おかみブログ
ホースショーのもうけもの
25日(土)、小淵沢・馬の祭典「ホースショー」の当日。
2週間も前に梅雨明け宣言したというのにずっと雨や夕立が続いています。
この日も日中はギラギラ照っていたというのに、5時過ぎからにわかにかき曇り。
ホースショーの開会式で太鼓演奏を控えていた私たちの心配が募ります。
それでもギリギリまで演奏の準備は整えます。
演奏衣装に着替えてスタンバイ。
・・・と、その前に別の衣装も見てみたい、と立ち寄ったのがジーン・ナッソーズ。
ステキなレディスファッションのお店。
ほう、ウェブショップもたちあげたんですね。
ホースショーの会場となっている県馬術競技場のすぐ隣にあるレストラン「サンディアカフェ」の敷地内にあります。
前はレストランの建物の一角にありましたが、先週小さなかわいい小屋ができ、ちょこっと移転しました。
馬の町こぶちさわにぴったり、ワイルドウェスタン調から、ふわふわフェミニン系まで、多彩で粋なお洋服。
日本製で縫製がよく、細かいところまでデザインが凝ってて、どんな女性もお好みの一点がみつかるはず。
太鼓の衣装替えのために、特別に試着室を貸してくれる、と太鼓仲間でもあるオーナー・コバヤシさんからのうれしいご提案にあまえ、女子2人で行きました。
(もちろん出演者用の控え室もあるのですが、男女一緒、ヒーローショーの人たちとも共有、ということで、使いづらいのです)
太鼓の衣装に着替える前に、ちょっと商品も試着してみようよ、が命取り(?)。
前々から狙っていたクレイジーキルト風の青いスカートをゲットしてしまいました。
ウェブショップで今「品切れ中」になっているのは、私のせいかな??
太鼓をステージ上にセッティングする時間になって、小降りだった雨がいよいよ強くなってきました。
これでは演奏はムリです。
太鼓はぬれると皮が痛み、ものすごい損害になってしまうのです。
残念ながら今年の演奏は中止にせざるをえませんでした。
泣く泣く太鼓を片付けます。
胴についていた雨水をぬぐい、ブルーシートをふき、足のよごれをこすりとります。
演奏もしてないのに、どっと疲れ。地域貢献もできなかった。
骨折り損のくたびれもうけ、とはまさにこのこと。
スカートとくたびれ、2つのもうけもんで、プラマイゼロというところでしょうか。
アプローチに枕木をひいたら
玄関柱の沓石、ガーデン縁石のピンコロに続き、我が家のアプローチ整備計画第三弾!
今回は恵風舎のヤマさんにお願いして枕木をしきました。
当初は石を敷く予定でした。
暖色系の砂岩を乱貼りで。
だけど、ポーチの部分や角の花壇まわりにも石を使うので、ここはあえて柔らかい別の素材で、と木を選びました。
まあ一番の理由はあまりの雑草の多さに辟易し、
一刻も早く何か敷きたい、という焦りもあったというのがホンネですが。
ウチのこととなるとなかなか後回しになってしまいますからねぇ。
かれこれ3年です。
わずか3mほどのアプローチですが、丸一日かけて丁寧に敷いてくれました。
ちょうど花壇の花も開花ピークにさしかかり、出入りがうれしい毎日です。
沓石も映える!
