2007年3月24日
カンバン娘
最近家族でしめしめ、と喜んでいることがあります。
先月2才の誕生日を迎えた娘が、保育園のお誕生会で、「おおきくなったらなにになりたい?」とインタビュー(?)を受け「いしやさん」と答えたらしいのです。
誕生会の練習の時も変わらずそう答えていたそう。
すごいですね、特に教えたわけでもないのに。
家族の会話の中で「いしやさん」という言葉を覚え、それがお父さんを指すのだということをなんとなく知り、「大きい」=「お父さん」=「石屋さん」と図式化された結果、そう答えるようになったのかな、と思います。
1ヶ月ほどたった最近では「MOOちゃんおおきくなったらいしやさんになります」ときちんと文章でしゃべったり、「MOOちゃん、いしやさんのかんばんむすめ」と生意気言ったり。(これはおばあちゃんの口癖を真似たかな)
喜んだりおもしろがったりする大人たちの反応を見て、楽しんでいる様子でもあります。
将来、本当に何になるかはもちろんわかりません。
世の中にはもっともっといろんな職業があって、(村上龍さんの『13歳のハローワーク』のように)まだまだ無限の可能性を持っていることをそのうち知ってもらいたいけど、でも、まず初めに触れる職業が親の「石屋」だったことで、自分の原点とかルーツが確立されると思うわけです。
それに、周りの子どもにも「石屋」という一般にはあまりメジャーでない職業がすぐ身近な友達の家にあることを知ってもらうことができる。
そしてそれを聞いた大人たちは「そーか、MOOちゃんちは石屋さんだったわね」と顔がほころび、「今度何かあったら頼もう」ということになったりして、宣伝効果もバツグン!
やっぱりウチの子はカンバン娘ですかね。