おかみブログ

2009年4月28日

田端のお墓風景

お墓の風景写真を撮りためていますが
私の中でのベストスポットが2つ。
ひとつは高根町東井出、富士山を拝むように立つ田んぼの中の墓地。
そしてもうひとつがここです。
富士見町境田畑地区。
八ケ岳の裾地形に広がる水田。
その一画の小高い丘に立つお墓群。
田端墓3
田端墓2
田端墓1
たしか、ドラマ「青い鳥」のロケ地にもなったんだったかな、うろ覚えですが。
しかし、今日はいいお天気でした。
空気が澄んで冷たく、まだ雪を頂いた山が濃い青空にくっきりとそびえていました。
アマチュアカメラマンの姿もちらほら。

スパティオ前観音群

小淵沢・道の駅前の通りの桜並木。
そろそろ満開です。
この通りや町内のほかの場所のあちこちに、観音像が建てられています。
網笠山の登山口、観音平にちなんだのか、
小淵沢は観音信仰が多く見られます。
小淵沢の「三十三番観音」をめざして、今後も建立が続けられるよう。
ほとんどが当店で施工したものです。ありがたや。
桜並木の花影にゆられて、観音さまのお顔もほんのり春化粧。
スパティオ前観音1
スパティオ前観音2
スパティオ前観音
スパティオ前観音4

2009年4月27日

まいごになったら

県内初モール型・大型ショッピングセンター「ラザウォーク甲斐双葉」がオープン。
2日目の日曜日に行ってきました。
雨上がりで空気が澄んで、山や畑も色鮮やかな双葉の田園の中。
すごい人、人、人。
2900台分の駐車場があるにもかかわらず、入るまでに渋滞30分待ちです。
ラザウォーク2
ラザウォーク1
この田園も10年後にはマンションで埋まってたりして。
わざわざこんなオープン早々に来たのは関西人根性の働いたからかもしれません。
しかしすごい人です。
どこの飲食店も長蛇の列。
今回ねらっていた「マーベラスクリーム」、冷たい大理石の上でアイスクリームをミックスするやつですが、なんと1時間待ち。
「今日だけは特別」とMooにアイスクリームを買ってやる約束をしていたものの、これはムリだ。
しょうがない、サーティーワンで我慢しようと思っても、こちらも30分待ち。
でもMooは「待つ!」というのでこれだけは我慢することにしました。
迷子対策。
「まいごになったら、お店の人に『まいごになっちゃった』って言おうね。
自分の名前と年言える?」
と予行演習。
しかし、どの時点で自分が迷子か、と判断するのは難しいところです。
アイスクリームで並んでいるとき。
列が進んで前に出ました。
Mooはひたすらショーウィンドウにかじりつき。
1mと離れていません。当然目の届く範囲だし、ずっと見ていました。
しばらくMooがこっちを見ないなと思ったらトコトコとレジへ。
おねえさんに何かお話しています。
と、おねえさんがあわてた様子で「まいご?!」。
どうやら一瞬母親の姿がみえなくなったと錯覚し、よく探しもしないでまずレジへ直行したもよう。
いや、あの、ここにずっといるんですけど。
おとうさんと一緒に歩いているときも、ターっと走っていってしまい、
おとうさんが追いかけていくと、
はや1分後にお店の人に手を引かれて出てくるMooの姿。
「あ、おとうさんですか。まいごだっておっしゃるもんですから」
「ちゃんとまいごになったって言えたよ」
言えるのがオトナの証拠とばかり、とくいげ。
まいごの本当の意味はまだわからないらしいです・・・。
でもまぁ、みんなでにぎやかなところで楽しんで、無事に帰ってこれて、とりあえず合格かな。

