おかみブログ

2014年11月29日

子ども環境フェスタ

北杜市などで主催している「子ども環境フェスタ」に行ってきました。
 
その名のとおり、子どもの遊びを通して、エコロジーや八ヶ岳の自然文化について考えよう、という催し。
体験コーナー、フードコーナーも充実し、幼児から小学生中心にたっぷり楽しめました。
 






 
幼児から中学生までが踊るジャズダンス。みんなピカピカの笑顔で、はちきれそうに元気に踊っています。


 
おもちゃ交換コーナー。「かえっこ(byかえるの森を考える会)」
片づけきれないくらいおもちゃを持ってるくせに、初めて触れるおもちゃには興味津々の子どもたち。
自分のおもちゃを持参して交換するか、コーナーで片付けや受付のお手伝いをするともらえる、というシステム。
ウチの子たちもどっぷりおもちゃにひたって、恍惚としてます。


 
いろんな体験コーナーも。
こちらはせっけん粘土。環境を汚さない、口に入れても大丈夫という素材です。
せっけんを使おう、という紙芝居もありました。
ねんど大好きTazです。




 
後援のひとつ、八ヶ岳ジャーナルのブースです。
エコ宣言をしている子どもの写真が1面に大きく出た、世界にひとつだけの新聞を作ってもらえます。
Mooの宣言は「食べ残しゼロ!最後まできれいに食べる」です。
けっこう守れてる方なんですが、さっきフードコーナーで買ったやきそばにたっぷり紅ショウガが乗ってるのが食べられなくて、
「いらないなら最初からいりません、ていえばいいんだよ」と言われたのを反省してのことのようですネ。
よしよし、学習してる。

2014年11月16日

小淵沢駅110周年

小淵沢駅110周年記念イベント。
店番の合間に時間が取れたのでちょっと遊びに行って来ました。


 
・なりきり駅長さん変身
・変身写真缶バッジプレゼント
 
 
・10年後の自分にハガキタイムカプセル
 

・モモずきんちゃんと記念撮影
・110円駅そば
 
 
・豚汁サービス(午前中で終わってた…)
・特別記念列車運転(見逃した〜)
 
小一時間、目一杯楽しめました。
 
数年後に新しくなる小淵沢駅。
120周年のときには今の姿じゃない、と思うと感慨深いですね。
初めて駅前を歩いたのは亡き義父のお葬式の日でした。寒くてお天気も曇りで、なんだか寂しいところだなぁと感じたのを覚えています。
今も観光の人が「八ヶ岳の玄関口」と期待して降りるには拍子抜けするかもしれません。
駅前商店街活性化、と言い始めて既に20年以上?
それでもここを拠点に生きて行かなきゃいけない身ですから、今を否定せず、よりよい方向に向かって行ってくれることを応援するばかりです。
 
10年後か…
10年後、どんな家族、町になってるだろう。

2014年11月12日

栗とサビ石の町、恵那part2

恵那探訪PART2。
 
恵那市の名店「恵那川上屋」に行きました。
とことん、<栗>にこだわった和菓子、洋菓子の数々。
 
お菓子のクォリティ、品ぞろえの多さもすばらしいのですが
石屋として注目したいのは、その店舗設計。
恵那錆石をふんだんに使って、高級ながらあたたかみのある店づくりになっています。
 


 
石貼のセンス、いいなぁ。

 
 

 
抽象的なオブジェや石仏も、年月がたちサビがワビになっててすてき。
 
 
 

 
天然のサビがこんな風な模様になっているものをうまく使ってます。




 
もちろんお菓子やおこわもゲットしました。かわいくておいしそうで。
 

 
やっぱり国産恵那錆の風合いは違いますね。和栗ももちろんおいしかったですよ。
 
恵那川上屋→http://www.enakawakamiya.com/

2014年11月11日

栗とサビ石の町、恵那part1

岐阜県南東部、木曽川中流にある恵那峡。
恵那市と中津川市の間に位置し、景勝地として有名です。
 
合併して中津川市になった村の一つに蛭川村(ひるかわ)というのがあります。
黄色味を帯びた花崗岩の産地でもあります。
この石は通称「蛭川御影」や「恵那錆石」と呼ばれています。
 
