おかみブログ

2011年5月5日

エコチャリティイベントづくし

GW後半戦。
大陸からの高気圧に黄砂がのってきました。
「フクシマの放射線の何倍も有毒だよ」と夫説。
どんよりした黄砂の空で、空気全体が発色悪い。
3日は夕方近くに雨も降り出しました。
桜 石屋のしだれ桜。
それでも各地でエコチャリティイベントは決行です。
3日。
原村の自然文化園で「アースデイ」。
地球環境と平和を考えるイベントで、原っぱにたくさんのフリーマーケットや食べ物ブースが出ました。
ライブやトークショーも。
募金の呼びかけもありました。
アースデイ1 ボタン屋さん。
アースデイ2 ジャンべライブ。ダンサーの女性たちのエスニックな衣装とエネルギッシュな動きが素敵でした。
アースデイ3 自然文化園のそばで出会った石像。千手観音。
4日。
明野の古民家カフェ「くじらぐも」にてフリーマーケット。
売上の一部が義援金にまわります。
くじらぐも1
集落神社の向かいにある民家で営まれるカフェ。
いつもは玄米ランチなどを提供していますが、今日はこのイベントのためお休み。
こどもたちはヤギさんへのえさやりに夢中。
くじらぐも4
ブースのひとつ、ママたちの手作りおやつバイキングでは私もワッフルと焼きプディングを出しました。
くじらぐも2
消しゴムハンコをつくってくれるアイコさんのブース。
「石あるく」のハンコをつくってもらいました。
くじらぐも3
昔使っていた井戸。
八ヶ岳の安山岩を切って組んであります。
くじらぐも4
「あそぶぞ!」っていう感じじゃない、ただまったりして、しゃべって、てづくりおやつを食べて…の休日。
そしてちょっと地球の一面を見つめてみました。

2011年4月17日

春のべるがクラフトフェア

おらんうーたん主催のクラフトフェアinべるがが16,17日に行われていました。
前回、大谷石の石窯を出品してピザを出したり、石小物を並べたりしましたが、
今回は乳児もいることだし、見学に専念することにしました。
実行委員の思惑どおり!
白州武川方面の桜がピークです。
べるが自体は園内にあまり桜はないのですが、清春芸術村、神代桜、真原などなど近くに名所も多い。
加えてあちこちの雑木林の中や公民館、お墓、学校、河川敷・・・ちょっとした花見スポットがいたるところにあります。
我が家も今日はまずは花見。
サントリー白州蒸留所やシャトレーゼ工場などの近く、前原地区の河川敷に広がる桜並木の下でお弁当を食べました。
白州花見1
白州花見2 白州花見3

2010年9月27日

小淵沢エコーコーラスのコンサート

小淵沢エコーコーラスは、小淵沢を拠点に活動するアマチュア混声合唱団です。
昨年なんと50周年を迎え、歴史も古い。
来月、50周年記念コンサートが行われます。
その司会に、と声をかけていただきました。
昨年の池辺晋一郎氏を迎えての小淵沢音楽祭でのコンサートでお引き受けしたつながりです。
司会は学生時代の放送部でかじった程度ですが、そんな私でよければ、と今年もお受けしました。
で、先日リハーサルに行ってきました。
とても元気で、深みのある、美しい歌声のコーラスグループです。
池辺晋一郎氏作曲が北杜市のために作曲した混声合唱組曲や
エコーコーラス1
画家金子徳之さんの切り絵のスライドをバックに歌う童謡、
エコーコーラス2
雰囲気を変えて、なつかしのポップスでちょっとスウィングしてみたり、
エコーコーラス3
そしてこれも聴きどころ、足立舞さんによるバイオリン伴奏と独奏。
エコーコーラス4
これはいいです!やわらかくてせつなくて。
生のバイオリンだけ、ってあまり聴く機会がなかったから。
この間パンフラワー体験でバイオリンの形の小物入れを作って、ハマっているMooにも聞かせたい。
メンバーの方いわく、平均年齢65才だそうです。
「おや、やよぶさんもいよいよお母さんですか」
「ええ、まあお母さんは前からで、3人目なんです・・・」
「ほぉー、若いのに3人も。たいしたもんですねぇ」
(「・・・ぜんぜんそんなに若くないんですけど」)
その世代の方から見ればまだまだ若造に見えるんでしょうね。
創立50周年記念コンサートは
10月24日(日)14時開演
長坂コミュニティホール

入場無料。ぜひお越しください!