さて、角の花壇用の石材はもう準備してあるのですが〜。
いつ手をつけられるかな・・・。
鉄平石
住宅の楚石
「友人が自分たちで家を建てるんですが、基礎になる石を分けてもらえませんか?」
そんなステキなご依頼をいただきました。
昔の民家の造りのように、コンクリート基礎ではなく石を並べた上に土台を置くやり方で建てたいとのこと。
依頼主は家族で移住してふだんは工務店に勤めるMさん。
もうすぐ3人目のパパです。
お手伝いするのは、森林組合勤務から転身、伐採から大工工事まで木のことなら幅広く請ける、素朴屋のイマイさん。
丁寧で早い、マジメな仕事ぶりはいろんな企業や個人のお客さんに大好評。
イマイさんの家の離れもMさんと二人で楚石を使った建て方で建てたとあって、初の居住用住宅といえど、慣れたものです。
4×4間の平家。北側に角材(三角もありますが)を使い、南側に玉石を使います。
この角材をご注文いただきました。古い八ケ岳の地石で、いい具合に色がかわっています。
ここは土間になる部分。三角材もきれいに並べられました。
玉石は大武川の河岸付近のもの。御影や安山岩がいろいろまじってます。
この上に直接柱を建てます。石の丸みにあわせ、木材を加工する予定。
確認申請を出して今の基準法にのっとって建てる家づくりではできない、昔ながらのやり方。
完成が楽しみですね。
親子でブックスタート
Tazの7ヶ月健診で、市から絵本を2冊いただきました。
「ブックスタート」という運動だそうで、
十数種類の絵本から自分の好きなものを選んでいいようになってます。
ウチは「おつきさまこんばんは」と「しろくまちゃんのほっとけーき」にしました。
どちらも色彩が鮮やかで、単純な顔の絵なので、じーっと見ています。
膝にのせて読んでやる日も近い。
さて、我が家のリビングは絵本だらけ。
何しろお父さんも遠くのおばあちゃんも、何かっていうと絵本のプレゼント。
Mooが2才の頃からいままでに増えた本は80冊を超えました。
元からある本でお蔵入りになってるものもあるので、全部引っ張り出せば絵本図書館を開けるくらいたまってきました。
Mooに読み聞かせするだけではもったいない。
そんなことで、Tazがブックスタートしたのをきっかけに、私もブックレビューを書いてみることにしました。
別ブログを立ち上げ、本の読書感想文をかいてみます。
むうた♪えほんの部屋
うまく自分専用にカスタマイズしたいところですが、面倒なのでとりあえずこのデザイン等でアップしています。
当分はネタにこまらないです。
こちらのサイトもどうぞよろしく。
夏こそ北欧デザイン!イーゲルコット
大泉、レインボーライン沿いにステキなお店を紹介してもらい、行ってきました。
IGELKOTT イーゲルコット ホームページ
北欧柄の手作りバッグのお店です。
大好き系だー!!
テラスの前は緑陰美しい森。
イーゲルコットとはスウェーデン語でハリネズミの意味なんだそうです。
スウェーデンはじめ、フィンランドやリトアニアなどからのしっかりした生地で、いろんな大きさ、柄あり。
オーナーは関西出身、芦屋にもお店があるそうです。
芦屋のハイソな雰囲気にも合いますが、この八ケ岳のさわやかな夏にもぴったり。
パン遠足
森のようちえんピッコロで、今日はパン遠足の日でした。
パン遠足とは、お金を渡され、歩いてパン屋さんまで行って、好きなパンを買うというもの。
前日(Mooの場合は週1回のピッコロ参加なので、前週)、子どもたちに先生からパン遠足をすることを伝えられます。
1)明日(来週)はパン遠足です。
2)100円玉を2つ持ってきてください。
3)それをお財布に入れてきてください。
これをちゃんと親に伝えられて、当日ちゃんと持ってこれるかどうか。
親は子どもから伝えられない限り、知らないフリをします。
言われなければお金もサイフも渡さない。
酷なようですが、コミュニケーション能力を養うためです。
ただ、実際は忘れて「できなかった」という思いを強く残すのはかわいそうなので、
いつまでも言うのを忘れていたりすると、ちょっとだけ促してやります。
「なにかおかあさんにつたえることない?」とか
「こんどのピッコロはどこに散歩に行くか決まってるの?」とか。
Mooは前週のピッコロで迎えに行ったとき、すぐに伝えられました。
先生が少し促してくれたのもあるけど。
2と3も正確にいえました。
なので、私も先週のうちにお金とお財布を用意してやり、Mooに渡しておきました。
あとは当日ちゃんと持っていけるか!
