おかみブログ

2011年11月27日

落合にわれら学ぶなり

富士見町立落合小学校が、140年の歴史に幕を閉じました。
(実際は今年度末3月まであるけど)
26日(土)、閉校記念式典が行われ、
記念碑建立業者としてウチもよばれました。
在校生31名、卒業生、役員、役場関係者…すごい数の人が集まっていました。
ウチは記念碑の碑石の部分を作り、除幕の準備を整えました。
除幕式の後は体育館で式典。
在校生が一人一人夢を語り、会場全体が感動と寂しさの涙に包まれました。
富士見で一番歴史のある小学校。
甲州街道から少し七里岩中腹にあがった、森に囲まれた里山の校舎です。
校庭を見下ろすところにいくつも記念碑があり、昔ウチで建てたものもあります。
これ以上増えることはないんだろうなぁ、と思いつつ除幕の瞬間を見届けました。落合小式典1
落合小式典2
落合小式典3
落合小式典4
落合小式典5
落合小式典6

2011年11月19日

茅野永明寺公園、紅葉まっさかり

茅野の永明寺山公園墓地に仕事の下見で行って来ました。
茅野市の運営する墓地で、永明寺山公園の中腹にあります。
永明寺山の山頂は標高1,120mあって、標高790mの茅野駅から比べると、ぐぐーっと急に高くなった印象があります。
眺めも抜群。
四季折々の美しさがあると思うのですが、今の紅葉の時期はまた格別でしょう。
永明寺1 山頂付近
永明寺2 少し降りた北側
永明寺3 墓地
この墓地、工事する側のことはまったく考えてないんじゃないか、というくらい
工事車両が入りづらい(というか全然入れない)造成になっています。
階段と狭い徒歩用の通路のみ。
その分、使用する石材の量の割には工事費がかさむんじゃないかと思います。
墓石を建てる前でも、コンクリート製の納骨堂のみすでにできあがっているので
傷みやすいのに、と思うけど、普通は補修もしないでそのまま墓石をのせてしまいます。
墓石の形は完全に規格が決まっています。
石の種類や彫刻文字は自由だけど、多くの人が家紋と「○○家」と彫刻しています。
都会的な墓地はこういうパターンが多いのかもしれませんね。
田舎の集落単位の共同墓地の感覚に慣れてしまってるから。
眺めはとてもいいです。
ご依頼をいただいた区画からはこれほど開放的な眺めはとれませんでしたが、
お墓参りに行くこと自体はとても楽しくなれるような、
全体的にはそんな雰囲気をもった墓地でした。

2011年11月17日

小淵沢小2年生町たんけん、ようこそ石屋さんへ

小淵沢小学校の授業の一環として、社会科見学「町たんけん」が行われ、ウチの石屋にも来てくれました。
2年生5人と、つきそいの保護者の方。
普段子どもたちにとってあまりなじみがない、石屋という職場を見てもらえることは、とてもうれしいです。
事前に子どもたちから寄せられた質問をもとに、はりきってプリントも作りました。
説明はほとんど夫が行いました。
某サ○リオで培った、子ども向けの説明。
なかなか堂に入ってます。
町たんけん01
まず工場内の見学。
石を加工する大きな機械や石材のかけらや製品などを見てもらいました。
2年生、ということでまだまだあどけなさたっぷりの、遊び盛り。
機械の大きさに興奮し、ただの砂利石を触っては喜び、ぴかぴかのお墓に顔を映してみたり。
元気な姿に思わずこちらの顔もゆるみます。
町たんけん02 町たんけん03
町たんけん04 町たんけん05
事務所に入って、質問タイム。
町たんけん06
事前にいただいた質問はこんなかんじ。
 1)石はへいきんどのくらいのねだんですか?
 2)1週間どのくらいの石をつくっているんですか?
 3)一日どのくらいの人がくるんですか?
 4)どのくらいの人がはたらいているんですか?
 5)一週間どのくらいのお金をかせいでいるんですか?
なかなかいいとこ、ついてます。
プリントや口頭でこんな風に答えました。
 1)ねだん
石といってもいろいろあるけど、ここはお墓の仕事が多いからお墓について答えます。
石は質(いいかわるか)や採石量(とれる量)によって値段に大きな差があります。
お墓の形にしたときには加工のしかたによってもまた大きな差がでます。
いとう石材であつかうふつうのお墓は50万円から150万円くらいです。
石って高いと思ってるでしょ?でも100g10円しないんだよ。
100g3000円の牛肉は一口で食べちゃいます。
500万の車を買っても10年くらいで乗り換えちゃいます。
でも500万円かけてお墓を建てれば100年でも500年でもずーっと拝むことができます。
それを1日に割り算したら、ぜんぜん安いんですよ。
 2)つくる
やっぱりお墓で話をします。
一軒のお宅のお墓を仕上げるのには何日も何週間もかかります。
通常は百万単位の大きい仕事は月に2〜3軒です。
ちいさな仕事も大きな仕事も一つ一つていねいに進めていきます。
3)来客
石屋は一般のお店と違って、ものを買いにくるお客様はあまりいません。
でもこれからおはかをたのんでくれるお客様や、問屋さん、仲間の石屋さんなど、いろんな人が毎日出入りしています。
でもお店にはかわいい石のふくろうやお地蔵様、きれいなパワーストーンを売っているし、石に関する本もたくさんあるので、もっとたくさんの人が気軽に来てほしいなぁと思っています。
4)働く人
8人で仕事しています。みんなの同級生のお父さんや、1年生のお母さんもいるよ。
5)かせぎ
お墓を頼みに来てくれてから出来上がるまで何ヶ月もかかるので、1週間ぜんぜんお金をもらえないときもあれば、いっぺんに何百万ももらえることもあります。
これからもいい仕事をしていろんな人によろこんでもらって、たくさんかせげるようにがんばります。
店内の販売品や道具展示を見てもらったり、図書コーナーでいろんな本を手に取ってもらったり。
町たんけん10 町たんけん07 町たんけん09
最後に「お墓って何のためにあるの?」という話をしました。
お墓は亡くなった人を埋めるだけのものではありません。
手を合わせてご先祖に感謝するうちに、自分のすすむべき道やするべき行動を見直すことができます。
そういう役割を持った、「心のよりどころ」。
それがお墓です。
みなさんもなるべくたくさんお墓参りしてください。
趣旨はこんな感じで、もっと平易なことばづかいをしたつもりです。
おみやげにパワーストーンのタンブル、好きなものを1個選んでもらいました。
町たんけん08
石やお墓に興味をもってくれればうれしいです。

