おかみブログ

2010年1月24日

粒粒辛苦を味わう

大泉の地酒・谷桜の純米吟醸「粒粒辛苦」。
谷桜1
谷桜2
土曜日は次の日の保育園の準備がないので、「ばーばんち泊まる!」という流れになりやすい。
今日も夕方そろそろ帰ろうかというモードになると、案の定だだをこね始めました。
お泊りはともかくとして、「おうちかえらない」といわれると少なからず切ないのですが・・・。
ということで、今日はMooが居ない夜です。
Tazは昼間あまりお昼寝できなかったせいか、車の中で寝てしまい、そのまま爆睡。
夫も遅い。
あれ、気がついたら夕食は私だけか。
それならば独身時代の時のような気楽さを楽しもう。
初めて呑む地酒です。
有機栽培米「玉栄」使用、ラベルが新しくなりました。
漫画「おいしんぼ」にも登場したとか。
純米吟醸らしい、やわらかい舌触りとふくよかな芳香。
豆腐、茶碗蒸し、おひたしなどのあっさり系の和食にあいそうです。
今日はかれいの煮付けとあわせていただいてみました。
口当たりがよくてついついのみすぎた・・・。

2010年1月22日

森のようちえん「ピッコロ」が大賞!

娘が毎週通っている、森のようちえん「ピッコロ」の先生が
小学館『3、4、5歳児の保育』の「わたしの保育」という懸賞作文に応募し、
みごと大賞をとられました!
45回という歴史のある賞で、賞金の額をみても「こりゃすごい!」というものです。
3、4、5歳児の保育
いろんな先生が普段の保育生活の中で感じたことをつづっていて、
それぞれの先生が子どもと接するときの思いが伝わり、とても興味深い感動的な作文ばかりなのですが、
ピッコロの先生の文は大賞をとるだけあって、ぜんぜん別格です。
懸賞のタイトルは「わたしの保育」なので、他の先生は文字通り自分の保育について書いているのですが、
ピッコロの先生は子どもたちの成長記録が前面に出ているのです。
しかも「動物の死」というきわめて重いテーマ。
ある意味「動物」とか「死」とか出したら反則だろう(大賞ねらいすぎ?)という感もあるかもしれませんが、
実際その現場を直視して、子どもたちをしっかり観察した記録なので、
テーマ以上の重みと愛情を感じるのです。
今日は小学館の編集者の人2人が東京からわざわざピッコロに来られ、賞状と懸賞金が授与されました。
ピッコロ授与式
『3、4、5歳児の保育』の編集長さんのおはなし。
「ピッコロに着いたら、子どもたちが一人前に厚いつなぎを着て山から下りてきて、なんだか北欧の幼稚園みたいでかっこいいな、くらいに思っていましたが、よく見るとみんなどろんこで、よく動いて、相当イイ感じで遊んでるな、という印象を受けました。」
また、こんなお話も。
「今、特に若い保育士さんが仕事に対する夢や希望が持てなくて、子どもが好きというだけでかろうじて仕事を続けているような状態。彼らのストレスは保護者です。業務の6割は純粋な保育ではなく保護者対策。集団生活の中で子どもがケガしたとか、仲間はずれにされてるとか、そういうことを親からクレームつけられる前に防御することがあまりにも多い。そこへいくとピッコロは保護者と先生と子どものそれぞれの距離がとても近いと思います。」
確かに。
ピッコロは保護者が保育に関わる割合がとても高いです。
外での保育だからケガなどリスクは普通より数段高いし、
先生がリーダーシップをとるのではなく子どもたちにチームワーク作りは任せる保育だから、ひとりぼっちの子が出てくる可能性だって高い。
でもそういうことに親が介入し、保育士に責任を追及するようなことがまったくないのです。
もちろん最低限の保険には加入していて、ケガはある程度カバーできる体制にはなっていますが、
ちょっとくらいのキケンは覚悟で子どもを預けているというところ。
それがまったく問題なく「いいこと」なのかどうかの結論は出せませんが、全体の意識が違うことは確かです。
昨年はいろんなメディアでも取り上げられたピッコロ。
森の中での、子どもたちの自主性を見守る保育が、小さな渦から大きなうねりになっていく手ごたえを感じています。
『3、4、5歳児の保育』を購入したい方はこちらのサイトへどうぞ。
むうた♪えほんの部屋「森のようちえん「ピッコロ」が大賞!」

