2008年6月24日
品川路地裏歩き
用事で品川に行きました。
ホテルとビジネスビルが立ち並ぶ喧騒から一歩路地裏に入ると、
石をふんだんに使った情緒ある道にめぐり合いました。
季節は梅雨。
石塀や石積みもしっとり、苔むした石に濃い緑の葉の影がうつり、とてもきれいです。
あたらしい道はコンクリートやタイルで敷設しちゃうけど、
やっぱり古くなって良さがでるのは、こういう素材だと思いました。
そんなに昔でないもので、斬新な使い方をしたものもありました。
これは焼き物(陶芸)の塀の下に安山岩(おそらく国内産の石、今は貴重な小松石あたり)の台を積んだもの。
これは薄桃色の砂岩を並べ、その間に竜の髭を植えたもの。
オリエンタルな感じがとてもよく出ています。
大谷石が朽ちかけていく中、成長を続ける植物。