おかみブログ
2006年5月17日

春風邪のワルツ

かれこれ1ヶ月近く風邪が続いています。
娘が保育園でもらってきたのが元凶のようで、夫も娘も比較的長くぐじゅぐじゅいっていましたが、私が一番重症。
一番こまったのは声です。
微熱と喉の痛みが来たと思って医者に行き、長引くと困るからと注射を打ってもらいました。
それから2、3日後、全く声が出なくなりました。
10日間、新宿2丁目のママさん声が続いています。
発声機能消滅に加え、結核のような咳が出るのですからたまったものではありません。しまいには吐きそうです。
少し声がでるようになった時点で再び喉の腫れが出て唾液を飲み込むのすらつらくなってきました。
自慢じゃぁありませんが、私は健康だけがとりえです。
3週間も風邪が続いたことなど前代未聞。
はて、なぜこんなに続くのか。
1.風邪ウイルスが通常より強い
年々ウイルスは強くなっているといいます。効き目のある薬が出ることで強いのだけが生き残って、その強さに磨きをかけるのです。保育園で感染したのが元のようですが、そもそも強いから感染しやすい。抵抗力のない子どもなどすぐひっかかって、家に持ち帰ります。なぜか子どもはすぐ治りますが、大人は受け皿が大きいのか無理してしまうのか、ウイルスをどんどん培養させてより強いものへと育ててしまいます。・・・と考えます。
2.薬で症状をおさえこむ
今回は5種類もの薬をもらいました。4日分で1050円。安いと見るべきなのでしょう。よく「病気が改善しなければ他の病院にも行くといい」などといいますが、風邪に関してはどこのお医者も同じです。そもそも風邪薬なんてものは症状を抑えて体を楽にするだけで、病原菌を殺すわけではありません。処方してもらって初めてもらえる抗生物質は病原菌を抑える魔法の薬ですが、なくすわけではない。つまり風邪ウイルスは自分で治すしかないのに、薬に頼って楽になったからといって怠けていてはいけないということです。その証拠に、今回みたいに強い奴相手だと、薬が切れたとたんまた症状が現れる。どうやら初期の段階で注射なんて強い薬を投与したのがいけなかったらしく、症状さんはびっくりしてあたふたしてしまい、閉じ込められたところから無理やり出ようとする。結果、体は元気だけど声が出ない、咳が続く、なんてことになってしまった・・・・と考えます。
というわけで、改めて復習しなきゃいけないことは
1.病原体を減らす
  うがいをして少しでも外に出す、新しい菌をよせつけない
2.自然治癒力を高める
  マクロビオティックに傾倒している同僚いわく、「小豆煮食べると抵抗力つくんだって。ただし30回かんで、唾液の味しかしなくなってからのみこまなきゃいけないの。」玄米も同じだそうです。そういえば玄米最近食べてないな。
3.体を休める
  病気との闘いに専念させるため、よく寝て暖かくする。薬の中には眠くなる成分が含まれていて、このあいだも運転中異様に眠くなってよろよろしながら運転していました。まるで「春風邪のワルツ」。田舎なので大事には至りませんが、後ろの車あやしがってただろうなぁ。危ない危ない。要は薬飲んで早く寝ろってことね。
苦しい思いをして得た結論。
風邪の治療は「基本の基本」に立ち返ること。
ブログランキングに登録しました。
押してくださると励みになります。
ベスト10入り!ありがとう!