2011年11月16日

2011ボジョレーと白州塩サイダー

ボジョレーヌーヴォーの解禁日は11月第3木曜日。
我が家ではワケあって一日前に楽しめます。
(ワケもなにも、いとしの久保酒店おやじさんが仕入れてすぐに連絡をくれるから。
どうやら酒屋業界には一日前に入荷するらしい。)
今日は仕事で帰宅が8時を過ぎてしまいました。
でも大丈夫。事前に買っておいたちょっと高級レトルトと冷凍食品でにわかディナーを用意します。
ありあわせの野菜を素揚げにして。
グラスは、八ヶ岳自然文化園のクラフトフェアで出会ったもの。
肉厚でかなり気に入ってます。
ヌーヴォー1
それにしても初物のワインでこれほど騒ぐのは日本人くらいだとか。
できたばかりのワインなんて、まだ発酵の途中みたいな未完成のワインなんて、土地の人たちは好んでガブガブのまないんだそうで。
日本では俳句の季語にまでなってるのにねえ。
チェイサー(?)は塩サイダー。
甲斐駒の岩塩を配合した、甘さだけではないすっきりとした味。
 ヌーヴォー2
はっきり言って毎年のヌーヴォーの違いなんぞわかるわけではないのですが、
旬のものをいただいた、という心の満足が大事なんです。

