2010年7月15日
黄色い野花にご用心
いつものように回覧板がまわってきて、今回は強く目を引いたお知らせがありました。
「オオキンケイギクは特定外来生物です。栽培や運搬は法律によって禁止されています」
オオキンケイギク紹介サイト
きれいなんだけど、繁殖力がすごくて他の野花を駆逐してしまう。
そんなやっかいな花なんだ。
でもこの黄色い花、よく見かける気がします。
もし本当にオオキンケイギクなら、「きれい♪」などと愛でてばかりはいられない。
回覧板によると、ただちに刈って枯れるまで天日干しの上、静かに燃えるゴミ袋に入れて捨てること、とあります。
説明には、九州地方の河原に多い、とあるけど、この辺でも繁殖しているのでしょうか。
それ以来黄色い野花を見ると過剰に反応してしまいます。
勤め先の事務所の庭に咲いているもの。
似ているけど、葉がぜんぜん違う。
この花ならよく咲いているけど、いわゆる図鑑サイトで見るオオキンケイギクの葉に似た黄色い花は、よく探してみると意外とみつけられませんでした。
ではこの花はなんと言うのでしょう・・・。
ウチの庭にもし咲いたらほっといてもいいのでしょうか。
植物にはトンとうとい私。
黄色い野花といえばどんな砂利地でもしぶとく生えてくるセイヨウタンポポ。
このあたりでは草丈がひざあたりまでくるものもあれば、地面ギリギリで「刈り取られてなるものか」と根を張っているものもあります。
いつか石貼りをしようと砂利のままおいてある駐車場は、ほっとくとタンポポだらけ。
「どんどん摘んでいいよ」とMooに言うのですが、こんなときに限って
「まだ咲いてるからかわいそう」などともっともらしいことを言う。
結局美しいフラワーガーデンにはほど遠く、草花がのびほうだいの、相変わらずの我が家です。