おかみブログ

2018年7月7日

七夕の日のすずらん祭り

すずらん祭り、大盛況のうちに終わりました!
例年お盆に行われていたお祭り。
支える人も少しずつ変わって、ふるさとの祭もかたちを変えていきます。
今年は「小淵沢の七夕祭」として子どもたちが楽しく過ごせるふるさとを演出しました。
 
お天気が心配されましたが、雨はなく、ギラギラ照りつけることもなく、ある意味ベストコンディション。
若おかみも太鼓演奏で出演。太鼓にもこれくらいの天候がちょうどいいです。
バルーンアート大人気!ひっきりなしに子供達が並び、自分で作る、という子も。
中学生男子はひたすら皿回しに挑戦、仲間と円陣をくんで、皿を回しながらパスしていく、という新しい遊びも発明してました。゚(゚´ω`゚)゚。

いろんな世代の町の人が集える。
これこそ地元のお祭りです。
 
太鼓を片付けた後の生ビール🍺が至福のご褒美でした〜💕
 
 


 

 

2014年5月3日

伝統ある矢の堂祭

今日は近所のお堂「矢の堂」でお祭りがありました。
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矢の堂祭では北巨摩のお坊さんが10人近く集まり、一斉にお経を読みます。山とある経典を大勢のお坊さんが片っ端から開いて虫干しをするのです。
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そのあと、馬2頭の前でまた読経をします農村なので農耕馬をとても大切にし、田植えなど農業が始まるこの季節に五穀豊穣も願って行う行事なのだそうです。。(これこそ「馬の耳に念仏」? いやいや、この馬たちいい子でちゃんと神妙に聞いてましたよ。)
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平安時代にその歴史を遡るという由緒あるお堂。
このたびそのいわれを記した記念碑ができました。
制作を請け負った石屋として、今日のお祭にあわせた除幕式に参列。
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おみこしがでたり、地元の人がふるまってくれる屋台やマスつかみどり、わなげなども。
おかげで子供達もたのしませてもらいました。
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2014年4月21日

パーティーに行くのよ

「今日はパーティーがあるんでしょう」
次女Tazがキラキラした目で言いました。
おひめさまだいすき、アイドルだいすき。
Tazは今日の会を社交界か舞踏会か何かだと思っているのでしょうか。
Tazは3人の中でも特に夢見がちで、人形あそびやぬりえをしながら
「さ、今日はパーティーよ。王子さまがいるのよ」などと独り言をしゃべっています。
シャンデリア、すてきな音楽、着飾った人たち、たのしいおしゃべり、そしてロマンスの出会い。
大人になったらファッション誌やブティックで「ちょっとしたパーティにも着ていけます」なんて売り文句を聞きなれ、
今の日本のパーティーの様子なんかも想像できたりして、そういう中世のようなかんじとはちょっとちがうんだよ、と言いたいところですが、
それでもやっぱりちょっと特別なところに出席するのだという緊張感はあるもんです。
今日は和太鼓の師匠のお祝いのパーティです。
わたしの入っている町の和太鼓チームは、甲府市無形文化財天野宣さんの流儀で活動しています。
天野先生は今年傘寿を迎えられました。
演奏者、作曲者として長くふるさとの文化芸能発展に寄与してこられ、その精神を伝承するための伝記書籍が発刊されました。
今日はその記念の祝賀会、というわけです。

2014年1月1日

2014年元旦初打ち 

あけましておめでとうございます。
今年は午年、「うまくいきますように」と縁起をかついで、
今年も元旦から太鼓をたたいてきました。
演奏したのは「淵駒」、戦国時代の幻の名馬「甲斐駒」をイメージした勇壮で、ときに神聖な雰囲気も漂う曲。
馬の町・小淵沢らしい曲です。
ここ数年はソロの篠笛の部分も担当させていただいていますが
今年は正月にしては暖かい気候のせいか、いつもより音も出た感じもして
透明な空気に乗って南アルプスの甲斐駒ヶ岳まで届かせたい思いも込めて吹いてきました。
今年も精進精進。
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2013年8月15日

太鼓の嵐だ!

