おかみブログ
2008年5月14日

今は買ったほうが安いけど

家庭菜園を始めて、約3週間。
ヒマワリの種も植え、次は野菜に挑戦。
土作りをしっかり勉強しなきゃいけないんだろうけど、
「根っこが残ってても、光合成しなきゃいずれ枯れるから、あまり気にしなくていいよ」という
自然農派の人に言ってもらったのを頼みの綱に、
耕して多少堆肥をいれて、土作りはオシマイ!
こんなアバウトな農業でも、やっぱり耕したり畝作りをしたりするには労力がいるもんで、
雨続きで数日さぼっていた畑仕事を再会した今日、
すっかり腰にきてしまいました。
ただのホームセンターで買った苗だけど
畝をつくって支柱をたてるとそれなりにみえてきて自己満足です。
家庭菜園1
農家の人からレタス苗も分けてもらい、プランター栽培。
これは毎朝2〜3枚ずつ食べるのに、ちょうどいいのです。
きれいで観賞用にもぴったり。
家庭菜園2
先日ある人が言っていました。
「将来必ず食糧難が来る。
そのときのために自分所有の農地を持っておきたいんです。
だから農業資格をとりたい。
(ご承知のとおり、今の農地法は数反歩の耕作実績がなければ農業資格が得られず、農業従事者でない者は農地を所有することができない。戦後の農地解放から生まれた法律。)
子供や孫の逃げ場を作っておきたい。
日本の農業全体も心配だけど、まずこんな個人的な理由から
土地探しをしてるんです。」
こういう人が最近とても増えてきています。
都会ではすぐそばに物資がある。
それもきれいな盛り付け、照明、パッケージ付。
ほしいものが思いついたときに5分以内に買えて、全国・世界中のものが食べられる。
楽しくてついたくさん買ってしまう。
近くに土がないと、野菜ひとつ育てるのにどれだけ苦労するか、忘れてしまう。
田舎にいたって買ったほうが安いしおいしいものが手に入る。
(そう。結局私が腰を痛めながらこんなに苦労して育てたって、食べられるのは2ヶ月以上も先だし
おいしいかどうかの保障すらない)
日本が食糧難に陥らないように、日本の政府や商社やメーカーは一生懸命働いてくれて
なんとか海外から食糧を集めようとしてくれてる。
農家では作物を作っても儲からないどころか、続けていけないほど赤字になるから農地は放棄、
宅地転用して売ることがせめてもの退職金代わり。
個人的な理由で、と言ったその人は時代に逆行しているのか。
それとも先見の明があるのか・・・。
奥が深すぎて大変すぎて、遊びにしかなってない家庭菜園を体験しながら
やっぱりどこか他人事にしか思えない、食糧難問題です。