おかみブログ

2007年7月30日

今年のヒマワリは?

ウチの前のヒマワリ数本が見頃です。
ヒマワリ1

ヒマワリが北杜市の花に指定されたことを受けて、あちこちでヒマワリ推進運動をやっていて、次々に開花。
八ケ岳南麓の広い空に大輪のヒマワリが群生している様は見ごたえたっぷり。
ヒマワリといえば、明野町。
映画のロケ地にもなって有名ですが、今年は明野太陽館北側の畑を中心に35万本のヒマワリが咲くということで、事前に偵察に行ってきました。
7月28日現在の様子はこのとおり。
ヒマワリ2

まだ1本も咲いてなくて、ちょっとがっかり。
北杜市HPをあとで見てみると、ちゃんと開花予想がのっていて、8月10日頃とか。
ではBDF(バイオディーゼル燃料)推進のイベントで植えたところは?
ヒマワリの種から油をとって食用油にし、廃油を車の燃料に使おうという試みを実践している会が植えた畑が長坂町小荒間にあります。
こちらの現在の様子もこのとおり。
ヒマワリ3

そういえば、ウチは去年のこぼれ種から咲いたものだから芽がでるのも早かった。
今年種を植えたところはあと1週間程度待たなければいけないようですね。

2007年7月27日

ホースショー前夜

明日は小淵沢のビッグイベント「八ケ岳ホースショー」の日です。
毎年私が所属する和太鼓保存会「淵の音太鼓」は前座で出演しています。
私にとっては5回目、今年こそは満足のいく演奏ができるといいです。
演奏する曲は2曲。
『淵駒(ふちこま)』幻の名馬と呼ばれる甲斐駒が戦国の大地を駆け抜ける姿を表現した曲。淵の音太鼓が必ず演奏するチームのテーマ曲でもあります。三連符で騎馬隊が順番に出てくる緊張したシーンから合戦への行進、そして笛の音とともに悠々と大地を闊歩する姿、最後は大団円となり勝どきをあげる。まさに今放送中の「風林火山」にぴったりの曲です。
『神(しんらい)』神の声を意味する題名。遠く近く、時に威圧的に時にひょうきんに、硬軟とりまぜた表情豊かな「神の声」。一神教のそれではなく、日本古来の八百万の神とも解釈できるのでは。
淵の音太鼓はこの2つの曲ともうひとつ『蹶然』という大曲があり、3つで組曲になっています。なかなか3曲全部を演奏する機会がありませんが。
作曲は甲府市無形文化財・天野宣さん。
70歳を越えた今でも現役で和太鼓バンド阿羅漢を率いて活躍中。
全国の門徒に、その地域の活性化と太鼓の役割を指導して歩いていらっしゃいます。
以上、にわか曲解説ですが、知っておくとけっこう楽しめるかも。
今年は新メンバー・ツトムさんのデビュー。まずは「淵駒」で。
私ももう「一番初心者で〜」なんて甘えてられませんね〜。
今年は「風林火山」主演の内野聖陽さんもホースショーにゲスト出演されるということで、控え室近くとかで会えないかなぁ。きゃーどーしよー♪
もとい・・・やっぱり小淵沢は北杜市の中でもちょっと違う、と言わせるほどの華麗な馬の祭典。
太鼓ともども、どうぞお楽しみに。
7月28日(土)
山梨県馬術競技場にて
太鼓演奏は18時25分より

ホースショー

2007年7月26日

八ケ岳薪能チケットあります

8月3日に小淵沢の身曾岐神社で奉納される恒例の「八ケ岳薪能」。
このチケットが1枚余っています。
ご入用の方はコメントの「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れ、お名前とご連絡先を明記の上お申込ください。
指定席1万円となります。
私の携帯をご存知の方はそちらへの連絡でもかまいません。
または、珈琲館翡翠からの情報なので、そちらへご連絡いただいてもけっこうです。珈琲館翡翠0551-32-7321
一般にはチケットはもう売り切れているはずなので、チャンスです。
薪能には子供が生まれるまでは毎年行ってました。
今年は実家の父が初めて観賞に来るので、久しぶりにまた行って見ようと思っています。
着物が好きで、着ていける場はどこかにないかな、という動機から見に行き始めたので、不純ですね。
でも高原のアカマツ林、ヒグラシの声が大合唱する中、夕闇が落ち始める頃に灯される松明はまさに幽玄の美です。
能の演目も事前に台本を入手して予習していけば、当日もフルに楽しめるというもの。
今年は全然してないなー。
手前味噌ながら、身曾岐神社の石の玉垣(奉納者の名入り)はウチで施工いたしました。