小淵沢駅前のお盆祭り「すずらん祭り」に、今年も練り込み囃子太鼓隊で出ました。
あの駅前商店街に、いつもの100倍の人出がある日。(という言い方もちょっと悲しいけど)
狭い沿道に人がひしめきあって、近所の人や帰省した人、別荘に遊びに来た人、など小淵沢にゆかりのある人が集まってきます。
お囃子隊やお神輿隊をみんな満面の笑みで迎えてくれる沿道を通っていると、「みんな、小淵沢とお祭りが好きなんだなー」と思います。
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練り込み2013-2
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今年は次女Tazもやっと直前でやる気をみせ、参加。
長女Mooは5年のキャリアがありますから、もう落ち着いたもんです。
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小淵沢練り込み囃子作曲の、天野宣先生と率いる和太鼓バンド「阿羅漢」、天野先生門弟の地域太鼓グループの皆さん。
即興の演奏もしたりして、祭りの華やかさ、音楽の楽しさを味わわせていただきました。
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お父さんとKuhは沿道から応援してくれました。
おかえりなさい、小淵沢へ。

2012年8月16日

我が家の練り込み2012

今年は7月から8月前半にかけて、それこそ息つくひまもなく忙しくて、
ブログもぜんぜんかけませんでしたが、
お盆が終わって、やっと一息。
午前中の雨にも関わらず、強行した「すずらん祭り」。
でも午後には晴れ間も出て、夕方のオープニングは心地よい夕風の吹く中、和太鼓の演奏で華々しく開幕しました。
駅前のお祭り「すずらん祭り」には我が家からは今年もMooと二人で参加しました。
私はもともと太鼓のメンバーですが、娘と一緒というのはちょっと違う意味で緊張します。
他にも親子参加の人たちが何組かありますが、大人も子供もない、みんなでひとつのものを作り上げる、という中に親子で参加するというのは、きっとみんな格別の思いがあるものじゃないでしょうか。
小淵沢駅前商店街でのお盆祭り。
狭い沿道に、いつもの100倍くらい人が集まって、ひしめき合ってます。
顔見知りばかり。
「おかえり」。
そんな言葉を誰にでも言いたくなる、小さな町の大きな思い出です。
お父さんが写真をとってくれました。
でも、下の子二人を追いかけながらの撮影なので、イマイチベストショットがない・・・。
ま、今年はこんな雰囲気でした、ってところで。
篠笛を担当しました。
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大勢でパレードします。
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子供も大人と同じ扱い。
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えらい、年季の入ったヤンキーや。
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我が家の娘たち。
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キミが一番りりしいぞ、Kuh。(なぜか高根の法被)
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2012年7月10日

よし!今年も太鼓モードだ。

和太鼓の夏。
今年もやってきました。
7月1週目より始まった練り込み囃子の練習風景です。
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昨年までのお祭り当日風景。
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これMoo?ちっちゃーい。
練り込み囃子はフライパンくらいの大きさの枝付太鼓を持って、リズムをたたきながら通りを練り歩くもの。
小淵沢駅前商店街で行われるお盆祭りで一番の花形、といってもいいかもしれません。
にぎやかで勇壮なお囃子隊は祭りを見に来る人を笑顔にし、お店の人を活気付けます。
何より、やってる本人たちが一番盛り上がる。
5時半頃から始めるのですが、休憩時間中に酒なども振舞われながら、日が落ちて暗くなる頃にはすっかりできあがって、ノリノリになってきます。
子供たちもがんばります。
子供だからって甘くありません。
大人と同じ振り付けで、休憩時間も同じで、沿道の人へのホスピタリティも同様に求められます。
こういう経験が、単なる習い事とは違う、社会性とか協調性とかが自然に身についていくんだと思います。 
Mooは今年でなんと5回目。
他の子も、一度参加したらやみつきになるみたいで、リピーターが多いです。
次代の地域文化の担い手として期待されてます。
練り込み囃子の出番の前に、大きな太鼓をたたく「淵の音太鼓」の演奏もあります。
こちらも本格的な和太鼓演奏。
今、練り込みの練習が終わった後、出演メンバーであわせています。
これもだんだん人数がそろってきて、集中して演奏連想しています。
お祭り本番は8月14日(火)17:00くらいから20:00まで。
お囃子隊の練習は祭りが始まるまで毎週火曜日夜7時半から

2012年5月26日

バンド、始めました(?)