2010年1月20日

三分一湧水の石

連日のようにお天気がよく、山がくっきり光っているので、子どもらを連れて里山散歩。
冬里山2 冬里山1
そのあとドライブがてら三分一湧水まで出かけました。
長坂町小荒間にある三分一湧水。
ふもとの集落に平等に水を分けるために、水元に三角の石を置いて分水した話で有名です。
三分一湧水1 三分一湧水2
くだんの石が置いてある史跡の道路を挟んで向かい側に、三分一湧水児童公園があります。
ちょっとした遊具が置いてあって、ちょっと休憩するにはぴったり。
真ん中にあるすべりだい塔は展望台にもなっていて、てっぺんまでの高さが10mくらいはあるでしょうか。
富士山や南アルプスがよく見えます。
公園の面している道は富士見坂といって北杜24景にもなっているくらいですから、眺望抜群。
幼い子どもと一緒にすべりだいのてっぺんにのぼって「ほう」と一息ついた後に見る山々は格別です。
そしてこの遊具にも三分一湧水を模した三角の石が!
その石から三方向に滑れる、というわけです。
三分一湧水3 三分一湧水4
いや、これは知らなかった。公園ができて何年も経つのに、不覚でした。
手刻みの八ヶ岳の地石、だと思います。
なかなかウィットに富んで、よいではありませんか!

2010年1月13日

突発性発疹でした

「インフルエンザの反応も出ないし、おそらく突発性発疹でしょう。」
先日、Tazがお昼寝の後もいつまでもぐずぐず言ってると思ったら、どんどん熱が上がってきて、
とうとう40℃近い熱が4日間続きました。
連休中だったので普段の病院にかかれず、40分かけて甲府の小児救急センターにかけこみました。
そこで、鼻の穴に綿棒をつっこんで(いたそー)インフルエンザの検査をしましたが、反応でず。
インフルエンザはMooのついでに1回目の予防接種をうけてはいましたが、まれに予防接種が聞かないという例もないわけではないとのこと。
休日明けに行った白州診療所でも同じような検査をうけたのに、やっぱり反応でず。
苦しい思いしたのにねぇ。
昨日の午後、急に解熱し、今朝はいきなり35.6℃。(これは逆に低すぎのような気も・・。)
と思ったら胴体にレース状の発疹が現れました。
まちがいありません。
ウイルス性ではあるのですが、予防のしようはなく、
人から人へ確実にうつるというものでもないみたいです。
1才前後までにほぼすべての子どもがかかる病気だそうで、
高熱が出る以外は特に悪さをすることもなく、
比較的元気な場合や無症状の場合すらあるということ。
恐れるにたりない病気なんだそうです。
長女Mooのときはそんなものしたっけな、というくらい印象にないのですが、
お医者さんいわく、「ほぼ間違いなく済んでます」とのこと。
Tazの場合は典型的な症状で発病しました。
病気の経過も症状の画像も、いまはぜんぶインターネットで調べられるから便利な世の中です。
<Tazの場合の症状>
・急な発熱、40℃くらいまで
・機嫌が悪くいつまでもめそめそしている
・食欲が落ちる
・夜泣きが多い
・丸4日で急激に解熱
・解熱後レース状の発疹
・一日で発疹は消える
突発性発疹←発疹の様子 突発性発疹2←倦怠感。やる気ない〜
突発性発疹=治った後に診断が下る

祠も雪かぶり

西割祠
この冬2回目の雪となりました。
取材先の高根町西割の畑。
小さな祠も雪をかぶって寒そうです。

2010年1月12日

新春福引大会で石臼大活躍!?

小淵沢町商店街の福引大会。
今年は福引だけでなく、パン屋さんやコーヒー豆屋さんのブースも並んでにぎやかなお祭りとなりました。
ウチは300kg近くある石臼を持ち込んで、餅つきをしてお振る舞いしました。
餅つき2 餅つき3
福引大会会長さんや近所のおかーさんにもついてもらいました
石の産地岡崎市の臼職人さんがつくった、その名も「宇寿石(うすいし)」という種類の白御影の臼です。
シャレじゃないんですけど、なんとなく縁起がいい。
宇寿石は目が細かく粘りがあって、硬度もあり、彫刻ものに向いています。
水にも強いので、食品を扱うものや屋外に据えるものにいい。
ウチでも臼のほかに神社の鳥居などに宇寿石のものを使います。
家庭では木臼が一般的でしょうが、
石臼は温度がさめにくく、お餅がやわらかくつきあがりますよ。
もち米は町内の自然食品店「笹屋」さんで分けてもらったもので、
市内の有機栽培米です。
甘みがあって、とてもおいしいお米でした。
3回蒸してつきましたが、大好評。
餅つき1
不況退散!大吉招福!
おいしいお餅をたべて、元気な1年にしたいものです。

