クラフトフェア開催
10月の3連休が終わりました。
初日は冷たい雨となり、イベントには不向きの天候。
キムラ工房さんの感謝祭に出店しましたが、お客さんもまばら。
それでもキムラさんの根強いファンや家づくりに興味のある人が来て下さいました。
2時からは和太鼓グループ「古代神」の演奏。
迫力と色気のある太鼓演奏にくぎづけ。
Tazは最近太鼓と聞くと反射的に両手のゲンコツを合わせてトントンし始めるのですが、
この日も「ドンドン、ヤー」などと口ずさみながら太鼓のマネをしていました。
見物に来てくれた保育園お友だちの男の子は、あの大きな太鼓の音を聞きながらスーッっと寝入ってしまいました。
太鼓って、気持ちいいんですよね。
2日目からは雨もあがり、行楽日和。
特に3日目のくっきりした秋晴れは最終日を飾るのにぴったりの一日となりました。
2、3日目は白州のべるがで、「おらんうーたんクラフトフェア」に出店。
実は2日目だけ参加の予定でしたが、森の中の心地よさとお客さんの反応のよさにひかれて
最終日も出ることにしました。
今回の石あるくの目玉は、なんといっても「大谷石石窯」!
実際に火を入れて、実演展示をしました。
久保酒店さんからビールケースを借り、台に。
その上にベニヤ板を敷き、石を組んでいきます。
この石釜の特徴は、まず組み立てが簡単なこと。
一番大きい部材は1つ60kgぐらいあり、大人の男性2人で持ち上げられるくらい。
レンガやコンクリートのようにセメント接着や細かい組み立てもいらず、力さえあればトントンっと30分くらいで組み立てられてしまいます。
移動も可能。
使用するときには窯内に薪をくべ、がんがん燃やします。
これで石自体を熱くし、まさに「石焼き」状態にします。
特徴2。蓄熱性がコンクリートやレンガとは雲泥の差。
石は分厚くしてあるので、窯内が200度以上にあがっても、外側はほんのり温かい程度。
外側全体がホットカーペット程度に温かくなれば、中は調理の適温。
ここまで温めるのに約2時間かかります。
温かくなったら、いったん薪(炭)を出し、調理場所をあけます。
直火ではなく、石の輻射熱で調理。
ジャガイモなら30分くらい、ピザなら5分程度で、ふっくらパリパリの絶妙な食感が生まれます。
べるがでは市販のピザやナンを焼きましたが、魔法のようにおいしくなりました。
白州では他のクラフト作家さんとの交流もでき、イベントとしてとても楽しい2日間となりました。
クラフトフェア最終日の様子を小淵沢のJoeさんとランプスロッジさんがブログにアップしてくれています。
こちらもぜひご覧ください。
南八ヶ岳映像通信「森の中のクラフトフェア」
ランプスロッジダイアリー「連休日和」