな。
男の子か、女の子か。
もうそれは決まっていること。
いい子かな、
こんなに楽しみなのだからきっといい子に決まっている。
出産も「予定説」に似ている。

2008年11月7日

石釜火入れ

カフェピアニッシモに置かせていただいた、石釜の火入れをしました。
石釜火入れ1
この釜は調理室と薪室が分離したもの。
下でぼうぼう火を燃やし、上部の調理室を温めるところから始まります。
石がしっかり温まれば、遠赤外線効果が高まり、外はカリッ・中ジューシーなピザが出来上がるというもくろみなのですが・・・
やはりこれだけの大きさだと温まるまでにけっこう時間がかかるよう。
はじめのうちはまだまだ火が通ってないような焼け方でした。
薪点火から約2時間、ようやく理想的な状態に。
急いでいるときは、調理室に直接薪をほおりこんで、とにかくガンガンに石を焼くことが大切、という極意もわかりました。
楽しんで使ってくれたピアニッシモのマスター&お客様方に感謝です。
どんどん使い込んでくださいねー。
まずはイベントのときに。
石釜火入れ2 調理室にピザを入れた様子。
石釜火入れ3 できあがったピザ。
生地もペーストも具もいいから、少々焼きが甘くてもおいしい!
トッピングやサラダのハムやソーセージは、ハム日和さんのを使いました。
後半は焼き具合もカンペキで、極ウマでした。

2008年11月5日

蓼科の秋に光る、衣装と銘菓

諏訪へ妊婦健診に行った帰り。
あまりの秋晴れの気持ちよさに、ふらりと蓼科高原へ寄り道。
燃えるようなカラマツの黄金色や、赤、黄、茶の荘厳なグラデーション。
蓼科高原の紅葉は暮れかかりの有終の美を見せています。
蓼科紅葉2 ビーナスライン 蓼科紅葉1蓼科湖 
長坂にあるネパール綿ブティック「KAYA」が蓼科に2号店を出したと聞いていたので
立ち寄ってみました。
蓼科KAYA外観 蓼科KAYA2
生成りか黒か紺、それぞれ単一の生地のみで作った、素材のシンプルさ
それを最大限に活かすデザインのおしゃれさ。
ざっくりとしたフリーサイズで、どんな人にも似合います。
私は今年、新たに1枚追加し、マタニティウェアとして大いに活用させていただきました。
場所はビーナスライン沿い、ジェイリゾートログハウス展示場内ですが、
今年はこの日で最後、来年ゴールデンウイーク前から再開する予定だそうです。
偶然気が向いて立ち寄って、よかった。
つくづく、このオーナーさんとのご縁を感じます。
KAYAのオーナーのご紹介で、同じ敷地内にあるチョコレートショップにもお邪魔しました。
ベルギー直輸入のトリュフ専門店「アメリア」です。
アメリア1 アメリア2
芸術的なトリュフの品々。
今まで出会ったトリュフの中で、たぶん一番おいしい、幸せな幸せな味でした。
(KAYAさんの知り合いということで、試食も奮発してくれたのです)
オーナーのヤマグチさんが熱く語ります。
チョコレート菓子多しといえども、トリュフは芸術品。
その中でもベルギー製は世界最高峰といえる。
美食が生まれるためには、素材のよさのみならず、食を芸術の域まで高められるだけの土壌がなくてはならない。
つまり、貴族社会のような、金銭と芸術センスに恵まれた世界。
そしてそれを育む時間、つまり歴史。
ベルギーにはそれがすべてそろっている。
海に近い貿易国で、よい素材が集まりやすい。
またカカオをチョコレートに精製する技術が一番のオランダとは隣国関係にある。
加えて、フランスの影響を受けた美食文化と貴族社会。
アメリアのチョコレートは19世紀のデ・グランベル男爵が好んだレシピを忠実に再現したもの。
(美食とか芸術とかいうと、「男爵」や「男爵夫人」という位がイメージされるなぁ、個人的には)
オーナーのヤマグチさんは、東京生まれの東京育ち。
「アメリア」はもともと青山にお店を出し、ホテルなどにも卸していましたが、
青山はじめ東京の街に限界を感じて蓼科への移住を決意したということです。
「名が知れてて高けりゃいい、みたいな成金ブランドばっかりが並ぶ青山、六本木、銀座・・・。
街っていうのは人が生活してるからこそ生きてるのに、人の暮らしが無視された街づくり。
昔がよかった、なんていうつもりはないけど、そんな東京がつくづくいやになってね。」
青山の後は一時茅野駅前に出店、その後蓼科高原の入口にある今のお店に落ち着きました。
お店は小さいですが、ネット販売や卸もあるので、固定ファンは全国規模。
トリュフ1個250円前後。
決して安い金額ではないだけに、きちんとおいしいお茶をいれ、大切な人と大切な時間に味わいたい、幻の一品です。
赤ちゃんが生まれたら、家族みんなで食べよう♪♪
人数分となぜかプラスアルファ購入し、わくわくした気分で蓼科高原を後にしました。

2008年11月2日

お庭に石釜を

山暮らしの醍醐味のひとつ。石釜でピザやパンを焼くこと。
八ケ岳でのリタイア暮らしを楽しむ人たちが大勢集う、長坂のカフェ「ピアニッシモ」に
石あるくオリジナルの石釜を設置させていただきました。
大谷石ピザ釜1 大谷石ピザ釜2
石室の内部↓
大谷石ピザ釜3
下で薪を燃やし、石室を温める構造です。
広いので、焼くものが少ない場合はこの中に薪を入れ、焼くときだけ掻き出すか周りによける、というやり方もできます。
石で作るから石釜なんじゃないだろうかと思うのですが、
実際のところ石釜の定義はよくわかりません。
石釜といっても、ちまたにあるのはセメント釜やレンガ釜がほとんど。
でも今回ご提案するのは正真正銘、石で作った釜です。
耐火性に優れた大谷石。
石釜の素材としても一般的に知られているものです。
青白い地に茶色の斑が入って、とてもきれいな素材で、大好きです。
玄関にもgood↓
石家見学会1
火入れを11月6日に行います。
ピアニッシモさんのご好意で、ピザパーティをする予定。(会費制)
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