すぐにリュックに入れておけばいいのに、いつまでもそのへんにおきっぱなしにしてハラハラしていましたが、
出かける直前、ちゃんと思い出していました。ほっ。
そしてお店では「ハイジの白パン」をゲットしたもよう。
200円でどれだけ買えるかわからないので、1個で我慢できたようです。
忘れた場合はどうなるのか。
当然、大人が介入することはしません。
イジワルなようで、大人としては一番興味深く、子ども達にとってはスリリングな状況。
それでも今まで、忘れたり落としたりした子がパンを食べられなかったことはなかったそうです。
子どもたち同士でお金を貸したりパンを分けたり。
今回はどんなドラマがあったのでしょうか。
ちなみにMooはお金こそ忘れなかったものの、水筒を忘れてきました。
梅雨明けした甲州地方。ギラギラお日様の照りつける中の2kmの徒歩遠足ですから、水分補給は欠かせません。
私も送っていって家に帰ってから忘れたことに気づき、ちょっと心配していました。
ところが昼過ぎ迎えに行くと元気120%で走り回っています。
水筒がなくて大丈夫だったのか、喉が渇かなかったか聞くと、
お友達が空いてるペットボトルを貸してくれて、園舎のお水を入れていったとのことでした。
よかった。
だけどもうひとつ。
「きょうおしぼりもってったとおもったんだけどね、このケースだけでね、タオルがはいってなかったんだよ」
そう。それも自分で用意してもらおうと思ってたから。
「そしたらね、H子ちゃんが貸してくれたの」
よかったねぇ。
他のお友達の工夫やおもいやりはMooのほうの記憶にも刻まれることでしょう。
ピッコロ園舎から約2km離れたおいしい学校
あのジャズライブのホールで!
Mooが習っているピアノ教室では1年半ごとに発表会を催します。
今度は今年の秋。
Mooも初めての発表会にでることになりました。
今回の会場は小淵沢のペンション月下草舎。
ジャズライブやクラッシックコンサートでもおなじみで、
中本マリさんはじめ有名なミュージシャンも来たりするところです。
シックな内装で、とても雰囲気のある高い吹抜のリビング。
文化ホールみたいな大きいところじゃないけど、
いかにもアットホームなホームコンサートになりそうで、ステキ。
今からとても楽しみです。
今年で12回目にもなる「こぶちさわ音楽祭」の会場のひとつでもあり、
いい音楽に身近に触れる機会をつくってきてくれました。
これから夏に向けて、あちこちでいろんなライブやコンサートがあります。
小さい子がいるとなかなかいけなくなってしまいましたが
「音楽のまち、こぶちさわ」の評判、ますますあがるといいですね。
楽しいピアノの時間
「Mooちゃんはすごく集中力がありますね。一度鍵盤に向かうと次々曲をひいて、息もつかないくらいなんですよ」
Mooのピアノの先生の言葉に、私は耳を疑いました。
4才のお誕生日前後からピアノを習い始め、そろそろ4ヶ月。
子どもの吸収力はすごいもので、あっという間に真ん中のドから上のドまでの音符と鍵盤の位置を覚え、拍を覚え、指使いを覚え、両手弾きをマスター。
しかし、内情はカンタンなものじゃあありません。
初めて弾く曲の時はパニック状態になって、「いやー」「できない」「もうおわる」の連発。
なまじ私が基礎程度はできるばっかりに、つい厳しくなったりなだめすかしたりしながら
続けてきたわけです。
「このくらいの子って、とにかく20分座らせるのが大変なんですよ。
急に保育園の話を始める、立ち上がって外をみる、飽きちゃって泣き出す。
なんとか場をつくるために、カスタネット持たせてみたり、雑談したり。
『お願いだから座って』なんて言うこともありますよ。
でもこの子は全くそれがない。真剣に1曲1曲こなして、25分ずっと弾いてます。
ほんとに手がかからないですよ」
実はとってもピアノが大好きなのか、ハタマタ我慢してるだけか。
もしかしたら先生のところではちゃんとしなきゃ、という気持ちが無意識に働いて、
その分家でワガママ放題なのかもしれません。
そうだとしたら、変に家でも抑圧しちゃいけませんね。
4才って、こんなにも複雑な感情と心理を持ってるということに、あらためて勉強させられたのでした。
それとは別の問題として、ピアノでも何でも「正式に習う」ことが4才の子にどこまで必要かは悩むところです。
芸事は基礎からしっかりと。それが一番の早道だし、小さい子ほど吸収が早い。
ただ、固いことから始めてしまうと純粋に「親しむ」「楽しむ」の経験を奪ってしまうようで、かわいそうな気もします。
でもきっと基礎をしらないで自分勝手に続けたところで、すぐアタマ打ちしてしまうのかもしれない。
結局長く楽しむためには今、ちょっと我慢するしかないのでしょうね。