2010年1月7日

東京・深大寺&銀座

仕事始めは東京で迎えました。
毎年会社の商売繁盛を祈願して、深大寺で護摩焚きをしてもらいます。
天台宗の別格本山。
ゆっくり回りたいのですが、毎年集合時間ぎりぎりに行って、祈祷が終わるとすぐ新年会に突入。
縁日のお店、灯篭や仏像、石積み敷石・・・どれも古い歴史があるのですが、時間がなくて残念。
深大寺1
深大寺2
深大寺3
上京ついでに久々に銀ブラ。
ここはやはりおしゃれな石の使い方をした建物があります。
銀座3
銀座」2
銀座1
芦屋マダムやマドモアゼルご用達の洋菓子店、アンリ・シャルパンティエの銀座店。
白御影を用いた柱のギリシャ調の彫刻がこの高級老舗菓子店にぴったりでした。
銀座4

2010年1月4日

年末年始はどっぷりNHKモニター

10月から始まった半年間のNHK番組モニター業務。
月に12本以上がノルマで、各モニターで400字以上を書くというのは、思った以上の労力です。
でもおかげでちゃんと番組を見るようになり、考えさせられたり思わぬ情報を得たりして楽しんでます。
年末年始は特別視聴の期間。
1年間まとめたニュースやNHKスペシャル、特番などを優先的に視聴することになっています。
特に紅白歌合戦と大河ドラマ初回は最優先で見るようにとのこと。
というわけで、バーバや義弟も交えた大晦日家族食事会の席で、ほとんどムリヤリ紅白をつけて視聴していました。
やっぱり「紅白」を見ながら大晦日に鍋やって、年越し蕎麦食べて、というすごし方は国民行事でしょ!
でも男の人は紅白見たがらないですね。
夫は映画を見たいといっていたし、年始に会った太鼓仲間も半分以上は格闘技など民放を見ていたみたい。
家でテレビをみなかった、という人も多いし。
確かにこれだけ歌謡曲を聞くツールがちまたにあふれていると、わざわざ長時間歌番組みないかも。
年々派手にはなってきたけど、おもしろさには欠けるのかもしれませんね。
対して大河ドラマ。
かっこいい。の一言。
3OPカメラによる深みのある映像美。
「白洲次郎」「坂の上の雲」など最近のNHKが特に力を入れているドラマに見られますが
まるで映画のようなスケール。
演出では、「ハゲタカ」で鬼気迫る斬新な映像演出を手がけた大友ディレクターが、いよいよ大河に侵出。
今までの大河のようなコテコテ感がなく、非常におしゃれな、かっこいいつくりになっています。
どんな歴史上の人物でもそうでしょうが、特に龍馬は多くの人が典型的な龍馬像を抱いている「超有名人」です。
その固定化された龍馬像の典型を冒されたくない、つまり「龍馬のこういうところが好き」という部分をお約束どおり刺激してくれることを望む一方、斬新な描かれ方も求めていて、その新鮮にまた喜ぶ、という矛盾のファン心理。
今回のドラマはその両方が満足できるつくりになっていたと思います。
うまく言えないから言ってることがよくわかりませんね。
見た人ならわかってくれるかな。
・・・またNHKのまわしもんになってしまいました。

2010年1月1日

新春初打ち、不況退散

あけましておめでとうございます。
本年も私は太鼓でスタートしました。
太鼓演奏自体は毎年恒例なのですが、私は昨年は出産直後、その前は夫のケガで出られなかったので、
2年ぶりの出演ということになります。
災いのあとの、おめでたいこと、そして日常にもどった、ということですね。
元気にまた元旦の初打ちができて、ありがたい限りです。
「スパティオ・延命の湯」と「リゾートアウトレット」での演奏。
今年は家族みんなが2回とも見に来てくれました。
初打ち1
たくさんの人が足をとめて、演奏を聞いてくれました。
皆さんのパワーと太鼓の音がひとつになったかんじ。
虎のように力強く、轟の音とともに、不況を撥ね退けるような年になりますよう。