お墓相談員更新手続き迫る
大おかみと夫と私は、全優石認定の「お墓相談員資格」なるものをもっています。
講習と実技をクリアすれば、経験年数不問で誰でも取れるものですが、
取得より10年たち、更新時期にきました。
資格更新用のテキストを熟読し、テスト用紙に記入し、本部に送り返します。
時間制限もなければ、テキスト参照可、というわけで、難しいことはありません。
ただ、これのおかげであらためて知識の復習になり、お墓をコンサルティングする上で自信につながることは確かです。
テキストの内容は
●石材石種について
●施工について
●宗教(日本の仏教)
●法令について(墓埋法、改葬など)
●お墓のかたち(日本のお墓の歴史、現代のお墓)
●全優石について(全優石とは、ダブル保証、販促ツール)
全30ページ。
全優石の一員としてはずかしくない知識と営業力をつけるものです。
この資格を初めてとったときの実技研修が印象的でした。
年に2回ほどある、全優石の電話相談の受け手を任されるのです。
フリーダイヤルで、全国の一般消費者の方々から、お墓についての相談が入ります。
それに丁寧にお答えする業務です。
これははっきり言って、とてもいい経験です。
だいたいは普通に墓石屋やってれば問題なく答えられるものですが、
電話で見知らぬ人からの専門的な相談を受けるのはドキドキします。
知識だけでなく言葉づかいや話し口調にも気を配らなければなりません。
もちろん、横には本部で毎日のようにそういった相談に応じているベテランの職員もいるので、
わからないときはいったん保留にして確認することもできますから、お客様に迷惑をかけることはありません。
お客様にきちんとした説明をするためのお勉強。
個人経営の専門石材店のこういうドリョクが報われるといいなぁ。