髪にもシリコン

白髪が気になりだしたので美容院へ。(自分では若白髪だと思っている)
「シャンプーはお済ですか?」の質問に、昨日の夜髪を洗ったかどうかということかと解釈して「はい」と答えました。
今回は少し明るめに染めてみようと相談して、白髪染めではなくヘアカラーのほうにしてもらいました。
ところが染まっているかどうかのテストの時、「あれ?」と少々困惑ぎみの美容師さん。どうやら色がかかりにくいようなのです。
それでもなんとか少し長めにおいて、洗髪、ブローと進んでいきました。
会話がとぎれた時、美容師さんはおもむろに「トリートメント剤、使ってます?」
セールスの口調ではなさそうだったので真意をはかりかねていると、
「いえ、カラーがかかりにくかったから」
最近のトリートメント剤にはシリコン剤が入っていて、それが髪に油膜をつくり、コーティング効果となり、結果パーマやカラー剤をよせつけないということなのです。
艶感、手触りの良さを出すためのもので、たしかにそんな仕上がりになるのですが、美容師にとっては曲者。
シリコン剤を落とすためにいつもより余計にシャンプーをし、パーマやカラーの時間を長くしなきゃいけない。
シリコン剤そのものはさほど人体に有害でもないそうですが、要はずっとマニキュアをし続けてる現象になるわけで、髪の呼吸や本来の艶を奪いかねない。
昨今は「艶」「匂いがつかない」「さらさら」がブームなので、そういう商品がとても売れているのだそうです。
代表的なものに、資生堂のマシェリやTUBAKI。
成分表示の中で<ジメチコン>がそれ。
あ、確かに今マシェリ使ってたわ。
一時期せっけんシャンプー&リンスが使い心地がよかったけど、梅雨で髪は広がるし、元来の癖毛が扱いづらくて、つい今のを使ってしまっていました。
せっけんシャンプーとリンスの一番の良さは、ヌルヌル感がないこと。
すすぎの湯も少なくてすんで、さっぱり。
こどもにはこれを愛用しています。
こどもの髪って、いいですね。量は少ないし、天然の艶とさらさら。
これが紫外線をあび、いろいろおしゃれをするにしたがってどんどん痛んでいく。今の人は髪の痛みが激しいから、なおさら艶感・さらさら感を出す商品が売れる。
自称エセロハス。
ちょっと勉強になったサロンでのひとときでした。

2007年7月25日

手足口病

人と打ち合わせの予定をしていたけど、子供さんが「手足口病」で保育園を早退させられたので「今日はムリ」という連絡。
小学校・保育園で流行っているというし、ウチの子も発症は時間の問題かな、と覚悟していた矢先、案の定保育園から帰宅要請が入りました。
微熱、そして手のひら・足の裏・口内に水泡ができる、夏風邪の一種。
近年爆発的に流行っているそうです。
感染力が強いのと、症状が治まってもウイルスは排泄物などから約1ヶ月にわたって排出されるため、厳密に流行を抑えることは不可能なのだとか。
症状は一般的に軽く、水泡が痛かったりして食欲が若干落ちることがあるものの、微熱なので子供はケロリとしていることが多いようです。
鼻かぜみたいなもので、投与するワクチンもない。
「隔離は無意味だ」という人もいます。
だいたい潜伏期間が3日から7日で、発症したときにはもう他にうつってるんだから。
でも公共の集団としては熱や水泡のある子供を受け入れるわけにはいかないらしい。
だからこの病気の何がコワイって、働いている親が子供を看てもらえないことにあるのデス。
しょうがない、明日は臨時休暇をとって、おうちの中でままごとでもするか・・・。
しかし、病名・・・けっこうマヌケですね。
軽い病気なだけに「おちょくっとんか」と思わずツッコミ入れたくなる。

