彫金と陶の小さな世界展
小淵沢のギャルリーアビアント。
フレスコ壁画の内装の、とても雰囲気のあるギャラリーです。
今開催している展示がこれ。
彫金×陶=∞ 〜無限に広がる小さな世界展〜
竹内 尋教 水野 里香
若いご夫婦の作品展です。8月30日まで。
アビアントにちょっと用事があって行ったら、ちょうどオープン初日。
2階が貸しギャラリースペースなのですが、階段を登ってまず目に入った小さなおうちに悩殺。
ドールハウスのような、ミニチュアサイズのおうち。
アカデミー賞をとった「つみきのいえ」の世界みたい。
陶の家に金属で小さなハシゴや自転車やイスを作って設置。
その細かさと素朴さが世界の広がりを想像させてくれます。
「素焼きっぽく見えますが、釉薬を一度洗い流してから焼いているんです。」(だったかな)などの説明を丁寧にしてくれる竹内さん。
ミニチュアハウスのほかに、昆虫を忠実に金属で再現したアクセサリーも。
その虫の体の一部に天然石をあしらっています。
ラブラドライト、翡翠、ガーネット・・・
石の自然な輝きが、ちょっとグロテスクにさえ見える昆虫に美しさを与え、気品さえ感じられる作品群。
虫はちょっと・・という人もつい見入ってしまいます。
でもペンダントやイヤリングは、実際に身に着けるのはちょっと勇気がいるかな。
インテリアでもいいかもしれません。
夏の日差しギラギラの、暑い八ヶ岳ですが、
フレスコ画のアビアントの中は外気の熱気も適度に遮断され、淡い自然光がここちよく、やわらかい風も入ってきて、癒される空間です。