2009年4月26日

焼肉やさんの鍋敷き

おいし〜い但馬牛の焼肉やさん、その名も「但馬家幸之助」。
七輪の下に敷く鍋敷きを納めさせていただいたご縁があります。
小淵沢本店に加え、2号店の茅野店のできたのはもう1年以上前ですが、このたびやっと2号店にも足を運ぶことができました。
とろけるようなやわらかい肉質。
うすたれがつけてありますが、焼いたあとテーブル添えつけのミックス塩につけて食べるのが絶品です。
石の鍋敷き↓
但馬家1
木の内装とテーブルに合って、
少々の熱に耐えられて
重厚感のある素材・・・という条件で選んでもらった石。
ブラジル産赤御影、俗に「カパオボニート」ともいいます。
焼肉の油が染み込んで、いい感じの色になっています。

2009年4月22日

ことしもツバメがきたよ

雨上がり、快晴。
富士見町境・先達〜田端周辺のお墓
0422-1 0422-2
自宅付近
0422-3 0422-4
ツバメが飛び交い、我が家にも恒例の巣ができ始めました。
ツバメ1
ツバメ2
NHK「ゆうがたクインテット」の「ツバメがきたよ」の歌を思い出します。
ことしもツバメがきたよ
げんきにおそらをとんでいるよ
あたらしいいえができたよ
もうすぐひながかえるよ

2009年4月21日

「ごとっ」の対応

夜11時過ぎ。
Mooに本を読んでやりながら、自分もうとうとしてしまい、
ハタと気づいてやりのこした家事を終え、
ブログ、仕事、読書など、やっと自分の時間らしきものがとれる時間。
最近はTazも夜まとめて寝てくれるようになったので、
ずいぶん楽です。
私がパソコンに向かっている間、夫は「ワールドビジネスサテライト」を見るのが常。
・・・と、寝室のほうから「ごとっ」と鈍い音が。
1階・リビングの隣にある寝室に、今寝ているのはMoo。
どうやらダブルベッドから落ちたもよう。
ベッドの真ん中に寝かせておいたはずなのに、これだからなぁ。
大して心配もせずに、一応様子を見に行く。
案の定、ベッドから落ちてもまだ指を吸いながら寝ている。
夫婦で声を殺しながら大笑いし、ベッドに戻しました。
これがTazだったら大変です。
実は今まで2回ほど、ベッドやソファーから落ちています。
寝返りがうてるようになったので、気をつけなきゃいけないのはわかっているんだけど
ほんの1、2分目を離した隙に・・・。
落ちると当然火がついたように泣きます。
外傷がないか、脱臼とかしてないか、急いで確認し、
「よおし、よおし、」とどこ打ったかわからないけど、抱き上げて背中をなでてやる。
ずいぶん扱いが違うもんです。
だけど基本的にはお腹すいたとき以外文句言わないTazより
最近とみに甘えんぼで着替えやトイレを一人でやりたくないモードのMooのほうが
何倍も手がかかります。
外国の映画では赤ちゃんのときから別部屋で寝ているシーンがでてきますが、
我が家では子供たちはまだ一人で寝かせられません。
Mooはこわがるし、Tazは夜中の授乳がある。
そんなわけで大きいベッドにジュニアサイズのシングルベッドをくっつけて、
4人で川の字寝です。
一番窓側、ガラスとベッドの間が狭くて落ちる心配のないシングルベッドがMooの位置ですが
なぜか夜中バタンバタンと激しい寝相で足を大きいベッドのほうに投げ出してきます。
その横で寝ている私はなんども顔や胸をけられ、
「足じゃなくて頭のほうをくれればいいのに」とぼやきながら
足をおしのけたり、ふとんをかけなおしたり、頭をフットボール抱きしたり
すごく手がかかります。
一方Tazは寝ている間は寝返りをほとんどうつことなく、
1〜2度「あぅぅ、」ともぞもぞねぼけ泣きしたと思ったら
添い乳で再び寝てしまいます。
親の扱いも子どもの様子もずいぶん違うもんだなぁ、と思っていたら
あるときびっくりするほど二人が似ているときがありました。
moota1
同じ日の数10分後。
moota2
おもしろーい。
おんなじかっこうして寝てる。
しかもほっぺたのふくらみぐあいがそっくりだ!
やっぱり姉妹だなぁ。

