おかみブログ

2009年5月24日

ピンコロ仮置き

ガーデニングのシーズン到来。
ヒマワリの種まきの次は、家の前の花壇もなんとかしなければ。
今年はいよいよ石での整備も進めよう、と意気込んでいます。
アプローチと花壇のボーダーはピンコロを使う予定。
某ホームセンター・○マートでは白御影しかありませんでした。
あんまりきれいじゃなかったので、サビ石のがほしいと問屋さんにとりよせを頼んだところ、
「それなら今ちょうどウチの作業場に余ってるのがありますから、すぐ運んであげますよ」とのこと。
なんとお願いしてから1時間後に100個持ってきてくれました。
タイミングいい!
中国産サビ色の御影石。
ピンコロ1
こういう、花壇のボーダーには一般的にレンガが主流でしょうが
素朴な石もステキです。
とりあえず仮置きしてみました。
持ち運びがしやすく、女性でも簡単に作業できるのがいいです。
ピンコロ2
モルタルを使って固めたほうがいいか、それともを追加して、花を増やして自然になじんでくるのを待つか。
アプローチは乱貼り、角の花壇は低く積んで立体にする予定ですが、
こちらは夫の作業。
さて、いつになりますやら。

2009年4月26日

焼肉やさんの鍋敷き

おいし〜い但馬牛の焼肉やさん、その名も「但馬家幸之助」。
七輪の下に敷く鍋敷きを納めさせていただいたご縁があります。
小淵沢本店に加え、2号店の茅野店のできたのはもう1年以上前ですが、このたびやっと2号店にも足を運ぶことができました。
とろけるようなやわらかい肉質。
うすたれがつけてありますが、焼いたあとテーブル添えつけのミックス塩につけて食べるのが絶品です。
石の鍋敷き↓
但馬家1
木の内装とテーブルに合って、
少々の熱に耐えられて
重厚感のある素材・・・という条件で選んでもらった石。
ブラジル産赤御影、俗に「カパオボニート」ともいいます。
焼肉の油が染み込んで、いい感じの色になっています。

2009年3月21日

お彼岸、追悼フリマ

心配していた雨も午前9時にはあがり、一気に晴れ渡りました。
まず我が家のご先祖のお墓参り。
お彼岸フリマ1 
駅近くの集落墓地。後は八ケ岳。
ご家族そろっての墓参りの姿が何組もいます。
いいお日和ですねぇ。
サンディアカフェでのフリーマーケットに出店しました。
お彼岸フリマ2
サンディアカフェは、メキシコ風のレンガ色の建物が象徴的な多国籍料理バーです。
ここに集まる人も老若男女さまざま。
服装ひとつみても色とりどりです。
そんなテイストにふさわしい、フリーマーケットイベント。
石あるく&やよぶブースです。
お彼岸フリマ3 お彼岸フリマ5
石の鍋敷き、マタニティ、お墓磨き用ふきん、貴石、マンガ、お皿など・・・そこそこ売れました。
おおきに。
他の人もいいもの出してくれてました。
ゲットしたもの。
お彼岸フリマ4
売上高5000円強。購入金額1100円。ブース代1000円。
楽しんだ上、ちょっとだけ儲かったので、
夜はfooさんでお茶をしました。
こんな風にみんなが集って、楽しんで。
亡きOREGONのマスターにとっても、にぎやかなお彼岸だったに違いありません。

2009年3月19日

サンディアカフェのフリマ

フリマに出ることになりました。
馬の町・こぶちさわ。
それをこよなく愛したカフェ・オレゴンのマスターが亡くなって、四十九日もすぎました。
その遺品を分けるという趣旨で催されるフリーマーケット。
場所は馬仲間や八ケ岳を愛する老若男女が集う「サンディアカフェ」。
詳細はB&Bランプスロッジさんのサイトでどうぞ。
なかなか休日のそういうイベントに出られなかったので、
産休中なのをいいことにお誘いに乗りました。
商品の一例です。
フリマ1
古着はマタニティを中心に、着物も出品。
生活用品ではソファークロスやタオル、食器。
小説や絵本、漫画も出します。
そしてメイン(?)は石小物。
フリマ3 貴石。本物の水晶やアメジストなど。
フリマ4 恐竜やカメなど彫刻品、原始魚類の化石。
フリマ2 いろんな御影石の石板。花台やコースターに。
赤ちゃんも出る予定ですが、こちらは非売品、展示のみです。
3月20日(金・祝) 春のお彼岸
11時から4時頃まで。
小淵沢・サンディアカフェ。
どうぞお出かけ下さい。