太鼓仲間のBeagleさんが、よく自分の好きなビートルズのCDをくれます。
ビートルズはもちろん嫌いではないですが、一般知識以上のことは知りません。
曲も超有名どころのサビくらい。
唯一少し深く触れたといえば、中学3年のときに、所属していた吹奏楽部の定期演奏会で演奏したくらい。
そのときは、休憩を挟んだ3部構成の最後の部で、ビートルズ特集として5曲くらいブラスバンド変奏の演奏をしたのでした。
でも私が担当していたフルートは、吹奏楽の世界ではほんの脇役。
かっこいい主旋律を吹く金管楽器の影で、ピロピロピーとおかず伴奏を入れる程度なのです。
そんな私に、なぜかBeagleさんは、せっせとビートルズのCDをくれ続けました。
おまけに自分が作曲したという曲もくれて、
「これ、MooちゃんとTazちゃんをイメージしてつくりました!
やよぶさん、歌詞つけてあげてください!」と宿題までくれました。
とてもファンキーな曲で、童謡やクラッシックしか触れてこなかった私には大変な課題です。
・・・ということでまだできてません。
そして今回、とうとうBeagleさんは「Let It Be」の楽譜を持ってきて
「これ、ピアノのところひいてください。一緒にバンドやりましょう!」ととんでもないことを言い出しました。
さあ、大変です。
Mooのピアノにはあれこれ口出して、ビシバシしかりつけながら教えてるのに、
自分がピアノを弾くなんて、ここ何年もまともにできてません。
なにしろ、ちょっと私がピアノに向かうと、すかさずTazとKuhが近寄ってきて
ひざにあがりこんで、ちょうど私が引いている部分の鍵盤をバンバンたたき
(2オクターブくらい別のところをひいてくれればいいのに、
わざわざ私が使っているところみはからって乗っかってくるんです。
Tazはひざにこそのってこないけど、「ポニョひいて」だの「ラピュタ笛で吹いて」などと次々に要求を発します。
こんなんで練習にならなーい!
今年は自分も大いに楽しんで、その楽しい雰囲気だけが子どもにつたわればいいな。

2011年10月30日

もりだくさんの一日

10月30日。
実家の母の誕生日だったのですが、連絡するヒマもないくらい朝から大忙しでした。
まず、昨日疲れてやり残した家事(洗濯物たたみや洗濯、食器洗い、朝食づくり、掃除など)を片付けます。
日曜日なので、子どもたちもかなりゆっくりのご起床。
さあさあ、今日は忙しいんだよ!
石屋にいって、最低限の雑務を処理します。
そうこうするうちに楽屋入りの時間。
そう、今日前半のスケジュールは太鼓演奏なのです。
小淵沢地区文化祭。
昨日は展示と帝京短大生によるオペレッタ舞台。
今日は展示に加え、ステージで芸能発表です。
町内で活動する音楽など芸能のサークルが次々と演奏していきます。
和太鼓・淵の音太鼓は午前の部のトリ。
演奏する曲はおなじみ「淵駒(ふちこま)」です。
何かというと必ず演奏する曲で、またか、というかんじなのですが、
メンバーが担当する太鼓が変わるなど、ひそかにマイナーチェンジしてます。
私はしばらく長中太鼓を担当していましたが、また丸胴に返り咲き(?)。
篠笛のソロもやらせてもらいました。
祭りなど、屋外の発表の場が多かったのですが、久しぶりに屋内のステージ上で演奏し、
観客の人にじーっと聞いてもらえ、新鮮。
新しい曲もきたことだし、ますますがんばって演奏活動していきたいです。
さて、スケジュール2つめ、夕方はハロウィンでした。
去年から知り合いのペンション・ランプスロッジが主催するハロウィンに参加しています。
これは子ども中心の、とてもオーソドックスなハロウィンらしい企画。
仮装した子どもたちが近くのお店や個人宅を訪問し、お菓子をゲットするのです。
今年は参加者も多く、仮装にもよりいっそう力が入っていました。
「開催できたことに感謝」というのが今年のテーマ。
ほんとに、屋外でこういうイベントが無事できること自体、ありがたいことです。
主催者のランプスさんが参加費から事前にお菓子を購入し、各訪問先に預けておいてくれるのですが、
そのお菓子の一部を、スーパーやまとの「きずなボックス(新品を被災地に送るとりくみ)」に寄付してくれました。
段取り、本当にありがとう。
ウチはMoo、Tazをはじめ、Kuhも私も仮装。
とりあえずありものを着たので、統一テーマはありませんが、形にはなりました。
主催者ランプスさんは家族で『トイストーリー』を、
4人の子どもたちで参加したM家はディズニー名作のアリスや白雪姫で統一。
他にもすてきな、かわいい、セクシー、かっこいい仮装がたくさんで、目の保養になりました。
ハロウィン
八ヶ岳は今、地元民にとっていちばんいい季節といえます。
短くて忙しい夏が終わり、農業も一段落。
紅葉が里に下りてきて、寒い冬に入る手前の、ギリギリ薄着でいられる時期。
寒い時期のクリスマスよりむしろこのハロウィンが、一番盛り上がるのかもしれません。
小淵沢地区文化祭に出品していた夫の石彫刻作品も、2日間の展示を終え、無事搬出。
いろんな人にみていただけ、石アートをつくる人間が町内にいることがちょっと知られたかな、と期待してます。

