稲穂を詠む
先日初めて俳句会に参加しました。
お題は「蛇穴に入る」と「秋季自由詠」
彼岸が過ぎると蛇が穴に入って冬眠準備に入るというシーンが秋の季語なのです。
これから運動会あり、コンサートあり、遠足あり・・・私にとってはとても穴に入って静かにするような季節ではなく、むしろ暑くて忙しい夏が終わり、山景色が美しくなるこれからのシーズンはこれでもかとばかりに外に出たい気分なのです。なんせ、小淵沢移住3年目の秋に景色の美しさにハタと気づき、そこから私の真の田舎暮らしが始まったようなもんですから。
こういう往生際の悪いヒトのことを「穴まどい」といい、「蛇穴に入る」の題が出たら、代わりにこっちを使ってもいいそうです。
もう一つの「秋季自由詠」は何を詠もうか直前まで悩んだあげく、ええい、机上で(車中で)考えてても始まらんわい、と帰社の足をちょいとのばし、箕輪新町のかかし祭り会場へ。
メインのイベントは9月16日にあったのですが、かかしの展示は30日までやってます。
去年行った韮崎市円野の「平成かかしカーニバル」には規模は負けますが、池と稲穂と山すその間からぽっかりと見える富士山の情景は思わずため息がでます。
夕暮れに案山子も拝む黄金富士
秋、前半ロスタイムへ。
↓ランキング応援してね。ひと押しで
一票入ります。