2010年8月6日

21世紀の縄文人展

おらんうーたん作家有志による特別展「21世紀の縄文人展」
谷戸城ふるさと歴史資料館で開催中です。
初日に行ってきました。
「縄文」をテーマに様々な素材の作家たちが腕を競う。
というより、それぞれ好き勝手な世界を自由に表現。
ある意味「縄文」はこじつけだったりもするのだけど。
でも不思議と空間全体が妙な統一感もあったりするのです。
まじないの場のように円形に配置された和紙灯り。
縄文人展1 和紙造形・深沢修さん
静かに流れてくるオルゴールの音。メロディーがあるようなないような。
太古の水の流れにも似ています。
縄文人展2 オルゴール製作・名取淳一さん
縄文時代の装飾品をイメージした形のガラスアクセサリー。
雨のしずくのような。
縄文人展3 ガラス・藤巻晶子さん
不公平かもしれませんが、私が特に好きだった作品をご紹介しました。
猛暑だからか、今のマイブームなのか、「光」と「水」に惹かれます。
ぜひ見る人それぞれのお気に入りの「縄文世界」を見つけてください。
21世紀の縄文人展
8/29まで
谷戸城ふるさと歴史館
作家によるギャラリートーク
8/17、8/19 14:00〜

速報!8/17のギャラリートークには、北杜市長もトークに参加されることになりました。
おらんうーたんの活動はいまや北杜市観光の目玉のひとつにもなっていて、市長もバックアップ。
日ごろから市の文化活動普及に積極的な市長が、作家たちとどんな話をするのかも見所です。

2010年7月31日

彫金と陶の小さな世界展

小淵沢のギャルリーアビアント。
フレスコ壁画の内装の、とても雰囲気のあるギャラリーです。
アビアント1
今開催している展示がこれ。
彫金×陶=∞ 〜無限に広がる小さな世界展〜
竹内 尋教  水野 里香
アビアント2
若いご夫婦の作品展です。8月30日まで。
アビアントにちょっと用事があって行ったら、ちょうどオープン初日。
2階が貸しギャラリースペースなのですが、階段を登ってまず目に入った小さなおうちに悩殺。
アビアント4
ドールハウスのような、ミニチュアサイズのおうち。
アカデミー賞をとった「つみきのいえ」の世界みたい。
陶の家に金属で小さなハシゴや自転車やイスを作って設置。
その細かさと素朴さが世界の広がりを想像させてくれます。
「素焼きっぽく見えますが、釉薬を一度洗い流してから焼いているんです。」(だったかな)などの説明を丁寧にしてくれる竹内さん。
ミニチュアハウスのほかに、昆虫を忠実に金属で再現したアクセサリーも。
その虫の体の一部に天然石をあしらっています。
ラブラドライト、翡翠、ガーネット・・・
石の自然な輝きが、ちょっとグロテスクにさえ見える昆虫に美しさを与え、気品さえ感じられる作品群。
虫はちょっと・・という人もつい見入ってしまいます。
でもペンダントやイヤリングは、実際に身に着けるのはちょっと勇気がいるかな。
インテリアでもいいかもしれません。
アビアント3
夏の日差しギラギラの、暑い八ヶ岳ですが、
フレスコ画のアビアントの中は外気の熱気も適度に遮断され、淡い自然光がここちよく、やわらかい風も入ってきて、癒される空間です。

2010年4月12日

身曾岐教八ヶ岳分院の桜

小淵沢在住の栗原成和さんの水彩画個展が、長坂商店街のおいでやギャラリーで開かれています。
栗原さんはやさしいタッチで、里山や鳥、祭りといったモチーフを風景のひとつとしてとらえていて、
忠実でありながら、理想像にする脚色もかかり、心の原風景が描き出されています。
小淵沢の桜を描いた絵に強く惹かれました。
「スケッチ場所はどこですか?」と聞くと身曾岐教八ヶ岳分院だとのこと。
0411桜
桜だけが主役じゃない、竹林も坂道も石の門柱も民家も、みんな調和してます。