2011年10月13日

幻の名馬、甲斐駒

太鼓で、新しい曲が配られました。
和太鼓会「小淵沢淵の音太鼓」は甲府市指定無形文化財保持者の天野宣氏の作曲の作品を演奏しています。
今までに組曲3曲とお囃子曲3曲を小淵沢用に書き下ろしてもらっていますが、今日、新たに組曲の4曲目が仕上がって、メンバーに披露されたのです。
小淵沢は馬の町。
組曲も戦国時代の馬をイメージして作られたものです。
第一楽章は「淵駒(ふちこま)」。小淵沢の高原を雄雄しく、時に神々しく駆ける姿を表現しています。篠笛のゆったりとしたソロが入る部分では聖なる南麓の大地を悠々と進む姿が描き出され、今の時期ならまさに甲斐駒ケ岳のバックを照らす夕日を思い起こさせます。
第二楽章は「神籲(しんらい=神の声の意」。いくつもの太鼓がらせんのように重なったり行き交ったりする様子が神のさまざまな心を伝えているようです。
第三楽章は「蹶然(けつぜん)」。勢いよくたちあがる馬をイメージ。ちょっとおどけたところも感じられる、人と馬がよりそってじゃれてる様子でしょうか・・・。この曲は私もまだちゃんと演奏したことがなく、未知の世界です。
そして第四楽章。
タイトルは「駿馬-爪響の快(しゅんめ・そうきょうのかい)」。
名馬で名高い「甲斐駒」。残念ながら今は純血種は絶滅しているらしく、幻の馬です。
日本の馬は全般的に小柄で足が太く強いのが特徴。
甲斐駒もそのような馬だったそうです。
西洋の貴族が乗るサラブレッドや、西部劇に出てくる馬とは違い、説明を聞いた私の印象としては
「柔道選手」といったところでしょうか。
20〜30kgもある甲冑を着た武将がまたがるのですから、とても力持ちだったといえます。
また、背が低いので武将も万が一馬から落ちてもたいした衝撃にはならないということで、
戦国時代は特に重宝されたそうです。
実際に戦国時代、小淵沢のあたりが馬の産地だったという話はあまり聞きませんが、
現代の馬の町に幻の名馬が甦るような、組曲のつくりになっています。
第四楽章はその結び。
全体的にとても早いテンポです。
一人が2種類以上の音の違う太鼓を担当し、音の高低とリズムのよさが特徴です。
そして曲の大部分を占めるのが4本の篠笛のユニゾン。
ここもテンポのよい、お囃子のような曲調です。
ここ1〜2年、笛も担当させていただいている私としては、笛が命のようなこの曲の魅力にすっかりとりつかれてしまいました。
今日は曲の全体的な説明と、各パートの配役決めそして、先生が実際に笛を演奏してくださり、みんなで口ずさんでみました。
                                                      
いつ発表できるかわかりませんが、これから一生懸命練習していきます。