おかみブログ
2007年6月21日

ペットと人間の暮らし

昨日娘が犬にかまれました。
といっても全然たいしたことないのですが。
知り合いの家の飼い犬で、とてもいい子で、おとなしい犬です。
娘は犬がちょっとこわいのですが、でもこの子については名前も覚えて、いい子だと知っているので、昨日は勇気を出して頭をなでてやろうとしました。
でもそのなで方がどうも、少し背後から近づくようなかんじだったようで、犬としてはビックリしたらしく、ふりはらった拍子に歯が娘の足にあたってしまったのです。
娘は「かんだ、かんだ」と大泣き。
痛いというより、びっくりしたのと、信じていた犬がそういう態度に出たことと、「かんだんじゃないよ」という親の言葉と、総合的に自分を否定されたみたいな気持になったんだと思います。
飼い主の方も心配して何度も謝ってくれました。
だけど・・・とうちに帰って反省。
私自身あまり犬の扱いが上手ではなく、やっぱり昔かまれた経験がトラウマになってコワイので、積極的に子供を動物に触れさせてこなかった結果、こんな初期の段階で娘にまでトラウマをつくってしまったんじゃないか。
そもそもペットってなんなんだろう。
動物と人間の距離感で、人間に遠い順に、野生→家畜→ペット→補助、介護犬。
ペット=愛玩 愛する玩具?
人間の子供は減っているのにペットは増えている・・・
動物のほうは人間を必要としているのか?
少なくとも人間はペットを必要としてきたし、ペットから得る精神的安心感とか生き物を慈しむ道徳感ははかりしれない。
・・・こんな調子でアタマで理屈っぽく悶々と考えていたら、こんなサイトをみつけてしまいました。
http://plaza.rakuten.co.jp/grace61/14000/
ペット非経験者の私の悩みをあおって、ものすごく腹がたってきました。
こんな世界になるなら、いっそペットなんかやめちゃえ!!
本当にペットを家族だと思って必要としている人たちに対していい迷惑だと思わないのか!!(思わないから捨てるんでしょうね)
それにしても、ペットにも流行り廃りがある?
工場生産のように無理な出産をさせられる?
安楽死じゃなく毒ガス苦痛死?
かたやいいエサを与えられ最新医療を受けられ死んだらお墓まで建ててもらっているペットがいるかと思えば、ただ玩具として「生産」され、売れ残ったら「廃棄」されるのもいる。ひどい格差社会。
こういうことはなくなることを願うばかりですが、もし今後もつづいてしまったら、子供にはおいおい知っていってもらうとして、今私にできることは、なでられる方の気持ちになって怖がらずに接していくことかな、と。
こんどそのお宅にいったら犬にちゃんと挨拶しようね、と娘と話しました。