おかみブログ

2015年6月26日

北野天神社 菅公一千百年

小淵沢にある北野天神社が今年「菅公一千百年」にあたるとされ、記念碑を建てました。
竣工を記念し、昨日は盛大な神事が執り行われました。


 

 
小淵沢北野天神社(旧郷社壱之宮)設立一千百年とは。
西暦915年(延喜十五年)、字天神森に日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を祀り「郷社壱之宮」が設立されたことに、由来しているようです。
それ以前より、菅原道真没後世の中が荒れたことで日本各地で道真公を祀る天神社ができてきており、
郷社壱之宮もその流れで天神社としてあったものとされます。
その後西暦987年(永延元年)、京都北野天満宮から正式に菅原道真の神霊を勧請し、「北野天神社」ができました。
 
北野天神社のある小淵沢久保地区には古いお神楽が伝承されていて、
毎年10月第一日曜日の「秋祭」で舞われています。
 
今回の記念事業を機に、学問の神様として入園入学入試などの折に、いっそう町民のみなさんに参拝してほしいものです。
 
小淵沢久保区の区民は基本、全戸氏子となり、今回の碑石建立は氏子のみなさんの寄付によって建てさせていただきました。
氏子衆と関係者には、区より記念品として日章旗が配られました。
久保集落ではこれから祝日に各家で日の丸が掲げられた様子が見られるかもしれません。
日の丸を掲げる家が少なくなってきた現代、町の風物詩となりそうです。


 
山梨日日新聞さんと八ヶ岳ジャーナルさんが取材に来てくれました。


 
トチノキは町指定重要文化財。
とても樹形がよいです。
「モチモチの木」のようですね。

2015年6月24日

小淵沢小学校町たんけん

今年も来てくれました。
小淵沢小学校2年生、町たんけん。


 
今年は男子ばかり5人、ですがとてもまじめで人の話をよく聞く、いい子たちでした。


 
「石はたいせつなことばやおもいを、伝えたりのこしたりするのにぴったりなんですよ」とおはなしし、「大切なじぶんの名前」を彫る体験をしてもらいました。


 
彫る、と言っても実際にサンドブラストで彫るのは職人のおにいさんなのですが、その手前の、石にマスクゴムを貼るまでの作業を。こういう工程で彫る、というのを知ってもらえれば十分です。
石材切断用の大きな機械も見てもらいました。


   
それから大切なお墓のはなし。
思いをこめたい、伝えたいからお墓には石が使われるということ。
お墓はおじいちゃんおばあちゃんに会えるところであると同時に、自分のいまのきもちや将来のことを考えたりできる場所、というおはなしをしました。
  
5年目になる、小学生社会科見学受け入れ。
ほぼ同じようなことをやっていますが、毎年少しずつ反応が違ってとても面白いです。