2007年7月24日

梅雨明け!じゃないらしい・・・

やっと全部の山が見える、晴天の日でした。
こういう日に休みはうれしいですね。
でもまだ梅雨明けじゃないそうで。
八ケ岳は山の景色がすばらしいので、よく「こういう山が窓から見えるところに住みたい」という人がいます。
でも実際こういうところで暮らしていると、自分が歩きながら少しずつ動いていく景色に感動を覚えるもので、窓から同じアングルで見てても数ヶ月で飽きるのがオチです。
景色は絵ではなく、風の感触や音、太陽の暖かさ、水の冷たさ、草や稲の匂いなど五感で感じるものなんじゃないでしょうか。
それからよく山をクローズアップして山の姿だけ写真におさめる人がいますが、単純に好みの問題として、私ならそこに生活のドラマを見たい。
だから雲があったり、山の手前の田園や家、人の動いている姿、そういうものも総合的に映し出されているものが好きですね。
家は別に茅葺き民家じゃなくてもいいんです。
ビニールハウスだろうと新建材の家だろうと、そこで実際生活の営みがなされている。
まあ田園の中にいきなり超高層ビルが建ってたら、さすがにちょっと違うかな、というかなにか別のストーリィになっちゃうかなという気はしますが。
ということでよくお墓や石像を風景の中に入れます。
お墓は人の営みの原点ですから。
今回の写真はイマイチ。とりあえず久しぶりに山がきれいに見えたので撮ってみた。070724

2007年7月20日

ぶどうべりー!

今年もやってまいりました。ブルーベリー摘み取りの季節。
昨年大満足だった、レストラン「八ヶ岳ベリー」さんの敷地内の畑に今年も行ってきました。
ブルーベリー07-1

昨年はここ以外にも別の農園にも行きましたが、濃厚な甘みといいきれいな粒といい、断然「ベリー」さんの勝ち。
娘は「ブルーベリー」がとっさにいえなくて「ぶどうべりー」と言ってしまいますが、実に言い得て妙。
この甘さはまさにぶどうのよう。粒も直径20mmはあるのではないでしょうか。大きいからいいわけじゃないだろうけど、完熟のブルーベリーは実も大きくなって甘くなるということを発見しました。
「ベリー」産はとにかく生の実を食べてほしい。
ところで、ブルーベリーは口にたくさんほおばるとおいしいそうです。
摘み取り体験は食べ放題なので、10個くらいまとめて、ぜいたくにほおばります。
こうすることで微妙に味の違う個々の実が平均化され、今年の出来や木の種類による違いがわかりやすくなるのだそうです。
今年は雨が長く続きましたが出来にどの程度影響していたのでしょうか。
摘み取りに来たタイミングもよく、私たちが行った日は完熟の実がとても多い日でした。
プレーンヨーグルトと相性がバツグンです。
ヨーグルトのほうがすっぱいから、ブルーベリーの甘みがさらに引き立つ。
20070720010857.jpg

ベストシーズンは8月上旬まで。
大人1000円(おみやげパック付き)、小学生以下500円
詳しくは八ケ岳ベリーまで

2007年7月10日

なっとうの日

7月10日は「なっとうの日」だそうです。
たまたま久しぶりにスーパーに行ったら納豆が特売になっていました。
納豆・・・関西育ちの私ですが、なぜか父が納豆大好きで、栄養があることを強調し、毎日食べることを強く勧められてきました。
子供の頃はあまりギモンにも思わずそれなりに食べていましたが、あのネバネバだけはいつもめんどくさくてやっかいだと思っていました。
就職で上京したとき、初めて「関西人は納豆がきらい」という通説を知り、やっと納豆から解放されたような気がしました。
とにかくネバネバが大嫌いです。
それでもマクロビオティックなどかじったり、某テレビ番組で納豆ダイエットの話が出たりする波におされ、栄養だと思ってがまんして食べるようにはしています。もちろん朝晩2回も食べませんが。
味は好きなので、なるべくネバネバが出ないような調理法にしたり。
ところがウチの娘は離乳食の頃から大の納豆好き。
納豆さえあれば何も文句言わずパクパクご飯を食べます。
言葉がしゃべれるようになってすぐ「なっとう」を覚え、ごはんに納豆がないと、「なっとう、ほしい、ほしい」と泣くしまつ。
まだ食べ方が上手じゃないので口のまわりはべたべたになるし、私としてはゲンナリです。
まったくここだけは「我が娘か」と疑いますね。
納豆料理でとてもおいしいものに出会いました。
小淵沢のネパール食堂
タラ・マウンテンスパイス
ホームページのメニューにはまだアップされてないけど、ネパール風納豆の炒め物、ネバっこくなく、豆の香り高く、極ウマでした!(辛くない)

