おかみブログ
2010年12月22日

カエデの木を植えよう

退院後あっという間に1週間。
のんびりさせてもらった入院生活とは北極と南極ほどの差で、
怒涛の日々が始まりました。
なんといっても、天敵は2才の姉・Taz。
「Tazちゃんのあかちゃん、Tazちゃんのあかちゃん」、と
かわいがろうとするのはいいのですが、
力の加減を知らないので、ひっぱるわ、たたくわ、ぐちゃぐちゃになでるわ、
おまけに保育園からもれなく風邪をもらってきて、顔の上でくしゃみやせきをするわ・・・
手伝いに来てくれていた実家の母(あかしばーば)は気が気ではありません。
私は「もーすきにしてー」という感じの域に達しつつあります。
さて、そんな中、名前も決まりました。
少し前のTazが、まだ舌ったらずで、「ジュース」も「牛乳」もおともだちの「しゅうくん」もみんな
「くーく」と言ってました。
だから、というわけではないのですが、新しい赤ちゃんの名前は「くーくん」になりました。
ブログでは便宜上「Kuh」と呼ぶことにします。
Kuhと退院した次の日、山積みになった郵便物の中から、まだ次に回してない回覧板を見つけました。
いつも適当に流して回してしまうのですが、
今回たまたま目に付いたお知らせは、
「ふるさとの山里に カエデを植えましょう」。
山梨県の木がカエデだそうですが、北杜市から希望世帯に無料でカエデの苗木をくれるそうです。
無料なら、ほしいな。
まあ60〜80cmの小さな苗木なのですが。
カエデといってもいろいろあって、山梨県の木としてのカエデがどの種類をさすのかわかりませんが、
たぶん総称としてのカエデだろうと思います。
この家を建てるとき、造園担当の恵風舎さんが植樹のデザインをしてくれました。
ハウチワカエデも植えるはずだったのですが、
落葉したときお隣にとても迷惑をかけそうだったので、断念しました。
でも何年か住んでみて、お隣の柿の木の葉もこちらに落ちてくるし(ウチはぜんぜん気にならない)、
落葉した葉も季節のうつろいを感じさせてくれるものだから、
そんなに気にしなくてもよさそう、ということがわかってきました。
今回Kuhの誕生と同時にカエデの木をもらえる、というお知らせが来たのも何かの縁。
子供の頃住んでいたカナダの国木でもあります。(種類は若干違うかもしれないけど)
そういえば昔は女の子が生まれると桐の木を植えて、お嫁に行くときたんすにして持ってきたとか?
男の子の場合にそういう風習があるかどうかは知りませんが、
Kuhの誕生記念に県の木カエデを植えよう!
どうか、ふるさとに貢献する人間になってくれますように。