2009年2月10日

雛人形

雛人形を出しました。
Mooが生まれたとき、大手の人形店に行ったことがあります。
最近のものは現代人の好みにも合うステキなお顔のものが多く、
小物や衣装もシックで、色あいを統一していて、幻想的な世界観を作り上げていました。
なかでも夜の浜辺を舞台にしたシックな青基調の衣装で動きのあるポーズをした一対は
源氏の君と明石の姫を思わせて私も夫も思わず見とれてしまいました。
「いいねぇ」と言いながらカタログだけもらってきたこともあったのですが、
何十万もする人形は我が家には高嶺の花。
その後ふとしたことから出会った人形師さんのこのお人形にすっかり心奪われてしまいました。
雛人形2 雛人形1
なんともひょうきんで、愛らしくて、単純な形なのに味わいがあって。
秋田の田沢湖を拠点とする劇団、わらび座の元団員糠谷啓三さんの作です。
糠谷さんはご主人が舞台美術などの裏方、奥さんが役者でした。
今は山梨と静岡を結ぶ富士川街道(現国道52号)沿いの鰍沢町で隠居暮らしです。
退団後、ご主人が人形づくりを始められました。
鰍沢町の古い小さな民家を買い取り、せっせとご自身で改修、屋根裏部屋を人形制作のアトリエにされています。
仕事で出会った方ですが、その人形たちの表情が忘れられず、娘の雛人形製作をお願いすることにしました。
以来、年1回の個展の案内をいただいたり、年賀状やわらび座のご案内をいただいたりして
おつきあいが続いています。
茶目っ気のある笑顔で、齢70を越えるのに少年のように目がキラキラしていて、
でも伝統を重んじる糠谷さん。
「芸能っていうのは日々の生活から生まれているんですよ。
網をひっぱる漁師の動きがソーラン節になったり。
そういう根っこをいつまでも残しておきたいですね」
夫が台を黒御影石で作りました。
人形師さんの人間味が現れた、大事な家宝です。

2008年11月7日

石釜火入れ

カフェピアニッシモに置かせていただいた、石釜の火入れをしました。
石釜火入れ1
この釜は調理室と薪室が分離したもの。
下でぼうぼう火を燃やし、上部の調理室を温めるところから始まります。
石がしっかり温まれば、遠赤外線効果が高まり、外はカリッ・中ジューシーなピザが出来上がるというもくろみなのですが・・・
やはりこれだけの大きさだと温まるまでにけっこう時間がかかるよう。
はじめのうちはまだまだ火が通ってないような焼け方でした。
薪点火から約2時間、ようやく理想的な状態に。
急いでいるときは、調理室に直接薪をほおりこんで、とにかくガンガンに石を焼くことが大切、という極意もわかりました。
楽しんで使ってくれたピアニッシモのマスター&お客様方に感謝です。
どんどん使い込んでくださいねー。
まずはイベントのときに。
石釜火入れ2 調理室にピザを入れた様子。
石釜火入れ3 できあがったピザ。
生地もペーストも具もいいから、少々焼きが甘くてもおいしい!
トッピングやサラダのハムやソーセージは、ハム日和さんのを使いました。
後半は焼き具合もカンペキで、極ウマでした。

2008年10月25日

お部屋の緑、フーデニング

紅葉が里まで降りてきて、1年で一番好きな季節がやってきました。
お部屋にも植物がほしいところ。
でもすぐ枯らしてしまうので、なるべく難しくないものを。
先日友人の2人展で入手した鉢にスプラウトの種を植えました。
グリーン1
こういうコーディネイトを提案している彼女。
石肌風の陶芸鉢に緑がよく合います。
伸びたらそのままサラダへ。
「food」+「gardening」で、フーデニングと呼ぶそうです。
陶芸家斉藤由妃子さんのHPhttp://www007.upp.so-net.ne.jp/spirit/
こちらは多肉植物。
グリーン2
石の鉢に寄せ植えしてみました。
湿気を嫌うこういうサボテン系の植物は石とよく合います。
最初の陶器鉢と同じ作家の定番アイテム。
恐竜のたまご風花器です。
グリーン3
こちらにはエアープランツなどを。
花台も石にこだわってみました。
大谷石、御影石、安山岩・・・・
いろんな色や種類の石板を組み合わせています。