2007年7月8日

ブラスト彫刻つながり

ガラスエッチングをしている人と知り合いになりました。
文字彫刻3

写真の写し方が悪くて申し訳ない・・・
色紙に書かれた手書き文字そのままガラスに彫刻しています。
デザイン部分を薬品で腐食させ形を現すのが本来のエッチングですが、今工業的によくあるのは、サンドブラストによる彫刻。
エッチングみたいな効果に仕上がるので、ガラスエッチングといわれることもあります。
サンドブラストといえば、有名な使いどころは墓石。
「○○家先祖代々」とか戒名などを刻むのに大重宝で、今やほぼ99%、墓石の文字彫刻はこの方法でしょう。
墓石を彫刻する場合は、
まず厚さ1mmくらいのゴムシートを文字型に切り抜き、
文字彫刻1
↑パソコンからの指令で自動でゴム切りをする愛しの「一刀彫」くん
それを石に貼って彫る部分のゴムをはがします。
それから鉄の砂を高圧で吹きつけ石を削っていきます。
文字彫刻2

彫り終わったら残りのゴムマスクをはがしてできあがり。
文字彫刻4 「とおつみおやよよおやたちのおくつき」と読む。神道のお墓。
今回知り合いになった人のようにガラスエッチング的にサンドブラストを使う人は、ゴムシートの代わりに薄い膜を使います。
で、削る部分を薬品で溶かし、マスクを作るわけです。
パソコン上でマスクデザインを作るのはゴムマスクと同じで、いろんなフォントの他、手書き文字や写真もスキャナーで取り込むことができます。
ただ、ゴムシートの場合は細かい線や写真などは作れませんが、薄い膜ならそういう繊細なデザインも大丈夫です。
ウェルカムボードやペットの思い出プレートなどの商品が一般的。
素材は主にガラスですが、黒い石板なんかを使うとそれはきれいに絵が出ます。
ウチにも専用の機械は一応ありますが、普段仕事として受けてないので1枚や2枚するのはとても面倒。
こんな風に専門でやってる人が近くに来てくれれば、どんなにか助かって、仕事の幅も広がって、おもしろいだろうなー。
↓今まではこんなの作ったりしました。
文字彫刻6 文字彫刻7 文字彫刻8

2007年7月5日

苗字「北杜」なら・・・

我が在住地・北杜市(ほくとし)は山梨県の最北西地の8町村が合併してできた市です。
「北杜市」の前は「北巨摩郡(きたこまぐん)」だったし、それ以外にも
「北西部」
「峡北(きょうほく)」
「梨北(りほく)」
など、北の字を使って表現することが多く、知らない人にとってはいかにも僻地、寒そう、田舎、というイメージがぬぐえません。
でも実際を知っている人はこの場所がどれほど明るく、すがすがしく、いい気候に恵まれているかがわかるはず。
そんないいイメージを強調しようとしてかどうか、すてきな書類をみかけました。
市役所に提出する、児童関係の申請書の記入例のところです。
役所関係の他の書類にも使われてるかも。
子の氏名、「北杜太陽」「北杜ひまわり」「北杜清流」
「太陽くん」は日照時間日本一から、「ひまわりちゃん」は北杜市の花から、「清流くん」は名水百選に八ヶ岳南麓高原湧水群と尾白川が入っていることから、それぞれとったのでしょうね。
父親名は「北杜太郎」で、これはまぁフツーですが、子供の名前はなかなかのセンスではないでしょうか。イマドキの子供の名前っぽいし。
ここまできたら、ペットの名前は森林から「イオン」、同居する祖父母の名前は「福郎じーじ」「松子ばーば」などいかがでしょうか。