2006年11月11日
抽斗のある家具展
家具の工房YASUSHIさん個展が大泉の詩游館ギャラリーで今日から開催しています。
セルクルさんネタでもご紹介した、私の大好きな作家さんの一人です。
今朝、通勤途中のギャラリー近くの交差点で、YASUSHIさんが娘さんと案内看板を設置しているところをみつけました。
「そういえば今日からだった。」
運転中は前しか見ないと有名な私が、しかもいつものようにマッハ○十キロのスピードで飛ばしていたさなかでも、ちゃんと確認することができたのですから、これはもうウンメイでしょう。(なにを大げさな)
ということで、さっそくお邪魔してきました。
今回のテーマは抽斗(ひきだし)。
この人の持ち味は洗練された美しいカーブをさりげなく取り入れた、でも素材感はシンプルなもの。
木目の美しさを引き出すのも上手く、私は今回はカバの特徴をなんとなく覚えました。
それから木組みの部分の色の濃淡が特徴的です。
蟻組みというらしいですが、「アーメン」するときに組む手のように接合部をいくつもの凹凸をつけて組むことによって、オイルを塗ったとき飛び出した部分が自然に濃い色になるとのことで、まるで木を変えたかのようなデザイン性が表現できているのです。
コンソールやサイドテーブルなど、ため息の出るようなものばかり。
さわやかな秋晴れのようなYASUSHIさんの笑顔もステキです。
北杜市大泉町 ロッジ詩游館内ギャラリーにて
11月19日(日)まで
工房YASUSHIさんHPはこちら→http://www1.ttcn.ne.jp/~kobo-yasushi/