「てんつくりん」でくつろぐ

大泉・「Cafe&Zakkaてんつくりん」。
てんつくりん4
ネットショップから始まり、昨年の秋実店舗がオープン。
オーナーは東京からの移住3家族の奥様たち。
40代、子育て世代。
今日、初めてお邪魔しました。
このお店を知ったきっかけが、また偶然のご縁でした。
先日、大泉のひまわりスーパーで買い物を済ませ、車に戻ろうとしたときのこと。
二人の娘も一緒です。
下の娘Tazをスリングで抱っこしていました。
と、ふとすれちがった女性に「あれ?もしかして・・・」と声をかけられました。
見ると、田舎暮らし物件案内の仕事で出会ったお客様で、
てんつくりんのオーナーのお一人でした。
「あらあ、こんなところで」と近況報告井戸端会議が始まります。
スリング姿が珍しくて目がいったところ、私だと気づいてくださったようです。
しばらくお会いしないうちに私も産休に入ってしまいましたが、
めでたく物件も決まり移住を果たされたとのこと。
ウチの会社媒介ではないものの、個人的にはうれしい限りです。
だって、このヒトたち、すごーくおもしろいんですもん。
先日お会いした奥さんの家族含め、3家族はもともとお子様の保育園つながり。
東京のとある保育園で偶然出会った家族が、そろって田舎暮らしを考えた。
レストランと雑貨の複合店をみんなでやる。
そんな夢を抱いて、それぞれがほぼ時期を同じくして本当に来てしまった。
店舗はそのうちの1家族の自宅1階部分を改造したそうです。
もともとアトリエ兼自宅だった建物を借り受けたもので、
シンプルな木床と白壁のワンルームスペースは
ちょっとレトロな感じもするギャラリーカフェになっていました。
まだ1年もたっていないのに、まるで昔からそこにあるかのように
森になじんでいます。
てんつくりん1 てんつくりん2
「てんつくりん」とはそれぞれの家族の子どもの名前の一部をひろったものだとか。
「てづくり」とかけたんですね。
響きがなんともかわいい。
そしてドメインが1029rin。
考えたものです。
てんつくりん5
雑貨は手作りの和モノ中心。
入れ替えも適宜行っており、今は染物が多かったです。
八ケ岳のクラフト作家のものも扱っています。
てんつくりん6
アロハ風子供服も。
お茶がいただけるのがうれしい。
これまた手作りの、スイーツセットがおすすめ。
スコーン、パウンドケーキ、杏仁豆腐のセットをいただきました。
やさしいママの味、でもちゃんとプロのしあがり。
てんつくりん3
4月29日からランチも始めるというから、また楽しみです。
オーナーの奥さんたちは私とも同世代。
お会いした頃から、初めて会った気がしないくらい、親しみが感じられました。
このステキな空間に、これからも時々お邪魔することになりそうです。

2009年4月13日

北杜の里は花盛り

取材も兼ねて、北杜市全域に桜探しの旅にでかけました。
いかにも、という名所ではなく、
小さな神社やお墓、公園、畑など生活の中にある桜。
しかし、いい季節です。
標高800m付近では、昨日で一気に満開になり、
それより下ではやや散り気味。
でも市内どこを走っても濃淡さまざまな花の姿が目に入ってきて
いまや春、の情緒です。
白州町鳥原の田園の一画。
北杜の桜3
白州町前原・長光寺墓地
北杜の桜2
白州町 道の駅はくしゅう裏の神社。
北杜の桜1
高根町村山東割 白山神社。
北杜の桜4 北杜の桜5
この鳥居はウチで建てたものです。
愛知県産宇寿石使用、岡崎加工。
田畑にひっそりと、でもすごい存在感で、鳥居と桜と杉が一体化している、この風景が最高に好きです。
里山になじむ桜の大木は、多くは実生のもの。
何百年という時の流れがここにあると思うと、思わず手を合わせたくなります。

