八ケ岳の森でゴミ拾い
小淵沢にある化粧品会社・アルソアさんで恒例の「クリーンアップ」イベントがありました。
つまり、森を歩きながらゴミを拾うのです。
普段、近いのになかなか行けない森林浴とお散歩。
今回で2回目の参加ですが、娘も喜びそうなので、今年は二人で参加しました。
ゴミ拾い、といっても実際はあまり落ちていません。
けっこうなことです。
とはいうものの、小一時間ゆっくり歩きながら、
二人でビールの空き缶2個とお菓子のビニールゴミ3つなどを拾いました。
今回のイベントではアルソアさんも新しい企画を考案。
「クリーンアップ」とかけて「グリーンアップ」。
つまりどんぐりを拾って苗木を作ろうというものです。
人工的にアカマツやカラマツ、スギ、ヒノキが大規模に植林されている八ケ岳ですが、
本来はナラやトチなど多くの落葉樹が生えていたのだそうです。
八ケ岳本来の豊かな森をとりもどすことで、
鹿や猪、野鳥のいる森と人間の住む里山との住み分けができる。
今回苗木作りの講師の清水さんがそう解説してくれました。
クリーンアップイベントのために製作されたオリジナル紙芝居(パワーポイント)の上映も。
『ひとつひろえば』
ルナちゃんがお月さまと一緒に地球さんを空から見ると、
そこにはゴミがいっぱい。
森では鹿が、海では魚が、ゴミが体に入って大変なことに。
「ゴミはなるべく出さないように。みつけたらひろおうね」とお母さんと約束したルナちゃんでした。
パワーポイントの紙芝居製作にあたって、事前にアルソアさんからご依頼いただき、
朗読を私が担当させていただきました。
声撮りがつい2日前だったというできたてほやほやの紙芝居です。
どんぐり拾いは飽きちゃってマジメにやらなかった娘も、
この紙芝居にはくぎづけ。
帰る頃にはセリフの半分も覚えていました。
わが娘ながら、アニメにしろ本にしろ、セリフを覚えるのが早いのにはいつも感心。
アルソアさんで用意してくれたほうとうとマクロビオティックのスイーツでお腹が満たし、
シメは八ケ岳在住のミュージシャンの皆さんによる、エスニックサウンドのコンサート。
ゆっくり歩いて、森林浴できて、程よく疲れて、お腹もいっぱい。
帰宅したあとは早めのお風呂につかり、
娘もいつになく早くバタンと寝ついてしまいました。