おかみブログ
おさいほうにめざめる
家庭科でも被服関連はまったく苦手だった私がお裁縫に目覚めました。
子供の服ってすぐ着られなくなるから、高価なものは買えないけど、
安物はキャラクターものだったり好みでない柄のプリントだったりするものが多い。
生地ならやわらかいコットンでナチュラルカラーの無地やソフトな花柄のかわいいものも売ってます。
自分で作れたらいいだろうなぁ。
ついでに自分のも。
洋裁の本を図書館で借りたり中古で買ったりしてると、なんだかできそう。
それにかわいい外人の子供がモデルだったりして、「ママとおそろい」とかいって二人の写真が載ってて、ステキすぎる。
よし!やるぞ!
とはいうものの、そもそもどうやって型紙から布にうつすのかもわからない。
ミシンは持っているけど、糸を立てる部分が折れてて(私のせいじゃない!)セロテープでとめてる状態だし、
立体で物事考えられないから、布地をどうやって組み合わせていくのかたどるのが面倒。
それでも2〜3種類のステキな布地を買い込みました。
買っておけばいやでも進められるだろうと、自分に負荷をかけます。
そんな矢先、ご近所のおばさまとお散歩の途中で出会ったとき、耳寄りな話が。
「火曜日は洋裁の日にして、ミシン広げてるの。よかったらいらっしゃいよ」
彼女はリタイアして八ヶ岳に移住、広いおうちで二人暮しです。
広いダイニングは畳1畳分以上のがっしりとした食卓、
和室には炉が切ってある茶室風、
階段を上がった2階のホールは書棚があって品のいい文芸書や昔の絵本が、まるで洋館の図書室のように並んでいます。
その奥には洋らんを育てるのにちょうどいい日当りのいい屋根裏部屋があって
大きなスピーカー付のオーディオルーム兼読書室となっています。
お庭では家庭菜園。
生活をとことん楽しめる空間なのです。
3月にはおうちのあちこちにお雛様が飾られていました。
少しずつ集めた本格的な雛段に加え、ちりめん生地や昔の着物などで手作りしたお雛様もいくつもあります。
娘たちも毎年見せてもらうのを楽しみにしています。
お言葉に甘えてお邪魔しました。
ロックミシンを2台も持っていて、断ち切りの始末もラクラク。
まずは型紙のいらないゴムのギャザースカートから入ります。
用意したのはフェミニンなスカラップ生地。
裾がレースのように始末してあるので縫う回数が一回減らせます。
シンプルな生地なので、あまり布でポケットをギャザーのついたポケットでアクセントをつけよう、と提案してくれました。
午後1時から始めて4時までの間にTaz用がほぼできました。
途中ロックミシンで糸をからませたり、ゴム通し穴をもう少し太くしていれば、その場で完成したかも。
家に持ち帰ってTaz用を完成させ、Moo用を同じように作りました。
完成!おそろいのスカラップスカート。
30日はランプスロッジの奥さんの主催するワークショップに参加する予定。
こんなかわいいランプシェード、つくるんですって。
彼女がやってるカジュアルレディースのお店「ジーン・ナッソーズ」のハギレで作る手作り小物のワークショップです。
こいのぼりのある家
我が家の長男の初節句も終わり、そろそろこいのぼりを片付ける時期。
いつまで飾るという決まりは特にないそうですが、
市内でも有名な、500匹近いこいのぼりが田園の頭上に舞う「長沢こいのぼり」も既に片付けられました。
ウチは初めての上、出すのが遅かったので本当は5月いっぱいかざっていたいところ。
特に風が強く青空の広がったこの週末は絶好のこいのぼり日和でした。
男の子のお祝いとはいえ、娘たちも大喜びのこいのぼり。
庭が小さいのでベランダサイズにしましたが、
東向きの子供部屋のベランダに設置されたこいのぼりは通りからよく見え、
田園風景の中気持ちよさそうに泳いでいました。
ウチは屋根の形がちょっと変わっています。
設計担当のいつもお豆をくれる先生の作品の特徴です。
この形はMooにとっても印象的なようで、
最近よく描く自宅の絵にもちゃんと表現されています。
わが娘ながら、幸せそうな絵だ〜。
ピカソもまっさおのキュービズム。
ロイヤルイングリッシュもどき?!
2才Tazは舌ったらず。しかも文字をひっくりかえして言う。
「アヒル」が「アルイ」に。
モデル→デルモみたいに業界用語?
