2008年6月12日
そばの種のゆく末
畑をやってると言ったら実家の父からそばの種が送られてきました。
そばの研究に関わっているので、研究室から分けてもらったようです。
ふつう(?)のそばとサンルチン。
そばはルチンという成分が多く含まれる食品。
ポリフェノールの一種で、血流を良くし、高血圧や動脈硬化などになりにくくしてくれるものです。
現代人に多い生活習慣病の予防に効果的!
そばにはもともとルチンが多いのですが、韃靼そばには普通種の100倍が含まれているとか。
サンルチンは日本で品種改良したルチンが豊富に含まれた新品種です。
とにかく袋に「サンルチン」と書いてあっただけで、なんとなく研究農場モドキで得意な気分になりました。(最近はけっこう一般販売しているようですが)
よし、収穫したら岡崎製石臼でひいてそばを打つぞ。
自給自足で栄養満天♪
石屋がそば屋開業か?!
希望に燃えて、いざ、種まきです。
父からは、「やせた土でもかまわないから、バラ蒔きして足で踏んでおくだけでいい」との指導。
既にヒマワリ、トマト、カボチャ、ズッキーニなどを植えて、借りた畑の半分を使っていましたが、
思い切って残りの畑すべて軽く土起こしし、言われたとおりしておきました。
水もやらなくていいとのことでしたが、次の日は雨。
種まきしてすぐ雨がふると、とりあえず嬉しいものです。
この作物にいいかどうかはわかりませんが。
次の日。
仕事を終えて帰ってきてふと畑を見ると、
スズメが群がってそば畑をつついているではありませんか。
なんということ。
これではそば打ちどころか、発芽もおぼつかないのでは。
おとーさーん、やっぱりちゃんと丁寧に土をかぶせなきゃいけなかったんじゃないのー?!