2012年5月7日
月夜の田んぼ
えほんのタイトルみたいな夜。
午後7時、オレンジ色のきょだいな満月が、水をはったばかりの田んぼに映っています。
こういう情景、季語ではなんていうのかな。
ことば多き日本人のことだから、きっと季語があるはずだと思うのですが・・・。
季語といえば「ふらここ」という言葉があります。
「ぶらんこ」の昔の言い方で、春の季語です。
数年前やってた俳句会で、「ふらここ」がお題ででました。
私が欠席した会だったかしら、自分がそのお題で詠んだ記憶がないのです。
でも、「ふらここ」が春の季語というのはそのとき知って、すごく印象に残っています。
中国の春の遊びだとか。
田んぼが鏡になって月を映す、という情景を見て、そんなことを思い出したのは
大泉に「ふらここ」という古民家イタリアン食堂がオープンしたからでしょう。
残念ながら、まだ行ってませんが、5月5日こどもの日にあわせたオープンの日に、たまたま通りかかると大勢のお客さんが見えました。
知り合いでもあるオーナー夫妻。
きっと大繁盛まちがいないです。
古民家食堂の名前に「ふらここ」とは、小粋なネーミング。
イタリアンとの接点がちょっとわかりませんが、
「ふらここ」とはポルトガル語源説もあることだし、なんとなくラテンつながりで、遠からずといったところでしょうか。
まだホームページはないみたいなので、知り合いのブログをリンクしときます。
http://www.1029rin.com/banana/20120504145151.html