そしてHの発音ができない。
「葉っぱ」→「あっぱ」となる。
幼児語の特徴かと思ったら、英語でもあたまのHは発音しないものもある。heir to the throne (王位継承者)の heirはエアーと発音する。
なーんだ、もしかしてただの幼児語?幼い王子が自分のことを言うときに発音できなくて、まわりの大人が合わせてさしあげてたうちに伝統的に定着しちゃったとかじゃない?案外。
おくいぞめ
Kuhも5ヶ月が過ぎました。
昔は100日でお食い初め祝いをしたそうですから、そろそろ離乳食スタート。
ちょうど先日の4ヶ月健診で離乳食の指導と試食を受けてきました。
初心にかえって、がんばるぞ。
赤ちゃんが最初に触れる、母乳やミルク以外の食事。
当然国によってもメニューは違います。
日本人はやっぱり米。
米を食べる日本人のお母さんは、やっぱりおっぱいの味もお米に近いとか。
以前アメリカからの交換留学生引率の先生が石屋にホームステイしたとき、ちょうどMooが離乳期でした。
アメリカではどんな離乳食を食べるのか聞いてみたら、オートミールやじゃがいもだそうです。
なるほど〜。
もしかしたらアメリカ人のお母さんの母乳はちょっぴり苦味のあるオートミール味がするのかな。
パン屋のセルクルさんの話では、離乳食にフランスパンもいいそう。
フランスパンはバターも卵も入らず小麦粉と水というシンプルな素材だけでできたパンだから。
とすると、フランス人のお母さんの母乳はちょっぴり酸味の効いたフランスパン味?
MooもTazも離乳食にだいぶ慣れたころにセルクルのフランスパンやオートミールがゆなども食べました。
でも基本は米!
Kuhのはじめてのおかゆは、お宮参りのとき身曾岐神社からいただいたお米です。
10倍がゆをさらにつぶしてどろどろの米ポタージュをつくりました。
確かに母乳の色に似ているような。
なにも味付けなし。米のみ。
最初はうまく飲み込めないので2〜3口で切り上げました。
残ったおかゆをMooとTazが取り合いで平らげました。
甘くておいしい♪
長坂に本格紅茶茶葉店Lopuchuオープン!
長坂町清春といえば、美術館やギャラリーが集まる文化の香り高い界隈。
アップダウンのある表情豊かな里山の情景が広がっています。
そんな清春の一角に新しくステキなお店がオープンします。
LOPCHU TEA GARDEN ロプチューティーガーデン八ヶ岳。
インド、スリランカの契約農家から直輸入した茶葉の販売と喫茶。
ガラスや看板にはるカッティングシートの注文をいただいたので、オープン準備中のお店に打ち合わせに行きました。
マスターとはもともと奥さんを通して飲み友達。
友人の独立開業が誇らしいです。
雨でしたが、かえって新緑がしっとりして、落ち着いた空間に見えました。
中は開口が大きく、森や山の景色を楽しみながらゆっくりお茶ができる空間です。
テーブルセットは八ヶ岳在住の家具作家・清水泰さん(工房YASUSHI)の手作り。
色合いもデザインも軽やかに見えて、それでいて強度はしっかり。
清水さんの性格が表れたような作品です。
喫茶の紅茶はポットサービス。
ティーカップ2.5杯分くらいいただけます。
喫茶店でコーヒー1杯で450〜500円なのを考えると、同じ金額でたくさん長い時間楽しめるのはお得感が。
しっかりジャンピングできるこだわりの丸いポットは、松本のギャラリーでお茶専用のポットとして売っているものだそう。
砂時計で3分待ちます。
以前はコーヒー派だったというマスターですが、紅茶の魅力にめざめ開業。
茶葉の違いがとても繊細で、奥が深いのが魅力。
ダージリンにも何種類かあって、私は今回その中の1種をいただきました。
最初の1杯はきれいな薄紅茶色。でもしっかり味と香りが出ていました。
2杯目以降は色が濃くなりますが、渋さがきつすぎず、最後までおいしくいただけました。
各紅茶の説明文も絶妙、わかりやすいです。
あの小淵沢の名店「悠山房」の焼き菓子やスコーンのセットもあります。
本格的な英国流ティータイム♪
もちろん茶葉だけの購入も。
いろいろマスターに相談してみては。
そうそう、ロプチューという聞きなれない店名は?