産地ならではのレジャー施設、「博石館」に家族で遊びに行ってきました。
 
恵那錆石をふんだんに使った、建造物の数々。
小さな輝石に触れられる体験コーナー。
石を身近に感じられるアミューズメントパークです。
結婚式にも使われるらしく、ロマンチックな趣も漂います。
 
パーク内の石の建造物はアート感たっぷり。
 



 
ピラミッド迷路に入ります。行き止まりのところにはあやしげな石像が・・・!
 

 

 
砂の中から小さな輝石を探そう!という体験コーナー。鍵が見つかったらパワーストーンセットプレゼント、ということでみんな必死で探しています。
鍵は見つからなかったけど、探すという行為が面白くて、たくさん石を拾いました。
親が一番真剣になってたりして。
砂のプールも恵那錆できれいです。
 

 
パークのあちこちにちょっと憩えるベンチが。
石造りで重厚なんだけど、デザインも素敵で意外と座り心地がいいのです。


 

 
100年前のアンティークピアノが置いてある、石のホール。
円錐形の建物で、壁は石と漆喰をとりまぜ、ヨーロッパのお城のよう。
とてもよく響くホールでした。


 
この乱石積みもすごい。匠の技です。


 
石を楽器としても使います。カキーン、チーンといい音がします。
 



 
お土産コーナー。恵那錆石を麦飯石に。恵那の産直食品なども。パワーストーンのアクセサリーもすてき。
 

 
雨だったのが残念。晴れの日にまた行きたいです。
石たっぷりの広場でピクニックもできる。博石館へはこちら。
ホームページ→http://www.hakusekikan.co.jp/
アクセス→http://www.hakusekikan.co.jp/access

2014年11月10日

石積みの町、坂本

法事で、滋賀県坂本に行きました。
大津市坂本は私の父の実家があったところです。
今はすぐ近くに住む父の弟が管理しています。
 
子どもたちも含めて家族みんなで坂本に行くのは今回が初めて。
ちょうどいい機会なので、念願の日吉大社をお参りしました。

比叡山坂本。
信長に焼き打ちにされた延暦寺はあまりにも有名ですが、
実は「穴太衆(あのうしゅう)」という石工集団の出身地でもあるのです。
古くは古墳時代に発祥したといわれ、寺院の石工事に携わってきた穴太衆。
戦国時代以降は城郭の石積みを請け負うようになります。
延暦寺は焼き打ちしたものの、石工たちの技術を高く買った信長は、その後安土城の築城にも彼らを起用しました。
今でも大津市坂本穴太と地名を残す門前町には当時の石積みが苔むして多く残っています。
また、彼らの技術を模して近代現代につくられた石積みが、町の通りのあちこちにあり、歴史文化あふれる坂本の町づくりに貢献しています。
 
日吉大社は紅葉の始まり。


 
これは古い石積み。当時のものかも・・・!


 
これはけっこう最近模倣して造られた。こういう技術の伝承も大切ですね。


  
他にも石の建造物がたくさん。
石橋の中には国の重要文化財に指定されているものも。
 

 

 
日吉大社は猿を神の使いとして大切に保護していました。
ここにも。
 

 
あっここにも。

あっ、ここにはホンモノが!


 
ホンモノとみわけがつかない…
 

 
紅葉深まりつつある石の町めぐりは、次なるステージへ。
やっぱり花より団子でしょう。
有名な和菓子屋さん「鶴屋益光」。
ここで、「穴太衆積」もなかをゲット。
これはウケる!


 
今回は時間がなくて延暦寺には行けませんでした。
次回に期待します。