2011年11月12日

山寺で写経

諏訪エリアで体験プログラム集を企画している「ズーラ」のひとつ、
「信州の山寺で写経にいそしむ」に参加してきました。
富士見町立沢の高榮寺。真言宗智山派。
もう、タイトルだけで惹かれます。
わさわさしてるばっかりの今日この頃。
こういうたぐいでのゆっくりすごすことも心の栄養になるのではないでしょうか。
都合で、TazとKuhも連れて行くことになってしまって、
ご住職さんの説明や法楽などに参加できなかったけど
肝心の写経の間はおとなしくしてくれたので、集中して書くことができました。
写経の前、Tazを落ち着かせるために本堂を出てしばらく境内を散歩していましたが、
その時間が思いがけなくゆとりを生むものでした。
ひなびた山あいの集落。その斜面地域にたたずむ山寺。
おりしも紅葉まっさかり。自然の中のいい空気をすって、写経に備えました。
写経。
印刷技術のない時代に僧侶が教えを学ぶために必要な経典を師僧より借りて書き写したのが始まり。
日本においても天武天皇即位のときが記録に残る最初の写経。
その後平安時代には写経して祈願すると疫病が治まった例もあり、広まっていきました。
印刷技術が進歩した今は、単に勉学の手段というより、願いを込めて功徳を得る修行のひとつとしてなじんでいます。
・・・と「ズーラ」の配布してくれた説明書にありました。
私は写経は今まで何度か経験がありますが、ここまで丁寧に指導してもらうのは初めてでした。
ただ写し取ればいいのではなく、そこに気持ちが入ることが本当の目的です。
写経のしかたや意味の説明、実際に書き始めるまでの準備所作、奉納するときの所作など、
細かくご指導いただきました。
ゆっくり、そういったことをふまえていくうちに、心が落ち着いてきて、
より集中して写経にのぞめます。
写経は座禅修行のひとつでもあるとのことです。
最後にお願いごとを書いて奉納します。
お願いごとといっても、こういう時間を経て書きたくなる願い事というのは
個人的で即物的なものにはなりえません。
やっぱり家族の健康とか、そういう思いやりの心がわいてくるお願いになります。
我が家は般若心経に出てくる漢字の中に子どもの名前が入っているので、
よけいにこころして、あたたかい気持ちで写すことができました。
写経、奉納のあとはくだけた茶席タイム。
お抹茶のほかに、「カフェ利休」なるものがあり、どちらか選べます。
「カフェ利休」・・・エスプレッソのようなものでしょうか。
とにかく濃いコーヒー液が抹茶茶碗に盛られています。
これが不思議。初めに飲んだときには渋くてたまらなかったのが、
お茶菓子を2ついただいた後にのむと、なんともまろやかな甘みがひきたつのです。
この甘みはコーヒーなのかお茶菓子なのか・・・。
2つが絶妙に融合して、ひとつの世界をつくっていました。
写経1
ご住職の奥さんは臨床美術士の資格をお持ちだそうで、臨床美術「てらーと」の教室を開いています。
造形を通じて脳を活性化したり、認知症予防に役立てたりするセラピーのことです。
写経2
さしあたって直近の予定は
 11月27日(日)
 「かぼちゃを造形する」

いいお寺でした。石屋でも時々お世話になっています。
また体験プログラムでもご縁をつくりたいものです。
石屋でも写経セット販売しています。
これからの季節は特におすすめ。
雑念をとりはらって、いい新年を迎えましょう。

2011年11月3日

小篠綾子モドキ

今回の朝ドラは、かなりイケてる。
何より大阪弁に全く無理がなく、ネイティブにしか出せない微妙なノイズ(台本に書かれてない、ふと漏れる息遣いやイントネーション)が心地よい。
だから、というわけではないですが、毎朝8時がくるのをひそかに楽しみにしています。
もうひとつの見所、というより本筋の見所は、ヒロインが洋裁でどんどん成功していく過程。
ちょうど、レベルは全く違うけど、私が洋裁にはまりだしたのとかぶって、人事とは思えません。
そう、ここ数ヶ月で、通信簿の家庭科は常に「3」、中でも被服の実技がもっとも苦手だった、
ミシンの糸とおしすらわからなくて、立体で物事考えられずにスカートひとつちんぷんかんぷんだったこの私が、
手作りした作品がすでに10点以上。
手芸1
いやー、人間やればできるもんです。
それもこれも娘たちに布代だけでおそろいの洋服をつくってやりたい一心で。
子どもものが高じて、自分のチュニックなぞも作りました。
そして、先日、ランプスロッジさん恒例の手芸ワークショップに参加。
ランプスロッジさんがやってるカジュアルレディースブティック「ジーン・ナッソーズ」のハギレを使っての手芸で、奥さんのメグちゃんが教えてくれます。
今回はティッシュボックスカバー。
「ジーン」の生地はハギレもとてもかわいい。
ハギレといえども、パッチワークしたハギレもあって、これが、なんだかおトク感。
ワークショップの時間内にできなかったので、家に持ち帰って仕上げをしました。
そして、完成!壁掛け用の紐もつけました。
手芸2
他に自分で作ったものは、携帯箸用、箸袋。
外はシンプルでもフェミニンな裏地がにくい。
手芸3
子ども用のゴムスカートが手芸生活の始まり。
手芸5
大人用のワンピースも完成しました。
夫のシャツの襟がすりきれていたので、古いパジャマを切って、あて布しました。
つくろいものは3年くらい待って、と言って逃げていたのが、妻としての株もあがりました。
手芸4
そろそろ秋冬生地で作りたいところ。
裏地のあるのはまだ難しそうなので、ひとえでも重ね着もできるざっくりしたサイズのチュニックを作ってみようかな。
カーネーション見ながら気分を盛り上げよう。

2011年11月2日

バカバカしいけど大発見!

  
石や・ころころ通信をファイリングしていたときのこと。
Mooに手伝いわせていましたが、急に「ぷーっ」と奇妙なラッパ音が。ファイルの背表紙をMooがくわえています。音はそのプラスチックの背表紙から鳴っていました。しかも吹いても鳴らなくて、吸うと鳴るんです。
これはおもしろい。穴をあけたら音階が作れるかも?!あまりのバカバカしさとおちゃめな音で場がなごみました。