2008年7月11日

石の靴脱ぎ台ができました。

かねてより欲しかった靴脱ぎ台の石を夫がようやく作って運んでくれました。
靴脱ぎ石2
履き出し窓から地面までは約50cmあり、毎日の洗濯やふとん干しで降りるには、ちょっとしんどい高さ。
今までは余った木っ端を並べてしのいでいたのですが、
見た目も使い勝手も悪いし、第一危ない。
妊婦になってからバランスがとれず、よく足をくじきそうになったものです。
こういう段差があった場合、エクステリアを考える上でいろんな方法がありますね。
コンクリートで台を作ったり
ちょっとおしゃれにするにはレンガを並べてモルタルで固めたり、
枕木を並べたりする方法もあると思います。
あるいは少し広げてウッドデッキとか。
でも和風の住宅なら断然、石。
ウチは純和風の家でもないですが、やはり石屋なので石にこだわってみました。
靴脱ぎ石1
今回は白い御影石(中国産)に炭色の塗料を着色したもの。
材料費がうんと安くおさまります。
また、砂利でならした地面に置くだけでいいので施工費もほとんどかかりません。
とはいってもさすがに手では運べないので、クレーンでの作業になりますが。
理想をいえば、黒御影か灰色御影、安山岩などを自然な形に加工したり
もともとある程度形のいい自然石を、
現場で水平を見ながら設置するのがかっこいい。
いいお宅やお寺などではそういうのもよく見られます。
でもまぁ、上が平らで、使い勝手を優先すれば、これが上々。
これで洗濯物を干すたびに「よいしょ」なんて言わなくてすみそうです。
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2007年8月17日

リゾナーレの石彫刻展

リゾナーレの8月26日までの彫刻展に行って来ました。
回廊では、夏休みらしく家族連れ、カップルがたくさん来ています。
知り合い・・・といっても相手は有名人ですが、石を使った彫刻作品が並んでいます。
じっぽうしゃ

アーティストショップ・フラッシュポイント前と店内にて。
大きいパブリックアート的なものをはじめ、小さなオブジェも展示販売しています。

2007年3月14日

河原へ石拾い

河原石を加工した花立を見て、こういうの欲しいと言う方が同時に2人もいらっしゃったので、その材料さがしも兼ねて、買い物のついでに釜無川の河原に行くことにしました。
河原石に穴を開けて底を平らにするなどの加工を施すとステキな花立になります。
他にもトレイや線香立て、カードスタンドなど、原型のよさをひきだしながら世界に1つだけの小物ができあがります。
河原石の素朴な感じがかわいいですが、形のいいものを見つけるのはなかなか容易ではありません。
形の他に色や縞、斑なども見て、さらにヒビの入ってない割れにくいものといった条件が加わるのです。
そうまでして拾ったものでも半分近くは結局使えません。
そんな中、今まで成功したものの一例がこちらです。
花立・カード立

今日はお天気はいいけど、春の強風で、びゅーびゅー土ぼこりが舞う乾燥した天候。
ちょっとお買い物、のつもりだったのでスカートで来てしまったのは失敗でしたが、今日を逃すとまた少し先になってしまいそうなので、思い切って河原へ下りてみました。
長坂から白州へ続く県道近くのヒミツの場所。(ヒミツといっても河原近くに公園があったりして地元民の憩いの場なのですが)
上から見るとすぐそこにあるように見えるのに、いざ石が多い所まで行くには、背の高い草の生い茂るところをかきわけていかなければなりません。ひっつき草はついてチクチクするし、必死の思い。
釜無川1 釜無川2 釜無川6

ようやく石のあるところまで来ました。
今回は花立用に的をしぼり、コロンと丸い10〜15cm球くらいのものを捜します。かつ、色や模様もきれいなもの。
感動的なまでにいいものはすぐには見つかりませんが、今日のところはこのあたりで妥協。
釜無川4 → 釜無川5

さて、いざ持って帰ろうとしますが、総重量はかなりあります。
一応ビニール袋を持ってきましたが、1枚では持ち上げるなり手さげ部分がビロビロに伸びてしまいましたので、2枚重ねで下から抱え込みました。ウチの娘よりずっと重いけどなんとか女性が持ち上げられる重さ、ということでざっと20kgくらいでしょうか。ちょっとしかないのに、やっぱり石は重い・・・。
これをえっちらおっちらまた藪を掻き分け岸に上がります。
夫に渡し、加工してもらいます。
花立

とりあえずこの3つができました。
十分選んだつもりで15個くらい拾ってきたけど、それでも使えそうなのは7〜8個、つまり半分程度です。
ところでこういう作業、子どもは全般的に大好きなようです。
この間も友達の娘さん(小1)が糸魚川付近で拾ったきれいな河原石を見せてくれました。宝物だそうです。
地域によっても石の特徴が違い、地質学的観点からもおもしろく、奥が深いのが河原石です。
見つけた石をじーっと見つめていると、そこに太古のロマンや不思議な宇宙の波動を感じたりするのでしょう。
こんどはこんな急ぎ足じゃなくて、家族でピクニックがてら河原遊びに行きたいなー。
とりあえず今回は、この重労働の後で出会ったすばらしい里山風景を眺めて、癒されてみました。
釜無川7 釜無川8 釜無川9

白州・某寺墓地より