おかみブログ
2008年6月16日

戌の日

二人目ができて、日曜日は戌の日でした。
妊娠5ヶ月目に入って最初の戌の日は、安産を祈願して腹帯をするものだそうです。
さらしをおなかに巻くというところまでするのは最近はあまりなくて、市販のガードルや腹巻を神社でお清めしてもらう程度。
うちも最初の子のときはうれしがって、両家の親が集まって、かの有名な身曾岐神社で盛大に戌の日のお祝いをしたものでしたが、
二人目ともなると、誰も気にしなくなって、とことん省略系で終わらせてしまいました。
まず、私一人で義父のお墓へ。
気はこころと、家に咲いていた花を数本摘みとって墓前にあげ、手を合わせるのみで勘弁してもらいました。
次に実家の石屋の近くの小さな神社へ。
こちらは現在道路の拡幅のため工事中です。
それでも一応お賽銭500円を奮発して、パンパンと手をたたいてきました。
メインは家族でのお食事。
いつもMooをかわいがってくれる山里料理の店「留羽」へ。
オーナーの出身地・和歌山の銘酒「羅生門」をはじめ、甲州、信州の地酒が置いてあります。
元寿司職人だったお父さん板さんのオリジナル、山菜握り寿司が名物メニューです。
でもこの日はコース料理をお願いしておきました。
酒が飲めないので、(夫はもともと飲まないので)、次の料理が出て来るまで、間が持ちません・・・
羅生門とさぞや、合うだろうなぁ、この肴は。などとうらめしそうに壁面を見ます。
留羽1
留羽で騒ぎ疲れた娘は家に戻るとさっそくお気に入りの毛布にくるまって、歯も磨かずゴロゴロしだしました。
あなただけが主役なのもあとわずかだよ、とひそかにほくそえんでおりましたら
「こMooちゃんが生まれたら、おおMooちゃん毛布あげる」
お。ちょっとだけ自覚がでてきたかな。