2009年4月12日

三都物語

実家の明石に帰省がてら、関西に家族旅行をしていました。
「三都」でも「石の街めぐり」でもないんだけど、無理やり「石」にこじつけてみます。
1.京都
正真正銘、「古都」です。「都」はここだけ。
父の古希&退職祝いのため、両親・妹・叔父夫婦も集まりました。
お祝いにあげた石の記念板。
古希板
インド産赤御影、純金箔貼り
大津在住の叔父さんからは比叡山坂本の銘菓「穴太衆積(あのうしゅうづみ)」をいただきました。
穴太衆積1 穴太衆積2
戦国時代に築城された坂本城の石垣は、「穴太衆(あのうしゅう)」と呼ばれる腕の良い石工が建築にあたりました。
その石垣を模した最中菓子。
舞妓さん体験♪ネコおばけ3人のできあがり。
舞妓体験2 舞妓体験
祇園。町屋が並ぶ石畳の通り沿いにあるお店で、母子(+妹)体験。
夢のような2時間でした。
Mooも「だんだん」を見ていたので、自分が変身できて大喜び。
2.神戸
ここからは都ではなく、ただの町です。
でも、明石から一番近い都会で、おしゃれな神戸の町は大好き。
震災後はしらない建物も増えたけど、粋な神戸の底力は今も変わりません。
ホテル ラ・スイート神戸。
ラスイート
去年できたばかりの高級ホテル。
ふんだんに石が使ってあって、超ゴージャス。
3.明石
市民の憩いの場、明石公園です。
櫓と石垣を残す明石城を中心に、運動場、芝生、池、図書館などがある、県下一の規模を誇る公園です。
幼い頃から慣れ親しんだこの公園に、初めて親子三世代で来ました。
明石城1
明石城2 明石城3
明石の時刻は日本標準時になっています。
日時計を見た娘の質問。
「どうして7がふたつあるの?」
日時計は十二針等の目盛とちがい、北側の目盛は密、南側の目盛は疎になっています。
昼間しか使えないんだから、十二針等と違うのは、考えてみればあたりまえなんだけど、
しくみは全く説明できない。
「こんどお父さんに聞いてみようね」とたじたじしながら答えました。
ウィキペディアの日時計の説明。 ←ここに乗ってる写真は明石公園のだ!
明石ではバスや電車、タクシーにいっぱい乗りました。
店歩きもしました。
いろんなところに「明石」の文字がでてきます。
漢字は「石」だけ読める石屋の娘のMoo。
「いっぱい『いし』の字があるねぇ」。 ほんとだ。<明るい石>。
なんだか石屋のおかみとしては深いエニシを感じるような・・・
ただのこじつけのような。
オマケ。
明石のうまいもん。
明石うまいもん4 明石うまいもん3 明石うまいもん2 明石うまいもん1 明石うまいもん5

2009年4月1日

神代桜、一足早く見ごろ

武川の神代桜が五分咲きとの噂を聞きつけて。
神代桜1 神代桜2 神代桜3
日本最古。
樹齢2000年の天然記念物。
ヤマトタケルが植えたといわれるエドヒガン。
支柱に支えられながらも華麗に枝を広げて舞うように立つグレートマダムが神代桜。
市内で最初に見られる桜名所のひとつです。
神代桜の隣にあるのがその子どもの木だそうです。
五分咲きと言いながら神代桜だけで見るとほとんど七分くらいまで咲いてました。
参道の並木はまだ一〜三分です。
今週末あたりが休日ピークかな。
4日ほど前に甲府に行きました。
こちらは満開にちかい。
甲府桜
久々のライター仕事で、里山の桜(花)について取材&執筆予定です。
名所撮り歩きが楽しみ。