(娘は「ぴかちゅー」といってましたが・・・)
インドの茶葉農園の名前だそうです。
ロプチュー農園からの仕入から始まったお店なんですって。
ころころ通信6号発行
水がはられた田んぼが増えてきました。
それに比例してカエルの声も大きくなってきました。
東北では稲の作付けができない地域も多いという中、毎年当たり前のように聞いている田んぼからの声がとてもいとおしく思えました。
さて、「石と地域のおたより・石やころころ通信」の6号を発行しました。
なんと、今回からカラーです。
真っ赤な日の丸をタイトルに重ねました。
この通信も少しずつ定着してきたようで、久しぶりに会う方にも「通信見てるよ」と、まるでしょっちゅう会っているように声をかけていただきます。
今号のコンテンツは。
1.大おかみのごあいさつ
3月21日に行ったチャリティバザーのご報告をかねて。
2.いとう石材ニュース
石屋業界のセーフティネットワーク「全国優良石材店の会」が行うお得なキャンペーンのご案内
3.今号のトピック、石に込めた想い
富士見町神戸新町・御射山神社鳥居改修にかける想いを氏子の方にお聞きしました。
昭和天皇即位を記念して建てられた石の鳥居も80年余りが経過。
部材の一部が折れるなど傷みが目立ってきたので、改修することになりました。
茨城産稲田石で作った、当時の匠の手作業。
今年で区制400年を迎えた神戸新町に伝わる御射山祭など、歴史文化も紹介しています。
4.味噌作り教室ルポ
小淵沢駅前ショップ「まちこぶ」の主催する味噌作りの様子をご紹介します。
5.石屋耳寄り情報
地震保険について。
当店で、県内と諏訪地方で初めてお墓の天災保険を取り扱っています。
お墓保険の取り扱いを保険会社から認証されるためには、条件はいろいろあるのですが、要するにちゃんとした工事ができるところだけ。
当店のもともと建ててきたお墓は問題なく保険会社の基準をクリア。
だって、倒れて当たり前のものに補償はしませんもんね、保険会社だって。
病気の人が生命保険に入れないのと同じです。
保険の目的は万が一のときの費用負担を減らすことですが、そもそもちょっとやそっとでは直さずにすむお墓を建ててほしいという思いもあります。
6.お客様のお店紹介
お墓を建てさせていただくなど、石屋がお世話させていただいたお施主様が経営するお店を紹介します。
今回は古民家カフェ「いち」。
ゆったりした空間で、手間隙かけたおいしい洋食がいただけるお店です。
7.イベント紹介
諏訪〜北杜エリアで開催されるイベントやコンサート、展覧会などのお知らせです。
これからも情報募集しています!
8.スタッフ紹介
今回は入社3年目の「カトーくん」。謙虚に技術を習得中で、しょっちゅう冗談やあやしげな外来語を使う、石屋のムードメーカーです。
エコチャリティイベントづくし
GW後半戦。
大陸からの高気圧に黄砂がのってきました。
「フクシマの放射線の何倍も有毒だよ」と夫説。
どんよりした黄砂の空で、空気全体が発色悪い。
3日は夕方近くに雨も降り出しました。
石屋のしだれ桜。
それでも各地でエコチャリティイベントは決行です。
3日。
原村の自然文化園で「アースデイ」。
地球環境と平和を考えるイベントで、原っぱにたくさんのフリーマーケットや食べ物ブースが出ました。
ライブやトークショーも。
募金の呼びかけもありました。
ボタン屋さん。
ジャンべライブ。ダンサーの女性たちのエスニックな衣装とエネルギッシュな動きが素敵でした。
自然文化園のそばで出会った石像。千手観音。
4日。
明野の古民家カフェ「くじらぐも」にてフリーマーケット。
売上の一部が義援金にまわります。
集落神社の向かいにある民家で営まれるカフェ。
いつもは玄米ランチなどを提供していますが、今日はこのイベントのためお休み。
こどもたちはヤギさんへのえさやりに夢中。
ブースのひとつ、ママたちの手作りおやつバイキングでは私もワッフルと焼きプディングを出しました。
消しゴムハンコをつくってくれるアイコさんのブース。
「石あるく」のハンコをつくってもらいました。
昔使っていた井戸。
八ヶ岳の安山岩を切って組んであります。
「あそぶぞ!」っていう感じじゃない、ただまったりして、しゃべって、てづくりおやつを食べて…の休日。
そしてちょっと地球の一面を見つめてみました。