スワいち!2012
今年もスワいちに行ってきました。
スワいちというのは諏訪エリアのおもしろいものやおいしいものが集結した町ぐるみのイベント。
駅前商店街や直売所などあちこちの店や会場でおもしろいものを売ってる、ショッピングストリートイベントなのです。
去年は七賢の蔵開きと重なって、しかも出発する時間も遅かったので、ちょっとしか回れなかったのを教訓に、
今年はなるべく早めに出て、一箇所をゆっくりまわろう、と計画しました。
この時期にやるのが、そもそもいいです。
寒い冬のはまだまだ遠のいてはいないものの、日も少し長くなって少し雪解けや芽吹きが感じられる時期。
春の息吹は諏訪から。
「いとをかし」というキャッチコピーもよい。
「おもしろい」と「お菓子」をかけてるんですね。
スウィーツをメインテーマにすれば、いろんなことに発展するし、何より幅広い年齢層の女性客を軸にカップル、ファミリーまで取り込める。
私たちは今年、富士見エリアにしぼって回りました。
珈琲店テーブルランド
諏訪のキャンペーンガール「マリコ」さんをイメージした珈琲豆。
「マリコ」さんとは頭だけ巨大な人形で、首から下はナイスバディと美脚を持つ、ゴージャスなもの大好きなゆるキャラ。
ご当地キャラの代表格に滋賀県の「ひこにゃん」があるけど、ああいうふうにオサムライ風でもないから、富士見とどう関係があるのか、と疑問に思うけど、妙に存在感があって、絶対忘れない。
そのマリコさんもオープニングイベントのあとはどうやらスワいち会場のあちこちに出没するらしいです。
タイミングが合わず、とうとう私たちは会えませんでしたが、そのかわりにマリコブレンドの珈琲豆を買いました。
珈琲ランドもうひとつの楽しみは、映画「かもめ食堂」にも出てきた「コピルアック」。
小林聡美が珈琲をおいしくするために前オーナーから教えてもらった呪文。
ジャコウネコのおなかを通って消化されずに出てきた珈琲豆のことなんだそうです。
それがめちゃめちゃおいしくて、しかも幻のように高価なんだそうです。
なぞがとけた!
今年のスワいちではマンデリンとコピルアックの飲み比べを1000円でいただくことができました。
うーん。おいしいけど、マンデリンやトラジャが引けをとるかといったら、とらないと思う。
マスターの煎れ方が上手なのもあってか、とてもまろやかな味でした。
生き物のおなかで発酵してたわりには、とてもあっさりとして整った味です。
ところがシナモンロール(こちらもテーブルランド製。かもめ食堂っぽく)をかじった後では、激変。
酸味が感じられ、むしろ最初酸味を感じたマンデリンのほうがまろやかに感じられました。
不思議〜。
夫は、「甘いものとあわせるならマンデリンで十分」と毒舌を吐いていました。
次の行き先はMARUSEN(名取木工内)。
かわいい木のおままごとセットや、
お菓子にちなんだ古本が手作りケーキボックスにパッケージされていたり(すばらしいアイディア!)
ナチュラル染めの日本手ぬぐいが売ってたりしました。
文房具屋さんイチジュウでは
富士見高校養蜂部の生徒さんたちが、かわいい蜂になりきって、みつろうクリームの作り方ワークショップをやってました。
かわいい!高校生だから、なんの問題もなく、自然にかわいい!
養蜂部、というユニークな部活があるなんて、地元富士見の公立高校、がんばってる。
空間提案ショップみやこし
骨董品と自然食品を販売。
店舗設計から彼らが行ってって
「古いものを古いままに、ではなく新しい感覚で現代によみがえらせる」をコンセプトに
建築してるのだそうです。
もろずみ鉄木堂
書家でもある両角オーナーが展開する、こだわりの道具と和家具を販売する金物屋さん。
あとはふだんからお気に入りの井筒屋とキャトルセゾンへ。
井筒屋さんではめいぶつ「いちご大福」
キャトルセゾンではふわふわしっとり「シフォンケーキ」をゲット。
あいにくの小雨で、ひんやりする日でしたが、
こころとおなかはあったかな一日でした。