小諸の家
ウチの家をプランニングしてくださった設計士の先生と、小諸へ。
先生のプランニングした家に住んで2年目のTご夫妻を訪ねました。
田舎暮らしの取材の下見も兼ねてます。
小淵沢と小諸は高原列車小海線の始点と終点です。
一度のんびり列車の旅、としゃれ込みたいところですが、
片道2時間半の峠道を往復する余裕もなく、今回は車で行きました。
でも小海線の駅とその周辺の町や景色にはそれぞれ風情があるそうで、いつかは、と夢見ています。
小諸は佐久市の隣で、中心部は大型店が立ち並びますが、少しはずれるとのどかで広い田園風景が広がっています。
浅間山南麓で、町の中心に千曲川が通る自然豊かな高原都市。
気候は八ヶ岳南麓と似て、年間晴天率が高く乾燥しているそうです。
Tご夫妻の自宅からも浅間山が見えます。(この日は雲に覆われていましたが)
無垢のヒノキで建てた家。
先生の計画する家はどれもこういう風合いなのですが、ここは一段と周囲の環境と調和して
自分の家より落ち着くといっても過言ではないです。
(ウチが子どものモノが増えてガチャガチャしてきた、というのもありますが)
しばしの語らいのあと、お昼も近くなったところへ「蕎麦を打ちますから召し上がってってください」とのうれしいお誘い。
地元小諸産の蕎麦粉で、栽培にあたってはご夫妻も手伝ったという貴重なもの。
こんなぜいたくがあっていいのでしょうか!!
打ち立て茹でたて十割蕎麦。
山菜、ぶどうの葉とつるのてんぷら
たっぷりご用意してくださり、まったく遠慮しないでつるつるといただき、
蕎麦湯まで頂戴し、心もおなかも大満足。
「リニューアルいち」のおすすめ記事を書いたばかりで恐縮ですが、やっぱりいい蕎麦は文句なしに旨いです。
蕎麦は自家製で、たっぷりいただく、というのが一番賢い蕎麦道かもしれません。
この後は先生と別れ、せっかくここまで来たのだからと軽井沢のアウトレットに行きました。
たまには優雅にレストランでランチかお茶を、と思っていたのですが、
結局何も飲み食いする気になりませんでした。
おまけに有名ブランドの服や雑貨を見てもほとんど買う気がおこらず。
自然の、心のこもった手作りに勝るものはない!と実感した一日でした。